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新たな訪問者

夜、ヒロキはベッドが寝転びながななかなか寝付けないでいた


『最近シオーネはうっすら化粧しておしゃれに成って、性格まで何か女の子ぽく成っちゃって

俺最近シオーネの顔直視出来ないんだよ、好きだけど何時か異世界に帰らなきゃいけないんだろな、調停者だから戻らないダメなんだろうけど、ヤバイなシオーネと離れたく無いな』


その頃シオーネはスッカリ夢の中


『シオーネ、シオーネ』


シオーネは目を開けると自分の部屋ではなく辺り一面真っ白な雲の上で目を覚ました


「女神様、お久しぶりです」


『シオーネ久しぶりね、永いこ事地上の事任せきりでごめんなさいね』


「女神様、滅相もありません」


『最近は聖獣たちも居ますから

地上は落ち着いています、あちらの世界は大丈夫ですから

貴女は地球で楽しみなさい

それともし何か願いが有れば私に言いなさい、貴女の為なら、

私のできる事ならなんでもしますから、私の可愛いシオーネ、

幸せに成りなさい』


「今、私は幸せです」


『シオーネではお休みなさい』


シオーネは真っ白い世界から消えて行った


『シオーネには人の世界の幸せを掴んで欲しいはね、貴女は私でも有るんだから』




朝、家族全員で慌ただしく朝食を食べて居ると


母「山元さんから電話が有ってどおしでも売って欲しい物が有るらしく、今日の夜に伺いたいって、良かったら連絡してあげて」


ヒ「解った、電話しておく」


母「それとお願いが有るんだけど

アシスタントの子が盲腸で入院しちゃって、明日テレビの撮影何だけど手が足りなくて、2人に

手伝って貰えないかな、勿論バイト代は払うはよ、速く終わったら近くのホテルのケーキバイキングも付けちゃう」


ヒ「俺は良いけど、シオーネはどうする」


シ「私も良いよ、テレビに興味有るから」


母「料理番組だから、想像と違うけど、お願いね」


母はだいじろうと仕事に向かった


ヒ「今日は教習所に行って頑張う

俺もシオーネももうすぐ誕生日だし、16歳に成れば免許取れるから」


シ「私、誕生日って初めて」


ヒ「戸籍取る時に俺の誕生日同じ日にしたからね」


『シオーネの為に密林でプレゼント買ったからびっくりさせよ

しかしシオーネって本当はいくつ何だろう』


シ「ヒロキ何か言った」


ヒ「ん、言って無いよ」


『まさか心読まれて無いよな』


ヒ「予定がいっぱいだな、免許取って、夏休みに父さんも帰って来るし、バイクも買うでしょう

シオーネを花火大会や海プールにも連れて行きたいし、11月には高卒認定試験もあるし、異世界に行く暇無いね、シオーネは異世界に帰らなくて大丈夫?」


シ「昨日ね夢の中で女神様が異世界は大丈夫だからこちら楽しみなさいって」


ヒ「本当、日本をいっぱい案内するね、バイク買ったらいっぱい色んな所に行こうな、楽しみだな」


シ「楽しみにしてるわ、ヒロキよろしくね」


ヒ「お、おぉー任せとけ」



その日の夜に山元さんが1人連れて家にやって来た


山「すみません、急にお邪魔して」


ヒ「大丈夫ですよ、ところでこちらの方は」


山「こちらの方は」


?「初めまして、今回お持ちの品を買わせて頂く、アレックス ローマンディーと申します

これでも地球の1柱の1人です

良かったらアレクとお呼び下さい」


ヒ「1柱って神様ですか」


ア「神と言っても下級神ですから

神核はシオーネ様の方が上ですから」


シ「地球の調停者か」


ア「はい、今は3柱で管理しています、地球には上級神がおりませんので」


シ「上級神が居ない、何故居ないのだ」


ア「私どもも解りません、上級神様も忙しいのかと」


シ「まぁ良い、私に監視を付けて居たのはお主か」


ヒ「監視?」


ア「お気づきでしたか、もう訳有りません、こちらも神核を持つ者が現れたので、地球に来た目的を知りたかったものですから」


シ「問題無い」


ア「そう言って頂けると助かります」


山「そろそろ商談に」


ヒ「はい」


ア「私からお話しします、永久の水瓶と龍結晶を2つ譲って欲しいのです」


シ「龍結晶を何に使う」


ア「1つは大気が汚れ乱れておりますので大気の浄化と海流の調整に使います、現在3柱で手分けしていますが、なかなか手が回らないもので」


ヒ「温暖化も治りますか」


ア「温暖化は地球周期的なもので

無くなりませんよ、時期に氷河期が来ますから、地球上の進化をもたらす為にこのサイクルで来ましたから」


ヒ「そうなんですか」


ア「人間が出している、温室効果

物質は地球上の約3%ですから人間がいくら排出を抑えても変わりません、ただ有害物質の排出は抑えて欲しいですね」


シ「解った、譲りましょう」


ア「それでは3つで74億円で如何でしょうか、勿論税金の掛からないお金でお支払い致しますがどうしても来年度の市都民税は

上がってしまいますが」


「「「「74億ーー・・・・・」」」」


ヒ「市都民税何てどうでも良いけど74億って・・・・・」


シ「ヒロキ私に70億預けてくれないか」


ヒ「もともとシオーネの物だから良いけど何に使うの」


シ「地球の経済は面白いから」


ヒ「シオーネ最近経済の本良く読んでたからね」


シ「ちょっとマネーゲームで悪どい事してる奴を懲らしめ様かと思ってね」


ア「それではシオーネ様に素性を隠せる口座を用意しましょう

シオーネ様に70億、ヒロキ様に4億振込ます、では契約を交わしましょう」


無事契約を交わし、物は入金後で良いと言われたがその場で渡した


姉「貴方たち超お金持ちだね、車の免許取ったら車買って」


ヒ「良いよ」


姉「ウソウソ冗談だよ」


ヒ「本当に買ってあげるよ、シオーネも良いよね」


シ「勿論良いわよ、車買ったら乗せてね」


姉「勿論ドライブ行きましょ」


妹「私も何か買って」


シ「何にが欲しいの」


妹「うーんとねー・・・・・パソコン」


ヒ「俺もシオーネもちょうど買いたいねって話してたから、一緒に買おお」


母「母さんも冷蔵庫が欲しいな」


神が訪問したことより、皆で大金が入った事の方が重要で、

それでも庶民的な物しか思い付かない千田家で有った




その頃、ホテルのスイートルームでは


?「今日会って見てどうだった」


ア「会って見て悪意は感じ無かったね、ただとても強い力を感じた」


?「もともと何千年も1人で調整者をしてたんだろうし、それに上級神の分体なのだろ」


ア「地球で楽しませてあげたいな

今までの苦労を労う意味で」


?「私も労ってよ」


「「・・・・・・」」


?「何か言ってよ」


ア「ちゃんちゃん」


3人の笑い声と共に夜はふけて行った






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