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退魔師はただいま青春中です  作者: 花厳 憂(佐々木)
第3章:北海道支部編-1
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No.49「正退魔師認定試験:前編」

「これより、公開戦闘技術正退魔師認定試験を開催します! これで訓練生から正退魔師に昇格できるか、訓練生からのやり直しか、または退職願も受け付けております!」


 軽く後輩を威圧する人外対策局通信情報専門部(C I S)部長、織原(おりはら)(しおり)がアナウンスを務める。毒気のない純粋そうな顔をしているが、人の上に立つ幹部らしく腹黒(たくまし)さはしっかりと健在だった。


「各部署のトップも観戦しているので、どうしてもあの人材が欲しいと希望する場合は、スカウトなんて事もあります。それでは人外対策局研究所、通称LABOの卜部(うらべ)針裏(しんり)所長からコメントをいただきたいと思います!」


「まさかの僕ちゃん? そうっスねぇ、副署長の島村(しまむら)健太(けんた)が真面目すぎてうるさい部署ですが、どうぞよろしく〜」


「……そうではなく、適性のある人や部署の雰囲気を教えていただかないと何の参考にもなりませんよ」


「健太がうるさい。変人が多め。適性のある人は凝り性な人とか? 学者気質の人が向いてるんじゃない?」


 人外対策局の所属希望者を募るために、宣伝活動の一環としてテレビ中継もされている今回の正退魔師認定試験。全国に放送されるという事だけありかなりの緊張感があるが、もちろんその枠にはまらない針裏のような人間もいた。


「では今回の企画を担当した新設の部署、人外対策局広報部、通称メディアの部長である(むろ)貞春(さだはる)さんに今回の企画について伺ってみましょう!」


「はい。現在、人外対策局では所属希望者を募っております。これにより、少しでも知ってもらい、希望者が増えればと思い企画しました。協力してくださった方々にっ……」


 言葉の途中、突然大きく息を吸い込んだ。怪訝な面持ちで室の方を見やると、次の瞬間にはおじさんくさいくしゃみを盛大にした。


「あいやー、すみません。どうもアレルギー性鼻炎が酷くって」


 格好のつかない事態に、織原の目が冷めたものになる。しかし誤魔化すように貼り付けられたような笑みで進行を続けた。


「それでは龍崎(りゅうざき)副局長と白砂(しらすな)副局長から、仮編成右京隊と実子隊に一言ずつお願いします」


「頑張れの一言に尽きるね」


「三ヶ月でどれほど成長できたのかが見ものだな」


 龍崎も白砂も本当に一言ずつで終わり、次に観戦席の中央、つまり織原の隣にいる人外対策局日本本部局長の(にのまえ)にコメントを求めた。


「優秀な人材発掘のため、テレビをご覧の貴方も興味がありましたら是非ご応募ください。私達と一緒に平和のために戦いましょう。さあ、レッツ退魔」


 このセリフはテレビ局側が用意したもので、もの凄い棒読みな上、局長のアイデンティティを揺るがすものだった。葛藤の末、これは仕事だと割り切り腹を括ったが、彼の根底にある何かに自制され、精悍な顔立ちがいつにも増して威圧的で、殺気だった雰囲気で座っていた。


 その頃、SNSでは顔が怖いという投稿が数多くされていた。その投稿はリアルタイムで観戦室の大画面やテレビ画面に表示されるため、CISでは投稿を選びながら画面に表示していた。


「ぶふぉあっ、れ、れ、れ、レッツ……レッツ退魔ってっ! にゃははははははッ!!」


 SNS対策室室長の猫瀬(ねこせ)(すず)は、肩を震わせながらオブラートに包まれないままの国民の率直な感想を読んでいた。


「わ、笑っちゃダメだけどマジでうける……! んにゃはははっ!」


「ここに局長がいないからって笑っちゃダメですよ……。壁に耳あり障子に目ありって言いますし。特にここの部署はダイレクトにそうなんですから、真面目に仕事してください」


「わーかってるよぅ、木村君は真面目だなぁ。でも幹部揃いのあの画面に送れる投稿が見つからにゃーい。これ全国で流れてるんでしょ。むしろウケ狙いで局長の顔が怖いって流す?」


