1/15 最近のネコちゃん
1/15 最近のネコちゃん
秋にコネコちゃんがうちにやって来てから、ネコちゃんのツン度が増した。
パイセン猫ゆえ、子猫に教えなければならないことも多いようだ。
時には「シャー!」、「ヤンヤンヤー!」と威嚇して、ダメなことをダメと叱っていた。
コネコちゃんは、天真爛漫きゅるんきゅるん女子なので、当たり前のように私の隣で眠る。
ダブルベッドの右がコネコちゃんの寝場所になった。
でも、かつてそこは、ネコちゃんの寝場所だったのだ…。
ネコちゃんは基本的に心が広い。
自分のトイレ、おもちゃ、お皿、お水も、コネコちゃんに使わせてあげている。
寝場所を取られたネコちゃんは、安眠を求めてか、徐々に冷蔵庫の上で夜を明かすようになってしまった…。
私はさみしかった。
ネコちゃんがうちにきてから、7年間、ずーっとネコちゃんと一緒に寝てたのだから…。
それが、ある日、ふと明け方に目を覚ますと、ネコちゃんが私の体の上で寝ていた。
コネコちゃんは、ヘソ天でいつものように右隣に寝ていた。
また別の日、ふと夜中に目を開けたら、ネコちゃんが私の太ももの間で伸び伸び寝ていた。
コネコちゃんは私の右足の裏にくっついて寝ていた。
(この子たち、上手いこと棲み分けしてる…!?)
そして今、ネコちゃんは冷蔵庫から降りてきて、私の太ももの間に来てくれた。
そのまま丸くなって、ゴロゴロ喉を鳴らしながら寝てくれた…!
コネコちゃんは、私の右肩にくっついてヘソ天で寝ている。
幸せだ。
そうとしか言いようがない…!!
私は2匹の猫ちゃんに囲まれながら、眠れるんだ…!
う、嬉しい…!
そしてやっぱりネコちゃんは、デレで甘えんぼだったのだ。
ず〜っとゴロゴロ言っている。
可愛い…。
幸せな真夜中だ。




