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61話 最強の戦闘力を持つ煽り厨。


 61話 最強の戦闘力を持つ煽り厨。


「正直、俺みたいな一般人を、君らと同じテーブルに乗せないでほしい。あと、素の殴り合いは、確かに、そこそこ強い自信があるけど、魔法とか、もろもろを含めた場合、君らの方が強いしね」


 ボソボソと、本音を口にしてから、


「俺なんて、所詮は単なる煽り厨の初心者狩り。最低のクズではないと思っているけど、まともなヤツではないと思う。ちなみに、俺を正当に評価した時のグラフは、戦闘力A、魔法E、根性C……みたいな感じかな。弱くはないと思っているけど、別に、すごく強いわけでもない」


 そんな煽り厨の寿司殺神に、

 マザコン天使が、


「……魔法Eって……お前、確か、すげぇ魔法を使えなかったっけ?」


「あ、そうそう。君って、確か、8体の強大なNPCを召喚する魔法が使えたんじゃなかったっけ♪」


「魔法なのかな、あれ……ちょっと違う気がするけど……まあ、一応、『好きな時に弟子を呼べる権利』は持っているよ」


「あれって、特殊NPC的なカスタムが可能な、『オーラドール・アバターラの完全上位互換』みたいな魔法だろ? それだけでも、相当強いと思うんだが」


「まあ、自慢の弟子ではあるけどね。まさか最終的に、あそこまで強くなるとは思っていなかった。異世界に転移する前は、ただの人形だったのに、転移後は、えげつない速度で強くなっていって、結果的には、俺とトントンまで上がってきたからね」


 そんな発言の直後、

 煽り厨の背後に、時空の亀裂が出来て、

 その奥から登場した、燕尾服のイケメンが、恭しく頭を下げ、


「師よ。我々は、まだまだ、師の足元にも及びません」


「いや、あのね……お前らは、俺を買いかぶりすぎているんだよ。いや、というか、自己評価を低く見積もりすぎなのかな。どっちか正解かは知らんけど、とにかく、お前らが、俺の足元にも及ばないなんてことはない。お前らの強くなるスピード、異常なんだよ。というか、たぶん、お前ら、もう俺を超えているぞ」


「またまたご冗談を」


「もういいよ、このやりとり。昔からずっと言っているけど、不毛なんだよ。なんの生産性もないんだよ。いや、別に、生産性とか求めてないんだけどさぁ」


 心底しんどそうに、そういう煽り厨。


 そんな彼を尻目に、マザコン熾天使は、

 『煽り厨の弟子』に視線を向けて、


「……とんでもねぇオーラ……コレと同等の化け物を、あと7体も呼べるんだよな……」


 ボソっとつぶやくと、隣にいる聖なる厨二が、


「わー、勝てる気がしなーい♪」


 と、お手上げのポーズをとった。


「いや、あのさぁ、君らも悪ノリやめてくれる? 絶対に君たちの方が強いから。深い絶望を積んでいる君たちの方が、あらゆる面で絶対に上。俺なんて、所詮は、格ゲーと公務員と寿司職人見習いをやっていただけの凡人だから」


「こいつ、本気でそう思っているフシがあるところが、何よりヤベぇな」


「バックボーンがどうあれ、元主人公たちの中で、戦闘力最強は、間違いなく、ユーだぞ♪」


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