表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

33/187

1 アーシアに帰還

 魔族と魔獣を掃討した俺は、アーシアに戻ってきていた。


 王に報告を済ませた後、執務室に戻る。

 レミナ、ボルテック、キキの三人が出迎えてくれた。


「みんな、ただいま」

「お帰りなさい!」

「よう、お疲れさまだ。大将」

「無事で何より~」


 三人とも笑顔だ。


「しかし、すげーな。高位魔族と13体の魔獣をあっさり撃退してくるなんて。無敵じゃねーか、大将」

「もうフレイくん一人でいいんじゃないかな? あたしは楽したい~」


 ボルテックとキキがはしゃいでいた。


「本当に……すごいです……!」


 レミナは目をキラキラとさせて、俺を見つめていた。


「素敵、です……」

「えっ」

「はっ!? 思わず本音がっ……!」


 レミナは口元を手で押さえ、顔を赤くした。


「い、今のは忘れてください……」

「あ、ああ」

「ふーん……?」


 キキがニヤニヤとした顔で俺とレミナを見る。


「なんだ?」

「んー、仲がよくていいなぁ、って」

「まあ、レミナには何かと世話になってるからな」

「そういうことじゃなくて……ふふ、気づいてないんだ?」

「えっ」

「んー、なんでもない……がんばってね、レミナちゃん」

「もう、キキったら」


 にやけるキキに、照れたようなレミナ。

 今一つ会話の意味が分からないが――、


「よし、報告してくるか」


 戻ってきた早々だが、俺はふたたび出かける準備を整えた。


「? 王様への報告はさっき終わったのでは?」

「魔法戦団か? それとも騎士団か?」

「いや、その辺にも後で報告はするけど――」


 その前に行くべきところがある。


「ちょっと、な。悪いけど、しばらく出てくる。留守を頼む、みんな」


 ガルヴェラのことは、みんなには言えない。




 異空間――。

 俺はガルヴェラの居城に来ていた。


「さすがの手際だな、フレイ」


 俺を出迎えるなり、ガルヴェラが言った。

 あいかわらず魔王というイメージとはかけ離れた可憐な美少女だ。


「我の腹心は間に合わなかったようだ」

「いや、心遣いには感謝している」


 俺はガルヴェラに軽く礼をした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
↑の☆☆☆☆☆評価欄↑をポチっと押して
★★★★★にしていただけると作者への応援となります!
執筆の励みになりますので、ぜひよろしくお願いします!


▼新作です! こちらもよろしくです~!▼
「攻撃されたら俺の勝ち!」悪役転生特典でスキルポイント9999を【カウンター】に極振り→あらゆる攻撃を跳ね返すチートスキルに超進化したので、反射無双します。

冴えないおっさん、雑魚ジョブ【荷物持ち】からEXジョブ【上位存在】に覚醒して最強になる。神も魔王も俺には逆らえない。俺を追放した美少女勇者パーティも土下座して謝ってきた。




▼書籍版3巻(完結)発売中です!▼


kun1bs4io9gl0fk5dyr9uqnj48h_h3n_go_no_2mpy.jpg


▼コミック7巻(完結)発売中です!▼

lkqz359y6ui42nz4jeork9nrdknh_1dzk_go_np_2vpe.jpg
― 新着の感想 ―
[気になる点] いや、まだ他国の魔獣防衛を「魔族を使って支援」する話は、該当の10国のどことも正式に締結されてないどころか一言も断ってないですからね?! そんな状態で魔獣に加えて上級魔族やってきたら相…
[気になる点] にやけるキキに、照れたようなレミナ。 今一つ会話の意味が分からないが――、 若気る(にやける) 1. 男色の相手。 2. 尻。特に、肛門。 3. 男がなまめかしい様子をすること。また、…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