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法術装甲隊ダグフェロン 永遠に続く世紀末の国で 節分と『特殊な部隊』  作者: 橋本 直
第四十三章 突然クライマックスにする

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第179話 伏線回収の場面

『へー、あの設定がこう生きてくるのか。描いててどこで使うのか不思議だったんだけど……なるほどねえ……でもこれをどうやって倒すの?アメリアさんそこまで考えてますか?』 


 興味深げに誠はより機械的なキャラと言うことでアメリアに頼まれたデザインの巨大化した機械魔女メイリーン将軍こと渡辺リン大尉の姿を見つめた。


「これは最後の切り札だが、それを使わせた貴様等には敬意を表するぞ!」 


 巨大になった分良く響く声でリンが叫んだ。そのギリギリの衣装はどう見ても子供の鑑賞に堪えるものには見えなかったが、後で新藤が修正するのだろうと誠は自分に言い聞かせた。


「巨大化魔法を使うか……。あの魔法はを使えばゆくゆくは自滅するというのに」 


 そう言ってかなめはこぶしを握り締めた。


「自滅?それはどういうこと?」 


 サラがかなめことキャプテンシルバーを見上げた。


「ああ、我々機械魔女の体の構成を魔法で組み替えることで巨大化する術だ。だが、これを使えば元には戻れないだけではなく、そのまま魔術に飲み込まれ人格さえ破壊されることになる。まさに禁断の秘儀だ」 


 そう言ったかなめの視線の先でリンは意味も無く山を崩して暴れまわった。


『誠ちゃん出番よ!ここからの台本を表示するから』 


 アメリアが淡々とそう言うと画面の下に文字列が流れ始めた。


『無茶ですよ!こんなのすぐ……』 


 媚を売るようなアメリアの声に頭を抱えながら誠は自分の出番である場面へと画面を切り替えた。


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