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8 激化の予感

「ほう!? 人間でありながら高位魔族に匹敵するほどの魔力か! 面白い!」


 ラギリムが歓喜の声を上げた。


「その力、どれほどのものか試してくれよう――さあ、撃ってこい!」

「なら、遠慮なく!」


 メーヴェが胸の前で印を組んだ。

 高まる魔力がオーラとなり、スパークとなって弾ける。


「【爆炎牙弾(バーストファング)】!」


 メーヴェが赤い光弾を放った。


「爆裂系の高位呪文を印だけで――詠唱破棄して出せるとは!」


 うなるラギリム。

 赤い光弾は魔王へと迫り――、


「だが、ぬるいわ!」


 それを右手の剣であっさり切り裂くラギリム。


「何――!?」


 メーヴェが驚愕の表情を浮かべた。


「そら、お返しだ!」


 さらに魔王は左手の剣を一閃させた。


「ここは私が――【螺光黒牙弾(ディルファング)】」


 ハーヴェルが黒い光弾を放った。


 ばしゅっ……!


 だが、剣風が光弾に触れたとたん、あっさりと切り裂かれる。


「くうっ……!?」


 そのまま突き進んだ剣風が二人を吹き飛ばした。


「奴は魔力を込めた斬撃を使うのか……なんて威力だ」


 メーヴェがうめいた。


「言ったはずだ。この俺はガルヴェラより上だ、と」


 魔王が今度は左右の剣を同時に振りかぶった。


「そら、もう一撃――」

「させません!」


 スカーレットが戦線に加わった。


「【聖神甲盾(ゼルクシールド)】!」


 魔法の障壁を生み出す。


「三対一か」


 魔王は振りかぶった剣を、いったん下ろした。


 警戒しているのか、それとも――?


「スカーレット、レミナの様子は?」

「とりあえずの治癒は施しました。全快ではありませんが……命に別状はないレベルまで治しましたわ」


 俺の問いに答えるスカーレット。


「いくらメーヴェさんやハーヴェルさんでも、この相手に二人だけでは厳しいかもしれません。わたくしも加わります」

「そうだな。他にも英霊を――」


 召喚し、総力戦を挑んでやる。


 魔力切れなんて気にしていられる相手じゃなさそうだからな。

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