「絶対にやめてください。この組織にいられなくなります」


「ちぇー、つまんにゃいのー。そこはさあ、ノリで――――」


 回転椅子で暇を紛らわそうとした時、回転させようと振り回した鈴の手が偶然にもエンターキーに触れる。次の瞬間、CISの大画面には悪ふざけで見ていた投稿が流れていた。


「……あ、やっちった」


 それは全国の家庭のテレビでも同じ事だった。もちろん幹部揃いの観戦室でもだ。鈴は苦笑を浮かべるだけだが、部下の木村は青ざめた顔で立ち上がる。


「んな、な、何やってんですか馬鹿室長! やっちったじゃないですっ! 本当にノリでやっちゃってどうするんですかぁ!」


「……過ぎてしまった事はしょうがない! さあ、レッツ切り替え!」


「開き直らないでください! リアルタイムです、生放送です、全然過ぎてませぇん!」


 その頃、観戦室では空気が凍りついていた。それを予想し、とある施設の控え室で盛大に吹き出す右京。


「あはは、何やってんの鈴ちゃん! わあ〜俺その場にいなくてよかった」


 苦笑を浮かべる仮編成右京隊と、仮編成実子隊の隊長含む十三名。訓練生の十一人はいつもの学生服姿だ。ちなみに以前通っていた学校にとっては良いPR材料になっており、現時点で倍率は去年の倍以上になるだろうと予測されている。


『この試験はソロで戦う事が義務付けられ、それ以外はなんでもありの波乱な展開が予想されます! 今回使用する刀剣類の刃と銃弾は全てホログラムでできているので、一切の肉体への殺傷能力はありせん。ですが致命傷を負えば強制退室となり、控え室へ自動的に送還される仕組みとなっております。最後の一人になるまで続くこの戦い、一秒たりとも目が離せません! テレビの前の皆さん、是非人外対策局というタグをつけてSNSサイトに投稿してください。テレビ画面に貴方の投稿が流れるかもしれませんよ!』


 清楚でしっかり者のイメージのある織原だが、実況には熱がこもっていた。画面越しに見る幹部の面々は様々な表情をしている。名前も所属も知らない初めて見る人もいるが、誰も彼もがおよそ取っ付きにくそうな印象だった。


 そしてここは控え室。試験を控える訓練生の前には二人の隊長がいた。


「そんじゃ頑張ってね! 君達なら全員正退魔師になれるよ。希望部署に配属されるかは分からないけどね、あははは」


「大丈夫だ、斬られても刺されても撃たれても死なない。いつもが本番で今日がお遊びだと思えばいい。試験なんて名ばかりの広報活動。もちろん合否も出るが落ちたところで笑い者にされるくらいだ。安心しろ」


 どうしてこの二人は本番直前で脅してくるのか、鬼畜だとしか思えなかった。乾いた笑い声を漏らし、それぞれが武器を持つ。いくらでも持つ事を許されてはいるが、重さは戦いでは不利なため、多くても二つがいいところだった。


『ドーム型訓練施設からの中継はドローンでお送りします! ちなみにこの施設は、よく大きさの比較に用いられる某ドーム三個分の広さとなっており、高さはビルの十階程まであります。現在ご覧いただいている景色もホログラムでできており、実態は街中を模した白い建物群です! 実際はないガラスも、質感をそのまま表現されており、割れると音とホログラムで割れた事が表現されます。現実に近い仮想空間。衝撃も伝わるように工夫がされており、これを開発した研究所(LABO)のプロジェクトチームの技術力の高さがうかがえます!』


「へー、すげぇ」


 信太が心の声をそのまま吐露し、他のメンバーもそれに頷く。今回から使われるこの施設の完成度に感心しつつ、控え室から仮想空間ゾーンへ入場する。そのゾーンでは外の音や情報の一切が遮断されている。しかし全国放送のテレビで無様な姿は見せたくないものだった。気を引き締めるが、不安も心の中にある。


 スタート地点はこの空間の中央にある大きな噴水公園。秋の彩りが鮮やかな風景に、青空の染みた噴水の水飛沫が映える。右京と実子も共に入場し、開始の合図を担当した。


「よーい……」


 ブレのないまっすぐな右京の声が響き、実子の持つピストルが鳴る。施設には仮想の人の生活音こそするものの、それ以外の音は無い。実況する声は試験の妨げになる事から施設内に流されないが、織原の渾身の実況は続いていた。


『今、両隊の隊長によって開始宣言がされました! 四方八方に散って行く十一名。画面右下に表示されているカウントダウンは、距離をとるまでの攻撃禁止時間です。十から始まり〇をもって彼らの戦いが始まります。現在残り三秒! 彼らはどんな戦いを見せてくれるのでしょうか!』


