ジークの私用メモ
魔王国に集まった実力者の中には、ある一点に特化した者も多く幹部にして色々やらせるよりもその一点に集中させた方が実力を発揮出来そうな者がいた。
マーレと相談し、その様な者用の役職を用意する事にした。
その結果色々役職が増えて頭がこんがらがってきたのでメモを残しておくことにしておく。
どうか見つかりませんように……
[専属使用人]
俺の専属の使用人。
俺以外の命令、例えそれが幹部のものだとしてもその一切を無視できる権限を持つ特異な役職。
専属と言っても俺の側にいつもいるわけでは無く、俺の命令で何か行動してたり命令があるまで待機してたりと意外とまとまりが無い。
俺を慕っている者達からは羨ましがられる役職らしく、専属使用人の連中の人気も高い。
何がしかの特化した能力を持ち、その点においては幹部連中に匹敵、あるいは凌駕している。
・火凛
奉仕能力筆頭。
家事能力全般の卓越した能力と優れた頭脳を持つ完璧女使用人。
戦闘もある程度こなせる。
・水蓮
回復能力筆頭。
英国の王室治癒師。
・雷伝
破壊能力筆頭。
琉球の怪腕児。
・風吾
移動能力筆頭。
音速の跳躍者。
ナルシスト。
・黒霧
防御能力筆頭。
装備している重鎧と大楯、そして霧魔法により圧倒的な防御能力を誇る。
大剣による攻撃能力も強力。
顔を見せてくれない。
・白狐
精神操作能力筆頭。
狐の『獣憑き』。
精神操作から魂魄魔法まで世にも珍しい魔法を複数使いこなす。
[特別幹部]
表に出ない裏の幹部。
全員が相応の実力者だがかなりの曲者揃い。
・ゴルディオ
十天星の一人。
大企業の社長でもあり、資金面でバックアップしてくれている。
・黒死隊
魔王国最凶戦力。
・獄郎
に
夜も更けて来たのでそろそろ寝る事にする。
続きはまた書こう……




