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ブラックな職場の、ブラックな聖女による、ブラックな日記  作者: サモト


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21/21

P1 2冊目の黒日記

6月25日


 クソ。

 クソクソクソ。

 本日の予定表がクソすぎて、朝から目が死んだ。


・至急:第3救護室の応援

・臨時:緊急会議の事前説明会

・最優先:薬品棚の棚卸表の再々々々提出


 私 に 分 身 し ろ と ?


 第3救護室の応援は、診療記録簿を床に叩きつけそうになった。

 ラナ! おまえ! 患者は名前で書け!

 『大胸筋王子』『メロン肩』『常に全裸でいて欲しい』ってなんだよ!!!


 療養所送りを免れたときは、この世が天国に見えたけど。

 やっぱり錯覚だったな。地獄だ。


 本日、神脈石はオフホワイト。

 ちょっと濁ってきたかな?


 神脈石の検査の日は、腰が抜けた。

 療養所送りの覚悟を決めて石を出したら、真っ白だったんだから。


 神力の濁りに聖女の資質なんて、関係なかったのだ。

 濁るのは、ただのストレス。

 思うままに怒りと憎しみをぶちまけた私は正解だった。


 年季明けまで、あと3年。

 辞めたい~。超辞めたい~。


 でも、結婚退職以外だと揉めるらしい。

 退職願を破り捨てられたという話を聞く。

 ……100枚用意して挑戦してみるか?


 今日は、ちょっと嬉しいこともあった。

 退職後は、エルドのご両親に専属契約で雇ってもらえることになったのだ。


 三食付き住み込み。

 地方の治療院のスタッフになる予定だったけど、こっちの方がいい。

 毎日おいしいごはんが食べられて、帰りを待っていてくれる人がいる。幸せだ。


 空き部屋を好きに使って良いと許可をもらっているし、退職後は個人治療院でも開こうか。


 今日も疲れた。

 明日は頑張っているフリをすることに全力を尽くす。



 そういや、もうすぐ見習い聖女たちの昇格式だ。

 式典のそばで、大声で叫んでやろうか。


「ブラックだ~~~!!!」


 ……想像しただけで少しスッキリした。

ブラックネタは某社の鬼十則や、ちょいちょい某SNSを参考にしております。

日常の慰みになったぜ! と思ったら評価入れてやって下さい。

お読み頂き、ありがとうございました。

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