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第59話 衝撃の事実過ぎるだろっ!

突然、現れた一矢の父、一志!

彼は一体、何の為に一矢達の前に現れたのか!?

おっ、親父!!」

「ひっ、ヒトヤン様!?」


「誰が『ヒトヤン様』や!? ってかルイルイ、久しぶりやなぁ~。元気そうで何よりやわ。それにしても相変わらず美人さんやなぁ~、お前いくつになったんや?」


「(ポッ…) えっ!? あぁ…もう早いもので二十六になったわ」


「え―――っ!? もうそんな歳になったんかいなっ!? 時の経つのはホンマ早いなぁ~」


「ところで親父! 何で親父が学校に居るんだ!? 今日は京都に出張だったろ!?」


「あぁ、そうやで。『今日は京』に出張…プッ、お前おもろいダジャレを言うな~!」


「だっ、誰もダジャレなんか言ってねぇよっ!!」


「あっそうか。まぁそんな事はどうでもエエねん」


「どうでも良いのは分かってるよ! だから何で学校に居るんだよっ!?」


 でも親父が来てくれたお陰で何とか美代部長も倒れなくて済みそうだし、舞奈も泣いて家に帰らなくても済みそうだぞ……


「俺が学校に来たんは勿論、ルイルイに用があって来たんやけどな」


「えっ?私に用事!? もしかしたら奥さんと別れて私と結婚してくれるの!?」


「あっ、アホかっ! 俺がアイツと別れる訳ないやろっ! 俺はアイツを心の底から愛してんねんで!」


 いっ、いきなり『おのろけ』かよっ!?

 良い歳してやめてくれよ、親父っ!!


「俺の『ボケ』に抜群の突っ込みできるんは、この世にアイツしかおらんしなっ!」


 そっ、そっち~!?


 もしかして、母さんの『突っ込み』を愛してるんじゃねぇだろうなっ!?


「まぁ、そんな事はどうでも良いんだが……」


 どうでも良い事、多すぎるぞっ親父!!


「そろそろ本題に入るけど、俺は新幹線の中で暇やからテレビを観ようとしたんや。ほんなら、たまたま『朝の占い』のコーナーやっててな…」


「おっ、親父もアレを観たのか!?」


「あぁ、観たで~、なんか『うさん臭い』占いやったなぁ。それに後半あたりから、どうも身近にいてるもんの事を言ってる様に聞こえてきたんや。この前うちでみんなと話してて、何となくそれぞれの性格は理解したからな」


 さ、さすが親父だな。

 あの夜の会話だけでみんなの性格が分かるんだからな!


 ん? いやっ待てよ?

 あの濃いキャラ集団なら誰でも分かるよな!


「そんで、特に蟹座と蠍座が気になったんや。他のもんの星座は知らんけど唯一、この二つの星座には心当たりがあるからな。そうや! 蟹座はルイルイ、そして蠍座は一矢の星座やからな!」


「ひっ...ヒトヤン様、私の星座を覚えてくれてたのね!?」


「そら、嫌でも覚えるわっ! お前冬になったらよう言うてたやん! 『私、蟹座だからカニ食べたい』ってな~。まぁ、それはそれでおもろかったけどな」


 ルイルイもメチャクチャ強引な奴だなっ!


「それで俺は『ピーン』ってきたんや。そんで直ぐに俺はある知り合い数名に連絡をとったんや! 『アーカイ部』みんな知ってるやろ?」


「『アーカイ部』! あぁ、勿論知ってるぜ! モブオが入部している部活だからなっ!!」


「お~そうなんや!? あの『ブオブオ』が『アーカイ部』に入っとるんかいな? それは実におもろいな」


 おっ...親父もモブオの事を『ブオブオ』って呼んでたのかよ!?

 マジでルイルイが親父の事を憧れているのがよく分かったぜっ!!


