学校
私達はご飯を食べ終えて、私は瑠美姉の手伝いをして学校に行く準備をした。
「行ってきます。」
「光ちゃん理奈行ってらっしゃーい」
私と理奈はいつも一緒に登校する。
理沙は、二年生にしてソフト部のエースだ。
この学校は、朝練が無いのに毎日朝早くから学校に行って練習してる。
また、試合見に行こう。
私が色々思ってると急に理奈に腕を組まれた。
腕を組まれると歩きにくい。
「理奈歩きにくい」
「じゃあ、これでいい?」
手を繋いできた、恋人繋ぎみたいな感じ。
「理奈、そろそろ彼氏作ったら?
毎日の様に告白されてるでしょ?」
理奈は、ハッキリ言ってモテる。
姉妹の中で二番目に。
一番目は決まって瑠美姉だ。
まぁ、瑠美姉の事は置いといて。
「彼氏なんかいらないもん、私には好きな人がいるし。私はたらしじゃないもん。」
好きな人?
「好きな人いるの? その人は理奈の事好きなの? 」
話していると学校はすぐそこだった。
「知らない!毎日アプローチしてるけど鈍感らしいから。」
そう言って走って行った。
「はぁ、私何かしたかな? いつもだとギリギリの所まで一緒なのに・・・」
私が一人で呟いていると
「何言ってんの?光、最近可笑しくなったね
理奈ちゃんは、多分反抗期だよ。それか、好きな人にイライラする事を言われてるとか。
」
「真弥!聞いてたの?」
真弥とは、私の親友の神谷真弥
色々とお世話になっている。
「うん、当たり前。喋らなくても分かるよ。
光の事は何でもお見通し。」
「そうなんだ。後それ何回も聞いたから。」




