第121話 四大茶部総会無事に?閉幕だな!(挿絵有り)
色んなキャラが入り混じっての『四大茶部総会』
こんな連中でまとまるのか?
【ネガティ部 部室にて】
「暇だねぇ……」
「そうね、暇ね……」
「一矢達、どうしてるかなぁ……? 他の部の『部長さん達』ってどんな人達なんだろう?」
「『四大茶部総会』って名前だけ聞けば凄いけど、結局『生徒会の監視』以外は何をやっているのかしら……?」
「フフフ……。お前達は『あの三人』がいなければ何も出来ない『クズ共』だな」
「ほっ…ほっといてよ、ルイルイ!! 顧問らしい事を全然やらないアナタにだけは言われたくないわ!!」
「ほぉぉ、テルテルも言う様になったじゃないか。『成長』したな……まぁ、身体は全然『成長』していないがな!! ワッハッハッハッハ!!」
「うっ…うるさいわね!!」
じーーーっ……
「しっ…子龍、アンタ何、人の身体をじーっと見てるのよ!? そして両隣の舞奈ちゃんと紅伊奈ちゃんと私とを見比べるような事、しないでくれる!?」
「べ…べ…別に僕はテルマの『胸』と他の二人の『胸』を見比べてる訳じゃ無いからねっ!!」
「アンタ、『胸』を見てたの!?」
「テルマ先輩、私が先輩の代わりに子龍先輩を『ボコボコ』にしましょうか?」
「舞奈、私もお手伝いするわ……」
「なっ…何を言ってるんだ、二人共!? 僕はもう『ボコられキャラ』になるのはコリゴリだよ!!」
「ワッハッハッハッハ!! 本当にお前達は面白い奴等だな!!」
ガラッ…ガラガラッ
!!??
「こんにちは、皆さん……」
「 「 「 がっ…学園長!!??」 」 」
「『タイタイ学園長』、一体どうしたんだ? こんなところに来るなんて......」
「ルイルイ、『ネガティ部顧問』らしく頑張っているみたいだね。僕は嬉しいよ……。それに僕は『元ネガティ部 部員』だからね。だから別に部室に顔を出しても不思議ではないだろう?」
「学園長!! ルイルイは全然『顧問』頑張ってませんから!! 『クビ』にされた方が良いと思います!!」
「オイオイ、テルテル……。それは言い過ぎだろう……。私もお前達の知らないところで……いや、まぁいいか……」
「ハハハハ……。『ネガティ部』はやはり面白いね。この部を『ヒトヤン』と一緒に創って良かったよ。それに君達のお陰で『四大茶部』も存続出来たしね……」
「あっ、学園長……。もしよろしければ当時のお話を聞かせてもらえませんか? 私、一矢…いえ、布津野君のお父さん達が『ネガティ部』を創られた頃の事が知りたいんです」
「そっ…そうだね、舞奈ちゃん……。ちょうど『暇つぶし』にもなるしね……」
ボコッ バコッ バシンッ
「いっ…イテ―――ッ!!」
「余計な事を言わないでください、子龍先輩。殴りますよ……?」
「くっ…紅伊奈ちゃん!! 殴ってから『殴りますよ』はないでしょ!?」
「ハハハハ……。そうだね。せっかくだし君達に当時の事をお話しようかな。それとルイルイと出会った頃の話もついでにしようかな……」
「タイタイ学園長!! 私の事まで言う必要はないだろっ!!」
【四大茶部総会会場】
「という事で、来月からこの学園の『生徒会長』はここにいる『和久塁 聖香君』に引き継いでもらう事になる。各部の『新部長』及び『新副部長』はよろしく頼むよ……」
「『学園の聖女様』をイジメる奴はぁぁ、この『新副会長』の仙道様が許さないからねぇぇぇっ!!」
「せ…仙道さん。せ…『聖女様』って呼び方はやめてくれませんか? とても恥ずかしいので……。それに許さないとか、そういった事はあまり言わない方が……」
「何を言っているんだい、『聖女様』ぁぁ!! 僕は君に『副会長』を頼まれた時点で君の事を何が何でも守るって決めたんだよぉぉ!! 特にここにいるメンバーを見てみたまえ!! どう見ても『一癖も二癖』もある様な連中ばかりじゃないかぁぁぁ!!」
アンタが言うな!!
それにしても何なんだ、あの仙道先輩の変わりようは……?
「仙道さんは別に私を守るんじゃなくて『生徒会』の仕事を助けて頂ければそれで良いですから……。それに私の事を守ってくれるのは一矢君ですからっ!!」
「え――――――っ!? せっ…聖香、お前なんて事を……」
「なっ…何だとぉぉぉ!? またしても君かぁぁ……。布津野君、君とは『永遠のライバル』になりそうだねぇぇぇ……」
「いや、そんな事にはなりませんからっ!!」
「って事は、和久塁新会長を守るのが布津野君の役目なら、その布津野君を守るのは『布津野ファンクラブ』である私達の役目よね、翔妬!?」
「そっ…そうだな、布留名!! 君の言う通りだよ!!」
「なっ…何を言ってるんだ、お前等!? いつの間に『布津野ファンクラブ』なんてもんが出来たんだ!? いっ…意味分からんわっ!!」
それに、いつの間にか二人してお互いを下の名前で呼び合ってるし……
「そこの、どう見ても『副部長の器』しか無さそうなお二人さん? 『布津野ファンクラブ』って何の事だい?」
「 「 『副部長の器』しか無くて悪かったな!!」 」 」
「アンタ、とても失礼な人ね。死にたいの?」
「そっ…そうだよ。俺達は一年なんだから『副部長』ってのは当然じゃないか!! それに同じ『副部長』の君に言われる筋合いは無いぞっ!!」
「まぁまぁ、そんな事より『布津野ファンクラブ』の事を教えてくれないか~っ!?」
「 「軽く流してんじゃねぇよっ!!」 」
「いや、僕もさぁぁ、何を隠そう布津野君の『隠れファン』なんだよぉぉ!! だから君達が言った『布津野ファンクラブ』ってのが気になっちゃってさ~っ!!」
「 「え――――――っ!? そうなのぉぉぉ!!??」 」
何だよ、この二人の切り替えの早さは!?
