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光と理奈

ガチャ


「おはよう、みんな」


はぁ、眠たい。てゆうか、みんなそんな目でみるの?


「おはようございます」


みんな、怖い顔してるし。


「おはよう、光ちゃんと星夜ちゃん」


瑠美姉は、普通に言った。


「おはよう、光。あ、星夜も」


雅姉は、ちょっと嫌味っぽく、星夜はついでみたいな感じで言った。


「おはよう、光姉、それと、昨日ありがと」


理沙は、星夜の事を気にしてないようだった。と言うか、存在自体わかんないみたい。


「うん、どっかいくの?」


「陽奈の所」


「ラブラブだね」


「いってきます」


「いってらっしゃい」


「理奈は?」


「光と今日、デートの日だから」


「あ、忘れてた」


やば、今日、星夜と約束しちゃった。


「光、最近酷くない?」


図星な事を言われて少し焦る。


「そんなこと、ないけど?」


ドンガラガッシャン


「何の音?あれ?星夜は?」


「さぁ、見に行ってみよう」


「光ちゃん、理奈と星夜ちゃんが」


「理奈!どうしたのっ!」


目の前に広がる光景は、タオルが床に散らばり、小さい棚が倒れていた。


理奈と星夜が取っ組み合いをしていた。


また、理奈が何か言ったんだろう。


「理奈、星夜に謝って」


「何で!私なんにもしてない!」


「いいから!謝って」


「うっせーんだよっ!てめぇ、一回黙れよ!何様のつもりだ⁇」


理奈、だよね?


「光、僕が悪いんだ」


「うるさい、星夜は黙って」


理奈は、洗面器に溜まった水を私にかけた。


「頭冷やせよ」


「っ・・・!」


その一言は、水より冷たくて。


重たかった。


「てめぇなんか、大っ嫌いだ。もう、お姉ちゃんなだんておもわねぇ。さようなら」


その言葉聞いたとき。何か、脱力した感じになった。


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