↳ 解体心緒 そのいち
読書したすぐあとと、少し時間を置いてからの作品の心に残ったものは違うのだろうと思います。読み終わった直後は興奮冷めやらずであれやこれやと欲張りになっているものでありますが、「本当に描きたいもの」というのは意外と静かなものではないでしょうか……と言っても感じ方は人それぞれなので、自分の感んじたことを描くだけであります。
はいっ!
木。そしてひっくり返す。
ひっくり返したそこにポチポチ付け足します。
安寿と厨子王が覚悟を決め、そして二人の繫がりとはどこだろうかと考えたら浮かんできました。ここかな、と。
次に、色を足していきます。檸檬絵郎さんのお話は色彩が豊かでありますね。読んでおりますと鮮やかで辺りを見渡したくなる。で、その中から印象に残っております色を塗る――
細かくレイヤーを分けて、まあ、波紋なのですが、あとで修正しやすいようにしときます。何とかお話の中の雰囲気を表せたらなあと思うのですが難しいでありますね。
ちょっと不穏なようでありつつ、不思議であり、ハッとするような……そんな感じです。
そして、メインとなりますアイテムを描く!
下絵です。
次回は、どうしてこの形にしたのか、ぷらす――妄想が暴走気味だけれど読書の醍醐味(?)を書けたらいいなと思います。是非、「自分ならあんなこんな風な感じを想像するわ」と私が何を描こうとしているのか、物語を読んで探してみて下さい。アレです。
続く...