めちゃくちゃ目を輝かせやがって……
それに、懸端ってのも俺の『ファン』……いや『隠れファン』って何だよ!? なんか考えただけで気持ち悪くなってきたぞっ!!
「ゴメンね、布津野君……」
「えっ? 何故前妻木先輩が俺に謝るんですか?」
「いえ、この掛端君は『病弱』であまり学園に来れてなくて……。そして、あの私達が出ていた『エグゼクティ部』との『ドッチボール対決』の日に久しぶりに学園に来たのよ。それで布津野君の『雄姿』を見てとても感動したそうよ……」
こっ…こいつもかよっ!?
それで感動した場面はやっぱアレですか!?
「最後に布津野君が投げたボールを仁見君がキャッチして、それを仁見君が私にパスをしたあの場面……」
やっぱりなっ!!
「これは大きな声では言えないんだけどさ、掛端君があの時のボールは『布津野君が考えた作戦でしょ!?』って後から私に聞いてきたもんだから私も面白がって『ええ、そうよ』って言っちゃたの。エヘッ、ゴメンね、布津野君……」
犯人は前妻木先輩ですか!?
『エヘッ』って可愛い笑顔されたら怒る気にならないじゃないですか~!!
ズルい!ズルいですよ、前妻木先輩!!
それに『あの副部長トリオ』がなんかワイワイ盛り上がってやがるぞ!!
はぁ……。まぁいっか、面倒くさいしな……
ガラッ…ガラガラッ
「遅くなってすまん、海藤!!」
「いや、そんな事はない。丁度良いくらいだ……」
あっ…あの人はたしか……
「ほぉぉ、『カメッチー』が来たって事は海藤…アレか?」
「そうだ。アレだ……」
『カメッチー』……あっ、そうだ!!
『アーカイ部 部長』の『亀羅馬千畳』さんだ!!
ってか、『アレ』って何だ!?
「さぁ、今からここにいる全員で『集合写真』を亀羅馬に撮ってもらうから、隣の部屋に移動してくれたまえ」
しゅっ…『集合写真』だって!?
「一矢君、これは毎年この時期恒例なんですよ。『新旧の役員』が全員揃う最初で最後の日、この日を毎年『アーカイ部』の方が記念として『集合写真』を撮ってくださり、そして後日一人一人にくださるんですよ……」
「そ…そうなんですか……。それはとても良いですね。『宝物』になりますね……」
「はい、私にとっては最後ですから本当に『宝物』です……」
「み…美代部長……」
あっ、そうだ!!
「かっ…亀羅馬部長!!」
「ん? 君は『ネガティ部』の布津野君だね? 俺に何か用かい?」
「はい、後で少しお願いしたい事があるんですが……」
「あぁ、構わないよ。『記念撮影』が終わってから君の話を聞こう……」
「さぁ、皆さん……。前の椅子には女子が座ってくださいね。そしてその後ろに男子の方達が立つ形でお願いします。あっ、でも中央の席は海藤会長と私が横並びに座りますので!!」
卯馬副会長、最後の最後で積極的になってるじゃないですか!?
「卯馬副会長!! 私、布津野君の横に並びたいので後ろに立っても良いですかっ!?」
「何を言ってるんだ、布留名!? 君は女子なんだからちゃんと椅子に座りなよっ!!」
「うっ…うるさいわね、翔妬!! そう言ってアンタ、ちゃっかり布津野君の横に並ぼうとしてるじゃないのっ!?」
「おい、針切……」
「何だ、井羅須戸?」
「お互いにこれから大変だな……」
「ハハハッ!! そうだな!! でも盛り上がりそうで俺は楽しみだぜ!!」
「フン、お前に言った私がバカだったわ……」
「一矢君? 何度も聞いて申し訳ないけど、本当に私、この人達とうまくやっていけるのかしら……?」
「な…菜弥美先輩……、いや『菜弥美新部長』……。きっと大丈夫ですよ……」
いやマジで、本当に俺達、大丈夫なのか――――――っ!!??
「さぁ、撮るぞ――――――っ!! みんなこっちを見ながら笑顔でなっ!!」
……カシャッ
お読みいただきありがとうございました。
これで『再び四大茶部総会編』は終わりとなります。
次回からは『新体制』による体育祭に向けての話になる予定ですが、間で『デート』やら『勉強』やら盛り込む予定ですのでどうぞお楽しみに(^_-)-☆