「ルイルイ。お前はここ数年、同年代や後輩の『元アーカイ部』の連中達とコンタクトをとって色々と情報を収集していたらしいやん?」


「えっ!? な、何でそれを…」


「ルイルイ、よう考えたら分かる事やん。お前に協力してる『元アーカイ部』の連中の就職先の上司もほとんどが俺の同年代の『元アーカイ部』の連中って事になっ!!」


「!!!!」


「ルイルイ…俺が何を言おうとしてるか分かるやろ? 俺は行きの新幹線の中から直ぐに『元アーカイ部』で今は『大手探偵事務所』を経営している奴に連絡をしてルイルイ...『久地川瑠衣』の事を調べてもらったんや」


「・・・・・・」


「えっ!? ルイルイの事を調べただって!?」


「あぁ、そうや。そして『元アーカイ部』の実力はホンマ大したもんやわ! 俺が京都で昼飯食べてる時にはもうすでにルイルイの事は調べ終わってたわ。そんで内容を聞いた俺は驚いたけど納得したんや。そんで今日、ルイルイが一矢にプロポーズするっちゅう事が分かったから、昼からの仕事をキャンセルして慌てて新幹線に飛び乗って帰って来たっちゅう訳や!」


「えっ!? ルイルイが俺にプロポーズする事が分かったのかっ!? そ...それは凄過ぎないかっ!?」


「あぁ、よう分かったで。メチャメチャ簡単な話やねんけどな」


「そ...そうなのか!?」


「そっ...そうなんですかっ!?」


 ビックリした―――っ!!


 『アワアワ』言ってた美代部長が急に息を吹き返したぞっ!!


「お~、ミヨミヨ、復活したんかいな。さすが『ネガティ部部長』やな! そうや。ルイルイの『謎』が解けたんや」


「グスン…おじ様、私も早くルイルイの『謎』が知りたいです……グスン……」


 おっ!?


 舞奈も少し元気を取り戻したみたいだな……


「私も知りたいです!!」

「わ、私も……」

「ぼっ、僕も知りたいです!!」


 せっ、先輩達も少し落ち着いたみたいだっ!!

 はぁ...良かったぜ...



 クルッ……


 あっ!?


 ルイルイが後ろを向いたぞっ!!


 これは何の事かはよく分からないけど、親父に観念したって事かっ!?



「ルイルイ…お前はアイドルを引退してからアルバイトを転々としてたみたいやけど、ある時に、ある人物に弟子入りしているよな? そんで、そこで修行して数年前に『元アイドル』だったコネを使ってテレビ業界のプロデューサーに売り込み、とある番組の『レギュラー』をゲットしたんやろ?」


「えっ!? テレビ番組のレギュラーだって!?」


「あぁ、そうや」


「俺達が知ってる番組なのかっ!?」


「あぁ、よう知ってる番組や~。色んな意味でお前達はお世話になっとるわ!」


「え―――っ!? そうなのかっ!? 全然分からないぞっ!!」


「まぁ、分かりにくいわな。本人は常に顔を隠しとるからな…」


「へっ? 顔を隠してる? 覆面レスラーか何かか?」


「アホか! 何で覆面レスラーやねん! まぁ今のもおもろかったけどな!」


「ち...違うのか!?」


「ちゃうわっ!! お前等が毎朝かどうかは分からんが、たまに観てるやつや! そして今朝は全員観てるやつや!!」


「・・・・・・!!!!」


「まっ...まさかっ!?」


「そうや。そのまさかや! それがルイルイの本業…そう、ルイルイの本業は…」


「本業は……」



「朝のテレビ番組『占いコーナー』の占い師『イル姫』や―――っ!!」 



 なっ、なっ、なっ、何だと―――――――――――――――――――――っ!!??


 衝撃の事実過ぎて今度は俺が『アワアワ』って言いながら倒れそうだぜ――っ!!!!

お読み頂きありがとうございます。

やっとこの事実を書けました!ここまで来るのに59話もかかるなんて思っていませんでしたわ(笑)

でもようやくルイルイの謎を書けたのでホッとしています。


さぁ次回は『ルイルイ編』?のまとめになりますかね。そして『新章』へ続くのか続かないのか?

次回もどうぞお楽しみにしてください!

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