『わあ、あの空のホロ歪んでない? 直したはずなのにまだあったか〜。なんか納得いかないっスね。中断してくれない?』


『無理言わないでください。もう始まってますから……』


 針裏が目の前の小型モニターに食いついている。不服そうな顔で画面を弾き、回転椅子をぐるぐると足で回した。隣の織原と室は迷惑そうな顔をする。


 制御装置(リミッター)のカウント表示が「0」になったと同時に、一発の銃声が響いた。その方角へほぼ反射的に振り返る。しかし入り組んだビル街の裏路地からは見えない。


「誰が誰を撃ったんだろう」


 その疑問への答えはすぐに返ってくる。制御装置(リミッター)から浮かび上がるホログラムの画面には、


黒崎(くろさき)直樹(なおき):退室〕


 と表示されており、その横には直樹を伸した人物、雪村(ゆきむら)(ぎん)の名が載っていた。


「……流石忍者。瞬殺、暗殺、容赦がない! やっぱり訓練生の内に諜報部にヘッドハンティングされるだけはあるなぁ。一発で退室って事は、致命傷……つまり頭か心臓を撃ち抜かれたって事? 射撃が正確すぎるよ……。私もこんな悠長にしてられないや」


「――そうだよティア。今僕達は敵同士なんだから……背は向けちゃ駄目だよ」


 ティアの背後には、銃を構える佐久兎がいた。だが、それを認知しながらも彼女は振り返らずにいる。


「そうだね」


 次の瞬間、鋭い音が鳴り響き、その一秒後、彼の体からは青白い光が天へ向かって消えていく。


「……え? え、えええぇぇっ?!」


 素っ頓狂な声を佐久兎が上げる。


「背中を向けていいのは仲間だけ。銃口を向けていいのは……敵だけだよ」


 そう発言した彼女の胴体と腕のわずかな隙間からは、キラリと光る銃口が見えた。思わぬ不意打ちを食らった佐久兎は、鳩が豆鉄砲を食らったような顔で姿を消していく。敵には容赦がないティアの姿に、寮のテレビの前の八千草は八雲を思い浮かべた。


 ――死ぬわけじゃないからって、この非情さはすごいわ。流石八雲さんの妹……大物の予感。


『ここで高園(たかぞの)佐久兎(さくと)隊員の心臓に一発! ティア隊員の冷酷無比で正確な射撃。見ずに撃てるなんて後ろに目が付いているのではないでしょうか?! 致命傷を負った佐久兎隊員は退室です! おっと……こちらは(あらた)隊員と信太隊員です! 場所は森林公園ですね。両者刀を握り、間合いを測っています』


「……右京隊の仲間に当たるよりは良かったかもな」


「まあそうかもね。銀やティアちゃんみたいに、サバサバでバッサリ割り切る事はちと俺にはキツイからなぁ」


「オレも!」


 信太から斬りかかる。新はそれを受け止め、二人の刀からは鋭い音が発せられる。ジリジリと震えながら鳴る音の長さは、両者共に腕力が同じ事を表す。


「へへっ、新ってそんな戦わない派かなって思ったけどそうでもないのな!」


「研究所希望するほどには体を動かすのは好きじゃないんだけど、もしここで手を抜いて落ちたら意味がないからね!」


「だからオレも全力! 絶対に退魔師になるんだ」


 刀を弾き返し、再度斬り合いが始まる。攻める信太に新は防戦一方だった。しかし転機が訪れる。不用心な信太が地面の不思議な印を踏んだ時、その賭けは九割成功したと言っても過言ではなかった。


「真っ直ぐすぎる君は、足元を見る事なんて少ないんだろうね。けどそれじゃあ……足元をすくわれるよ?」


 爽やかな新の笑顔には勝利の確信があった。半径三メートルの円上には更に六つの魔法陣が描かれており、それを結ぶと六芒等星ができる。その中心で信太は身動きが取れなくなっていた。足は鈍く発光する光に包まれ、棒のように動かなくなり、胴体や腕が動かせたところでこの円の中からは出られないでいた。


「うわっ、気がつかなかった……!」


「何のために森林の中にいたかって、勘付かれずに敵を魔法陣の中におびき寄せるためだよ。防御しかできずに押されているように見せかけて誘導していたんだ。さあ、俺の勝ちだ。観念して……」


 新の言葉の途中に銃声が鳴り響く。その音源は信太の右手に握られていた。魔法陣を構成する内の一つを撃つと、魔法陣による身体の拘束力は一瞬にして消え去った。もはや子供の落書き程度の価値になってしまったそれを、新はただ呆然と眺めた。


「お、取れた。銃なんてこの先使わないだろうなとか思ってたけど、結構使えるな! って事で負けらんねぇから、観念なんてしないぜ!」


「とんだ誤算だったよ。まさか銃を使って、しかも魔法陣を壊すという機転が利くなんて」


「ああ、魔法陣の模様崩しちゃったから解けたのか! 新を狙ったつもりで外しちゃったのに、オレって結構ラッキー?!」


 信太の言葉に、呆然の次は愕然とする。敵の失敗により敗れるのかと思うと、どうも情けなくなった。しかし諦めるにはまだ早い。負けが九割決まったとしても、一割のために戦うのが義務だ。

