地方で「電車が止まる」ということは
私は自動車・電車を使い分けて通勤している。
それぞれメリット・デメリットがあるが、普段は電車で、出張がある時は自動車でというのが基本パターン。
自動車は比較的自由度が高いが、眠い時に眠れない事や渋滞にハマり易い事がデメリット。
電車は時間の縛りと気温と天候の影響がデカいことがデメリット。移動中に寝られるのはメリット。あ、あとは近くに座った人がやたらと苦手なニオイを発していた場合はデメリットか。
ちなみに地方は時刻表を見ないでもどうにかなる首都圏・大都市圏と違い、公共交通が脆弱だ。電化されていないところは車両が1〜2両とかもザラ。もっとも、大都市圏は人口も多いため、それもまた大変なのは先日の山手線のニュースでも周知の通り。
地方の場合、テレビ東京の「バス旅」を観てもらえばわかるのだが、とにかく本数が少ない・行きたいところに行ってくれない・迂回する手立てがほとんど無い。そのため、何かトラブルがある度に遅れが発生し、その被害は甚大になりがち。
先日人身事故により、乗り込む直前で電車が止まった。事故に遭われた方には大変申し訳無いのだが、大変だった。たまたま乗り換え駅には待機ブースがあり暖が取れたのだが、これがない駅は悲惨だ。何しろ約2時間くらいは現場検証と安全確認でかかる。
ちなみに夏も同様な事が起こり、その時は意を決して8km、約2時間歩いて帰宅した。今回も、と一瞬考えたが、その日は雪がちらつく寒い夜で、イマイチ勇気がでない。ついでに言えば、歩いている途中で復旧したのか、あと2kmというところで電車が動き出し、ちょっと悲しい思いをしたことが頭をよぎる。取り敢えず別会社の電車+バスルートを調べてみたら……
・最寄りの駅まで2km徒歩。
・電車に乗って10分。
・その駅からいつも使ってる駅までのバスは無く、歩いて3km。
………あんまり意味が無さそう、という結論に達し、待ちの一手。
ちなみに乗り換え駅から自宅までは車で15分ほどなのだが、迎えは来ず。結局動き出したのは2時間半後の8時過ぎ、しかも下りは快速しか動かず、目指す駅に到着するために一度通り過ぎてまた折り返す事に。
帰り着いたのは、なんだかんだで職場を出て4時間後……。
時間と運動の事を考えたら、歩いたほうがマシだった。それにしても、もう少し公共交通機関については国をあげて考えるべきではないだろうか。例えば、肥薩線。熊本県の八代駅から鹿児島県霧島市の隼人駅までを結ぶJR九州の鉄道路線だが、この路線、海岸線ではなく山の中をスイッチバックやループを使って突き進む。なんでこんな苦労するルートを作ったんだと思ってたら、海から艦砲射撃をされても良いようにわざわざ切り開いて作ったらしい。どうせ国防費を使うなら、こんな有事に備えたインフラを保持することに使っていただきたいものだ。
今、どんどん鉄道が無くなっている。利益率を考えねばならぬ事は重々承知しているが、このままだとやっぱり地方の過疎化は免れないのではないかと思うのです。
あとJR◯州さん。素敵な観光特急も良いが、地方市民の日常も少しは考えて下さい。




