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悪魔的エピローグ


数ヶ月が過ぎ、季節は肌寒い冬へと移り変わっていた。


かくいう私の周りの環境はというと、そんなに劇的に変化はしていないのだが、多少の変化はあった。


私と綾、そして姫乃の三人は、仲良くルームシェアなるものを始めたのだ。


なんでこの三人で? と今更ながらに思うところが無いわけではないけど、中々に充実した日々を送れている以上、あまり不満はない。


私は別に同性が好きなわけじゃないけど、可愛い女の子に囲まれて嫌な気分にはならないし。


悪魔サキュバスとしての食事は、今も綾が請け負ってくれてるから文句は言えない。


姫乃のことは正直まだよく分からないけど、私の匂いを嗅ぐことで懐かしい”誰か“を感じるらしい。


それぐらいでいいなら、まあ許すけど。人の下着を勝手に部屋に持ってくのはお灸をすえないといけない。


綾は最近スキンシップが激しい。嬉しいけど、ちょっぴり休ませて欲しい。


そんな感じで、私は今日も元気ですーーーー



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆



三人で集まる初めてのクリスマス。カラッと揚げられたグリルチキンや熱々のチーズフォンデュ、甘いクリームとイチゴで飾られたクリスマスケーキ。乾杯はもちろんシャンメリーで。


「さあ、クリスマスパーティー始めるわよ! みんなグラス持った?」


「落ち着きなさいって、姫乃。シャンメリーは逃げないわよ」


「そうだよ〜姫ちゃん。逃げちゃうのは、咲ちゃんのお口だけなんだから」


そう言って綾は私の頬に軽くキスをしてきた。


「ホントの”食事“は、おあずけね♡」


「あぁ! 綾さんの意地悪っ! あたしもっ」


姫乃は綾とは反対側の頬にキスをしてきた。


「このあたしにキスしてもらえるなんて最高の名誉なんだからね! 感謝しなさい!」


「……なんだかなぁ」


こんなに愛されちゃ、悪魔サキュバスなのに、男に興味モテません……




-Fin-



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