 新の頬からは汗が滴り落ちる。それが地面に着いた時、二人の戦いに決着も着いた。目にも留まらぬ速さで二人の位置が入れ替わり、突風が過ぎ去った頃には、新が膝から崩れ落ちたのだ。


 斬られた箇所からはパラパラと四角い光が現れては消えていく。そのまま光の粒子と共に姿を消し、彼の体は控え室に転送された。残った刀は草の上に落ち、たおやかな花の茎をへし折った。


佐渡(さわたり)(あらた)隊員退室! 見事信太隊員が討ち取りました。他の隊員達は現在、硬直状態が続いており動きがありません。なので、ここで控え室にいる両隊の隊長と、早くもやられてしまった三人へインタビューをしましょう!』


 画面が切り替わり、控え室の五人が映る。


『はーい、こちら控え室の右京です。では一番に退室してきちゃった実子隊の直樹隊員、今回の戦闘はどうでした?』


『おい、もっと言い方というものがあるだろう。実質開始一秒ともたなかった実子隊の直樹隊員、と言う方が優しい』


 どこが優しいのかを問いただしたいところだが、これ以上追求すれば更にメンタル崩壊へのカウントダウンが早まりそうだったので、直樹は即答した。


『どうもこうも背後から一発。気づけばここにいました。……かっこ悪すぎる……許さねぇぞ銀! 忍者の末裔だかなんだか知らねぇけど、もうあれはほぼ暗殺じゃんかよ!』


 途中からは個人的な恨みを口にする。テレビだという事を気にし、過激な発言をさせないために右京は間髪入れずに次へ振る。


『はーい、では次に佐久兎隊員!』


『はっ、はい! た、戦う相手を間違えました。瞬殺されました……はい。普段は味方なので優しいけど、敵になると容赦がないですね……』


『あはは、まさか俺も一発で仕留めてくるとは思わなかったなぁ。じゃあ新隊員!』


『なめてかかると痛い目みますね。いや〜、いい作戦だと思ったんだけどなぁ。いますよねえ、強運持ってる良い意味での馬鹿って!』


『まさか術を使ってくるとは思いませんでした! 確かにいい作戦だったと思います』


『ありがとうございます。次の機会があれば、今度はもっと強力で手の先まで身動きの取れないものを用意します!』


『今度は恐らく一生来ないけど、爽やかに悔しがってるね! それが逆に怖いね! じゃあ実子隊長はどうですか?』


『控え室からの中継で、何故右京が司会になっているのかが解せない』


『文句は無し無し〜! まあこんな感じです!』


 適当に右京がインタビューを終え、映像は観戦室に戻った。更に冷めた織原の視線が、テレビを通して数秒間全国のテレビの前の視聴者に突き刺さる。それはもはや放送事故だ。


 ――もっとましなコメントをできる人はいないのかしら。サービス精神のある広報向きの人材も育成すべきね。


『えー、失礼しました! ……おっと、朱里隊員が動き出したようですね』


 今まで民家に身を隠していたが、近くで戦闘があったために、朱里は屋外へ出て新たな隠れ家を探していた。


「朱里は戦闘向きじゃないのに。当たる相手によっては直樹みたいに即死ね。いや、死にゃしないけどさぁ……不利だわぁ」


 不満を漏らしながら勝算の低さに舌打ちをする。巫女の血統である彼女は霊力勝負の戦いでは決して弱い訳ではないのだが、何せ誰にもオプションがついている。対人戦の場合は、人外を相手にする時よりも顕著に武器の扱いの方が重要になるのだ。


「だいたいなんで退魔師から離れようとするのに、退魔師の技術で測られなきゃなんないのよ。退魔師資格取っても、退魔師として働かないなら要らなくなぁい?!」


 返事が返ってくるはずのなかった朱里の独り言。しかし投げたボールは返ってきて、会話はキャッチボールとして成立した。


「……当たり前じゃない。人外対策局で訓練生以上になるって事は、退魔師資格を有し、いついかなる時も退魔師として人を救う事ができなければならないんだから。ブツブツ訳分んない事言ってないで、目の前の敵に専念しなさいよね」


 朱里は口元に笑みを浮かべる。言われた通りに目の前を見据えた。


「文句は言いたいだけ言わせてもらうけどねぇ。とにかく勝つのは朱里だけど」


「寝言は寝てから言ってよね。まあ起きたまままともな事一つでも言えるのなら、それに越した事はないけどね」


「ナメくさってんじゃねーよ、って感じぃ」


 そう言い返し、立てた親指を下に向けて舌を出す。すると愛花は「上等じゃん」と吐き捨てた。

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