俺は何も知りません
ある異世界の王城にて
「姫様ーカタリア姫様ーー」
侍女が探しても一向に見つからない、朝にエバンス公爵令嬢が
お越しに成り、お茶準備して
お部屋に伺ったところ、お部屋誰もいらっしゃない、
近衛騎士に聞いても誰も見ていないとの事
近衛騎士団長が探してくれて居ますが見つかりません
「あぁー姫様に何か有ったら
私の命で償います、どうかご無事で」
そんな事が起きてる事も知らずに、姉ちゃんの部屋で地球の洋服を選んでいた
姉「リアちゃんはそれで良いのね、ジュディアちゃんは決まった」
ジ「こちらをお借りしても良いですか」
姫「ジュディア様お似合いですは」
姉「さあ行きましょう」
3人が準備をし部屋を出るとヒロキと廊下で会った
ヒ「姉ちゃんどこに行くの」
姉「3人でアウトレットに行ってくる」
ヒ「大丈夫なの?」
姉「大丈夫よ、この為にシオーネちゃんにお願いして、言語理解のスキル付けて貰ったし、金貨も換金したから」
ヒ「何か有ったら必ず電話して」
姉「大丈夫よ、じゃ行ってくるね」
「「ヒロキ様行って来ますわ」」
『3人で出かけるのも、不安だけど、姉ちゃんの運転する車に乗って怖い思いしなければ良いけど』
普通なら30分位で着くところ1時間かけやっとアウトレットに到着したが
2人は完全にグロッキー状態
姫「自動車とは速くてあんなに怖いとは思いませんでしたわ」
ジ「合流ですか、私怖くて悲鳴をあげてしまいましたわ、恥ずかしい」
姉ちゃんの運転だから怖かった事を2人は知らない
落ち着きを取り戻した3人は
買い物三昧して、荷物が多くなるとちゃっかり持って来たマジックバックにしまい買い物をし続けた
お昼はフードコートで姫がプライドチキン、ジュディアはパスタ、姉ちゃんがうどん
姫「このポテトって、今作っているじゃがいもから出来ているんですよね」
姉「そうだよ、リアちゃんの国でも作れるよ」
ジ「日本はおしゃれも美味しいも会って、私こっちに住みたいわ」
姉「いっそのこと住んじゃう」
ジ「住みたいけど私来年結婚してしまうので」
姉「えっ、結婚するの」
ジ「子供のころから婚約していましたので」
姉「大丈夫なの、無理やりじゃ無いの?」
ジ「大丈夫ですよ、私達愛し合ってますので」
姉「リアちゃんは婚約者いるの」
ジュディアが顔を強張らせた
姫「今はいませんわ、聖なる森の件で破棄されました、隣の聖クリタニア王国の皇子だったんだけど、父が森を焼いてから国交が無くなって、婚約解消
今は何とか国交は復活したけどね」
姉「・・・そっか、でもきっと良い人見付かるよ、私も居ないから、一緒に探そうよ」
姫「そうだよね、日本で探しちゃうかな」
買い物で姫は何とか元気を取り戻した
姫「あそこの建物は何?」
姉「あそこは会員制のお店
お母さん会員だけど私会員じゃ
無いからな」
ジ「何が売ってる店なの」
姉「いろいろだけど、お菓子やデザート何か売ってるけどみんな量が多いよ」
姫「行きたい行きたい、どうしたら会員になれるの?」
姉「確か4000円位払えば会員に成れるよ」
「「会員に成ります」」
結局2人は会員に成り、試食する物大量購入、マッシュポテト、ソーセージ、プルコギ、スモークサーモン、調味料、オリーブオイル、お菓子、ティラミス、チーズタルト、クッキー、等々大量購入
『オリーブオイルなんて自分の国にもあるだろうに』
しまいにはレジ裏のフードコートでホットドッグを食べて飲み物おかわり自由に歓喜していた
無事に城に帰ると、冷たい目で見る侍女がいた
侍女「姫様が帰って来ました」
侍女が廊下に向けて叫ぶと
王様夫妻、公爵夫妻、近衛騎士団長等、大勢がやって来て
2人に詰め寄った
姫「ごめんなさい、でも置き手紙に書いて置いたでしょ」
王「護衛も付けずに、もし何か有ったらどうするんだ」
結局、言い訳した事により2時間説教された
しかし夕食で食べたプルコギは好評で、ティラミス、チーズタルトなどはお茶会で注目を集め
幻のデザートと呼ばれている
残残怒られた2人はもう次の計画を考えている
しかし、王様も解って要るのか2人に成る時は必ず誰かを張り付ける様に命令を出していた
はたして2人はまた日本に行けるのでしょうか
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