第119話 ヘタレ野郎だなっ!(挿絵有り)
『アクティ部』の『新部長&副部長』は予想通り、濃いキャラでした(笑)
果たして『クリエイティ部』はどうなのか!?
まぁ、皆さんが思っている通りの事が怒るでしょう......(笑)
「つっ…津田部長まで何を言っているんですか!?」
「ハッハッハッハ!! 細かい事を気にするんじゃ無いよ、布津野君!! アタシもネッチー同様、君を気に入ってるからな!! まぁある意味アタシも『布津野一派』の一人だよ!! ハッハッハッハ!!」
はぁ……なんてこった……
はっ!? もしかしたら!!
ガラッ…ガラガラッ
「ハッハッハッハ!! 大丈夫だ、布津野君。まだテッチー達は来てないぞ」
ふぅぅぅ……良かった……
今、あの人まで同時に来られたら、もう俺だけでは対応出来ないぜ!!
「しかし津田部長? 何故、根津部長達と一緒に生徒会室に入って来られなかったのですか?」
「フン、当たり前じゃないか。ネッチー達と一緒に入れば私達が『目立たない』じゃないか。アタシ達『クリエイティ部』は常に注目を浴びなければいけないからな!!」
そんな事、誰が決めたんだよ!?
って、突っ込みてぇなぁ……。まぁ怖いから突っ込まないけどな……
それよりも津田部長の後ろにいる二人は見た目からして怖そうな感じがするよな……
また一体どんなキャラなのか……
絶対に『普通』じゃないのは間違いないよな!!
「と…ところで津田部長の後ろにいるお二人が『クリエイティ部』の『新部長』と『新副部長』の方達ですよね?」
「おぉぉ、そうだった。この二人を紹介しないといけなかったな。まずこの緑髪の小っちゃい女が『新部長』で二年の『井羅須戸麗奈』だ。こいつは『一流のイラストレーター』なんだぞ。そして、この目つきの悪い『ロン毛野郎』が『新副部長』で一年の『津田翔妬』だ。『三流の彫刻家』で、認めたくは無いが、アタシの『愚弟』だ!!」
なっ...なんか『突っ込みどころ満載』なんだが、どこから突っ込めば良いんだ!?
「ちょっと~、津田部長!?」「ちょっと待ってくれ姉貴!!」
「なんだ、お前達? 二人同時にしゃべるんじゃないよ!!」
「まずは私から言わせてよぉぉ!! さっきの『小っちゃい女』って何!? 私と津田部長と大して身長変わらないじゃない!?」
うわぁぁ、この人、やっぱ見た目通りで気が強そうだぞ!!
それに津田部長に対して『タメグチ』だけど、大丈夫なのか?
「何を言っている『レッチー』!? 前の『身体測定』でお前はアタシよりも一センチ低い事が確定しているじゃないか!! お前は『一流のイラストレーター』なんだから、そういった細かいところもこだわらないと、これから『超一流』の道は険しいぞっ!!」
なんちゅう理屈だっ!?
「うぐっ……。なんか違う様な気もするけど……分かったわよ……」
え――――――っ!?
今の津田部長の話で納得出来たんですか!?
っていうか……
『一センチ』の差なんて……
『目くそ鼻くそ』じゃねぇか!!
津田部長もこだわってるから、ああいった紹介をしたんだろうが!!
って、突っ込みたいけど怖くて言えねぇわ……
「じゃぁ次は俺の番だ、姉貴!!」
こっ…こいつの顔、めちゃくちゃこえぇぇぇ……
目つきが鋭いし腕には謎の傷があるし、何故か制服やネクタイは切り刻まれているし……
津田部長は常に前髪で顔が隠れているからよく分からないけど、もしかして弟のこいつと同じ顔をしているのだろうか……?
「姉貴、言わせてもらうが、俺のどこをどう見て『三流彫刻家』と言ってるんだ!? それに可愛い弟をつかまえて『愚弟』とは失礼極まりないだろっ!!」
そりゃそうだよな。
いくら姉弟だからといっても、あの言われ様じゃ腹も立つよな。
「フンッ、そんな事をいちいち気にするところがまずは『三流の証』だ!! それにお前の顔は『超一流彫刻家』の親父にそっくりなんだよ!! それなのにお前は……、親父を目指すのは良い事だが、いつまで経ってもまともに木を彫る事も出来ず、挙句の果てに自分の身体や制服を彫刻刀でボロボロにしやがって……。どうやれば、そうなんるんだ!? 『素人』のアタシの方が今でも『彫刻』がうまいじゃねぇか!! そんな奴を仕方なく『副部長』にしたアタシの身にもなりやがれってんだよ!!」
うわぁぁぁ、こいつ、津田部長にかなりキツイ事を言われたぞ!!
っていうか、その『謎の傷』は彫刻するのを失敗してそうなったのかよ!?
かなり下手くそ過ぎないか!?
でも、本当の事とはいえ、ここまでキツイ事を言われてコイツは大丈夫なのか?
コイツ、ブチ切れて津田部長に殴りかからないだろうな!?
