9 後始末
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「ちっ、せっかくの情報源を消されたか……」
魔族が去った後もレオンは悔しげだった。
「完全な不意打ちだったし、止められるタイミングじゃなかった。仕方がないさ」
「舐めた真似を……あいつら、次に現れたら僕が全員叩き斬る。いいね、主」
レオンが俺を見た。
「再戦のときには必ず僕を召喚してくれよ」
よほど頭に来たんだろう。
勝ち気な彼らしい。
「分かった。状況にもよるが、可能なかぎりお前を呼び出せるようにするよ」
「よし」
珍しくレオンが謝ってきた。
「貴重な情報源を失ってしまったね」
「いや、不意打ちだったし、レオンはこの戦いで中心となって活躍してくれた。むしろ礼を言わせてほしい」
俺はレオンをねぎらった。
もちろん、敵の魔術師を殺されてしまったのは痛い。
「僕としたことが……」
レオンは不機嫌そうだった。
「いや、失態というなら
「悔しいのは私たちも同じだ。全員がこの場にいたのだから……防げなかった責も全員にある」
『青の竜騎士ゼルス』が言った。
レオンとは正反対の、大人らしい落ち着いた意見である。
「このたびの失態、お詫びさせてもらう。主」
「いや、今回のことを防ぐのは難しかったと思う。不可抗力と考えるべきだ」
俺はゼルスに言った。
「気に病まないでくれ。それよりも魔族や魔獣を撃退したことについて礼を言いたい。ありがとう、みんな。よくやってくれた」
と、全員をねぎらう。
「よし、周辺の解析を始めるから、お前たちはいったん戻ってくれ。今度は解析に長けた英霊たちを呼ぶ」
俺はレオンたちに言った。
「レオン、ゼルス、他のみんなもまた頼むぞ」
「……ああ」
うなずいたレオンは、最後まで不機嫌そうなままだった。
ゼルスの方は穏やかにうなずいてくれた。
――こうして戦闘は終結した。
だが、俺の仕事はまだ終わらない。
戦闘要員の英霊たちを全員光球の中に戻すと、俺は空中に向かって呼びかけた。
「周囲の解析を行いたい。召喚魔法陣の調査に最適なメンバーを選んでくれ」
魔獣サイフォス復活のために、奴らが何をしていたのか。
魔獣復活の可能性はあるのか、どうか。
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