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Parfumésie 【パルフュメジー】  作者: じゅん
消えるように。
331/369

331話

 ショパンはポーランドという国に愛着を持っていたが、実は父はフランス人というハーフである。そのため、彼の音楽は『ポーランド風』に弾くべきか、それとも『フランス風』に弾くべきか、という正反対の演奏議論は永久に終わることがない。ショパンが弾かなければ正解はない。


 彼ほどピアノに傾倒した作曲家はいない。そのため、ショパンを弾くということは、聴衆から『あなたはどっちなの? どう理解しているの?』というプレッシャーを、他の作曲家より浴びながら弾くことと同義。なので同じマズルカでも、ポーランドなのかフランスなのか。しっかりとした答えを持つことは必要不可欠。


 だが、時として。そんな議論を吹き飛ばす風雲児が優勝することもある。ブルース・リウのように、ポーランド? フランス? ロマン派? バロック? そんなことなど些事に過ぎない。自分なりのショパン。それが好まれる風潮に傾いてきている。


 ショパンを奏でる、よりも『ショパンを通した自己表現力』。ポーランドかフランスか、などという小さな枠には収まりきらないピアニストが求められている。

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