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休日

朝目覚めると光姉に抱き締められていた。


久しぶりに抱き締められて、私が光姉の事が好きなんだと実感させられた。


初めて、理奈と瑠美姉が羨ましく思えた。


素直に好きと言えて、甘えて。


私も素直になりたい。


「光姉、可愛いな」


私がそう言って、光姉の頬っぺにキスをした。


部屋のドアが開いて雅姉が入って来て言った。


「理沙は素直じゃないね。素直に好きって言えばいいのに」


「うん、私も素直になりたいの。雅姉だって素直じゃないし」


「まぁ、そうだな。ご飯できたから光起こして下に降りて来て」


「はーい、光姉ご飯出来たって。起きて」


「うぅ、まだ寝たいよ~」


光姉は、目を擦りながら言った。


「ダメだよ」


「お願い」


「ダメ」


「はーい」


私と光姉はご飯を食べに下に降りた。


「みんな、おはよう」


私が言った。


「うん、おはよう」


瑠美姉はいつも通り?の反応だった。少し怒ってたみたいだけど。


「理沙、おはよう。はぁ、何で光姉は理沙のお願いばっかり聞くの?」


理奈は、ちょっとだけウザかった。


「おはよう」


雅姉は、クールだった。いつも通りだった。


「みんなおはよう」


光姉がみんなに言った。目をこすりながら。


「光ちゃん~、おはよう~今日も可愛いねぇ

~。私と結婚する準備出来た?」


瑠美姉は、テンションが高かった。


「光姉、おはよう」


少し怒ってる気味だった。


「おはよう、光」


雅姉は、普通だった。


でも、私と光姉に対する察し方が明らかに違った。



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