9/9 ビーフシチュー
9/9 ビーフシチュー
何を食べたいか聞かれて、ビーフシチューと即答した。
夫が朝からスーパーに行って材料を揃えてくれて、圧力鍋で作ってくれた。
自分の病気が、あっという間に悪化して、今また、何度目かの療養休暇に入っている。
周りの人達に迷惑をかけていると思うと、いたたまれなくて、涙が止まらない。
自分のことでいっぱいいっぱいで、ねこちゃんのお世話も出来なかったくらい。
夫のビーフシチューには、柔らかくなった牛のスジ肉やすね肉がいっぱい。
すごく美味しかった。
夫はちゃんとシチュー皿で食べていたけど、私はお味噌汁のお椀で食べた。
その方が、持って食べれて食べやすい。
でも、結果的には夫と同じくらいか、夫より食べたらしい。
ネコちゃんがスリスリと寄ってきてくれた。
夫が、
「病気になってから、ママがまともにお肉食べれたの久しぶりだから、嬉しいんだね〜。」
と声をかけていた。
そう、まず食べられなくなったのはお肉だった。
だから、貧血が増した。
でも、夫のビーフシチューで、食べられなかった期間のタンパク質も摂取できたと思う。
それにしても夫は私のことをよく見てるんだなって、切なくなったり、有難かったり、嬉しかったりした。
元気になって、また職場に戻りたいけど…
それより先にまず、人間としての生活を取り戻したい。
もうタクシー通勤、タクシーの中で仕事…とか
残業、持ち帰り仕事…とか
給料の何割かが病院代に消える…とか
嫌だな。
人間としてのごく当たり前の…私のば〜ばが営んでいるような…。なんていうんだろう…。
①よく食べて
②よく寝て
③陽の光を浴びる生活
がしたい。
ビーフシチュー、ちょっと余ってるので、また夜食べてパワーチャージする。
健康になりたい。
元気になって、夫にありがとうを伝えたい。




