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正当な復讐


ぼくはだいじろう、ママが居ないママ、ママどこ


遊んで遊んで、ボール投げて

わーい、わーい


あれ、ママ、ママどこ


わーい、ご飯だご飯だ

眠いな、ママーZzzz・・・


ママを探す冒険に行こう


あそこの隙間にママ要るかな

止めよあそこに行くの


おやつくれるの、わーいおやつ


こうして、だいじろうは城でみんなにかまって貰い、ヒロキ達家族がイギリスに行って要る間もちょっと寂しかったけど、其なりに楽しく過ごしていた



俺達は成田からタクシーで何とか帰り、家が見えて来ると家の前に大勢のマスコミが居る


これじゃ俺達が何か悪い事して逃げて居るみたいじゃないか


母さんがマスコミの前に立ち、

近所迷惑だから撤収して欲しいとお願いするも動かないので、後、30分しても残って居る会社は今後如何なる理由が有ろうとも、その会社とは取材は受けないし、写真等使ったら肖像権侵害で訴えます、急がないと30分何てあっという間よ


「母さんすげー、マスコミが蜘蛛の子散らす様に帰って行く、テレビは片付け大変だ」


「ヒロキ、シオーネちゃんも多少取材は受けないと治まらないからよろしくね」


母さんは色んなところに電話していた


姉ちゃんだけがこんなにマスコミが居るなら、もっとお洒落しておけば良かった


「姉ちゃん、テレビ見てみ、母さん以外映って無いよ」


「なーんだ、詰まらないの」


翌朝、以前テレビ局で有った芸能事務所の社長が母さんに呼ばれ、家に来てくれた


母さんが言うには、マスコミから守る為にも短期間でも契約を結ばないとマスコミに良い様にやられてしまうので守る為、1ヶ月契約を結ぶ事にした


それと今日、母さんのお世話に成っているテレビ局が経っての願いで生中継でお昼の番組中にインタビュー受ける事に成った


早速、テレビ局の人が来て、リビングをスタジオに作り替えてます、だいじろうは狼の癖に大きく成って収まりきれないのに母さんのエプロンのポケットに隠れてる


シオーネはテレビに出れる事が嬉しいみたい録画準備もばっちり


俺達の出番まで後30分のところで、俺は目を疑う出来事が起こりました、勝手に恩師として、俺が学校に通えなく成った原因の小林先生あのババアふざけやがってと思い、後先考えず復讐する事を思い付きました


インタビューが始まり、事件の事を誤魔化しながら話し、俺の生い立ちの話しに成った時に


「実は私、中学2年の二学期から学校行って無いんです、でもこないだ高卒認定試験合格したんで大学は行きます」


「スゴいね、16歳で高卒認定試験受かっちゃうんだ」


「実は聞いて欲しいのですけど、

私が学校に通えなく成った原因何ですけど、私前は今より大部太ってたんです、それで在る生徒から嫌がらせを受けていて、最初は他愛な無い事なので無視して居たんです、でもエスカレートして行き、暴力を振るわれる様になり、私も行けなかったんですが蹴られた時につい突き飛ばしてしまい、相手が失神してしまったんです、訳を話しても先生からは私が悪いと攻められ、その相手が先導してクラスでいじめの対象に成ったんです、でも暴力を振るわれる事も無かったので、でも物が無くなったりしていたので、先生に話したんです、そしたら小林先生が言うにはいじめの標的が居る方がクラスがまとまって良いから我慢してねって言われたんです、それから学校に行けなくなりました、多分今でも自分の担任のクラスで同じ事をしていると思うので生徒の両親は気を付けてあげて下さい」


俺の話しが終わるとCMに入り、CM開けは違うコーナーに変わった、しかしプロデューサーは詳しく話しを聞きたいと言ってくれた


話しの裏を取らないと何とも言えないが登校拒否の担任が恩師として出る何て面の皮が厚すぎる、徹底に調べるから、しかも今回の教師は堂々と顔晒してるから、もしスタジオに来て貰うかも知れないけど大丈夫


俺は承諾した


其れからテレビでは名前を伏せて報道だったが、ネットで被害者が名乗り出したり、加害者の生徒が謝罪したり、ただ俺の元クラスメイトは今の学校や名前等晒されて大変みたいだ


何人かは謝罪に来たが、俺も今さら言われてもなと帰した


やはり今の生徒にもやって居る事がわかり、恩師で出た影像が連日使われ顔を晒してる居る

これで終わりだな先生


しかしシオーネが怒ってる、俺がテレビに映り過ぎるからシオーネの出番が少なかったと


「えーえー、そこなの」






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