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瑠美姉が・・・

瑠美姉が・・・


には、何て言葉が入るでしょうか?

私達は遊園地に着いた。


できたばかりの遊園地みたいで、大勢の人で賑わっていた。


手を繋いでないとはぐれそうな位人が多い。


「大丈夫?」


瑠美姉は、そう言って私の手をとった。


凄く緊張した。それと、心臓がドキドキしてた。


その緊張を切るかのように、瑠美姉が言った。


「ねぇ、光ちゃん。あのジェットコースター乗りたい」


チョットマッテヨ、ナニアノタカサ。ナニアノハヤサ。


ノリタクナイヨ・・・。


「・・・乗らなきゃソンダカラネ・・・」


思いとは裏腹な言葉が出てきた。


ノリタクナイヨ、ルミネエノバカ。


私は、瑠美姉に手を惹かれながらジェットコースターに乗った。



***



「光ちゃん大丈夫?」


「グスン、うん、大丈夫・・・」


「中学生になって乗り物で泣くなんて。もう光ちゃん可愛すぎるでしょ!」


「恐かったんだもん・・・」


「大丈夫?」


「トイレにいってくる」


「着いて行こうか?」


「大丈夫」


「ここで待ってるね」


ビビり過ぎてもれそーかも///


トイレが終わって戻る途中。


迷子になってしまった。辺りを見渡しても瑠美姉の姿は見えない。


アレ?ココドコ?


「君迷子?」


え?誰?男の人?何か怖い・・・


「・・・はい」


「誰と来たの?」


「姉と」


「可愛いね、君」


「・・・」


「俺たちと遊ぼ?」


何この展開、マンガみたい?こう言う時マンガだと、誰かが助けに来てくれる。


「ぃやです」


「いいじゃん」


四人に囲まれた。本当に男の人、苦手なのに。


タスケテ、瑠美姉。


「すみませーん、とーしてください」


「誰?」


「そこにいる子の姉と申す者ですが?」


「ああ、この子のね」


瑠美姉、来てくれたんだ。


「一緒に遊ばない?」


「いやですよ〜」


「いいじゃん、いいじゃん」


「私達、2人で遊んでるんで・・・」


「なぁ、君もいいよな?」


ポンと、私の体に男の人が触れて来た。それと、同時に、瑠美姉の雰囲気が変わった。


ニッコリ笑って、低い声で言った。


「光ちゃんに触んなよ、てめえ何様だ⁈いやだっつってんだろ?人の話も聞けないのかよ?耳あるんだろ?」


瑠美姉は、1人の男の耳を引っ張る。ちぎれるんじゃないかってぐらい。


ダレコノヒト?ルミネエダヨネ?


今まで見たことない瑠美姉を見て、恐くなった。私に彼氏が出来てもこうなるのだろうか?


「おい!やめろよ!」


瑠美姉に男の人が殴りかかる。


「瑠美姉、危ない!」


パンっ!


平手打ち?


しかも威力強っ!


何か、早く違う所行きたいな・・・。


「さ、光ちゃん、行こう?」


「うん」


私達は、観覧車に乗った。


「瑠美姉、さっきありがとう」


「光ちゃん、大丈夫だった?確か男の人が苦手なんだよね?」


「うん、大丈夫」


瑠美姉が優しく抱きしめてくれた。


何か落ち着いた気分になって、ずっとこうしてたいって思った。


いつの間にか一周してしまい、少し寂しくなった。


「そろそろ、帰ろう?」


「うん」


私達2人は、最後まで帰り道をゆっくり歩いた。


お互いの手が離れないように・・・。


今日はこれで終わってしまう。


明日には、雅姉と、その次には理沙と理奈。


好きな人が誰なのかとか、本当にわかるのだろうか・・・。



長くなってしまいすみません。



答えは、


・・・

瑠美姉がキレタ


でした〜(笑)


次の話もよろしくお願いします。

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