「うぐっ……、あ…姉貴の言う通りだ……。ゴメンなさい……」
「メチャクチャ素直じゃねぇかっ!? ってか、殴りかからないのかよっ!? ……あっ、声に出してしまった!!」
「えっ? お…俺が姉貴に殴りかかるだって? ハッハッハッハ!! そんな事出来る訳ないだろぉぉ!!」
「ハハハ......。そっ…そうだよな? 俺が間違ってたよ。姉弟なのにそんな事するはず無いよな……?」
「ちっ…違うよぉぉ!! 俺は姉貴を思いっきり殴ってやりたいんだ!! でも絶対に俺が返り討ちにあってボコボコになるから嫌なだけさ!!」
「あっ…姉貴に負けるのかよ!? おっ…お前、見た目と全然違うじゃねぇか!!」
「ハッハッハッハ!! 布津野君、そうなんだよ。こいつは見た目と違って『ヘタレ野郎』なんだ!! だから『超一流』の親父の顔だけ似ているコイツを見ているとムカムカするんだよ!!」
「でっ…では何でそんな彼を『副部長』に抜擢されたんですか?」
「あぁ、それな……。こいつはなぁ、布津野君の『大ファン』でさぁ……」
おっ…お前もかっ!!??
「まぁ、うちの他の部員が全員『副部長』をやりたがらなかった。ってのもあるんだが、こいつが是非『副部長』をやりたいと言い出してな……」
「そっ…それと俺の『ファン』ってのは関係無いと思うのですが!!」
「いや、君が『ネガティ部』の『副部長』をやるって知ったからさ。だから同じ『副部長』をやれば君と接点が増えるだろ? こうやって『四大茶部総会』でも会えるじゃないか。だからこいつは『三流芸術家』のくせに『副部長』をやりたいって言ってきたのさ……」
ジロッ
エヘッ……
こっ…こいつマジだ。照れ笑いが更に怖い顔になってるけどな!!
「ちょっと、ちょっとぉぉ!! 布津野君の『大ファン』なんて聞き捨てならないわね!!」
うわっ、ここで羽和さんの参戦かよっ!?
「なっ…何がだよ、羽和!? 別に俺が布津野君の『大ファン』だからって君に何も迷惑をかける訳じゃないじゃないか!!」
「フンッ!! アンタに布津野君の何が分かるっていうのよっ!?」
いや、お前も俺の何が分かるっていうんだよっ!?
「おっ…俺は、前の『ドッチボール対決』での布津野君の最後に投げたボールを見て感動して、それから『大ファン』になったんだが、何か文句あるのかよ!?」
お前もそこかよっ!?
いつまで俺に恥ずかしい思いをさせやがるんだ!?
「えっ!? そっ…そうなの!?」
スタスタスタ……
はっ…羽和が津田弟に向かって行ったぞ!?
ガシッ!!
「あなたは同士よっ!! これから『副部長同士』仲良くしましょうね!!」
「えっ? あぁ、よろしくな……?」
何なんだ、こいつらは!?
ガッチリ握手しやがったぞ!!
「フフフフ……。『新体制』の『四大茶部』も盛り上がりそうだな。卯馬副会長?」
「そうですね。ほんと、これから楽しみです……」
おっ…俺は不安しか無いぞっ!!
「ひ…一矢君、なんだか『アクティ部』も『クリエイティ部』も凄い人達が揃ったわね? わ…私、大丈夫かしら? なんだかとても不安になってきたし、これから更に『悩み事』が増えそうな気がしてきたわ……」
なっ…菜弥美先輩が不安になるのもよく分かりますよ!!
俺だって色んな意味で不安になってきたし……
でも、ここで俺が不安になったら駄目なんだ!!
俺が『普通』に振舞わないと、菜弥美先輩が『部長』としての自信を無くしてしまうぞ!!
「な…菜弥美先輩、だ…大丈夫ですよ!! おっ…俺が付いてますから!! それに皆、キャラは濃いですが、人間は悪く無さそうですし……」
「そっ…そうですよ、菜弥美ちゃん。一矢君の言う通りです。皆さん優しそうな人達ばかりじゃないですか? あと、まだ来られていませんが、『ポジティ部』の『新部長さん』は菜弥美ちゃんと仲良しになられた前妻木さんですし……。あの方がいらっしゃれば何も心配する事は無いと思いますよ……」
「そっ…そうですね......。 言われてみれば、そうでした!! 奈子がいましたね!? それはそうと奈子達『ポジティ部』は遅いですね?」
『ポジティ部』かぁ……
そうだよな。俺達には何かといつも味方になってくれてる前妻木先輩がいるんだ。
それにあの『天翔部長』とも今日でおさらばだ!!
もう何も恐れる事は無いぞっ!!
ガラッ…ガラガラッ
「よぉぉぉ!! 皆さん、ご機嫌よぉぉぉ!! そしてお待たせしてゴメンなさぃぃぃ!! 『ポジティ部新部長&新副部長』ここに参上しましたぁぁぁあああ!!」
ん? なんか声が......
その『テンション』の高い登場の仕方……
って、天翔部長と違うじゃねぇか――――――っ!!??
お読みいただきありがとうございました。
やはる『クリエイティ部』の『新部長&副部長』も濃いキャラでしたね。
そして津田獏葉に弟がいたなん......
それもヘタレ野郎だなんて......(笑)
更に、ようやく『ポジティ部』が登場したと思ったら、天翔ではない『テンション』の高い男の声が!?
もう、一矢達は不安しか無いですよね(笑)
という事で、どうぞ次回もお楽しみに~(^_-)-☆




