戦友達に送る鎮魂の炎
戦いはダイスケが勝利した。激戦の余韻が場の空気を揺らめかせる中で、見守っていたリュウ、アヤカ、ナオキは安堵の吐息を漏らした。その一方で、澤谷はそんな彼らを静かな眼差しでただ見つめていた。
一方ダイスケはじろじろとカレンの顔を眺めながら、いつもの笑顔を浮かべていた。
「でも、お前なんで眼鏡してんの? すっげー綺麗な目してるからコンタクトにした方がいいんじゃないか?」
「きれ……」
呆気にとられたカレンは言葉を失い、涙を拭いながら咳払いをした。
「か、かわいいとか……綺麗とか、簡単に言うのね」
「ん? 俺は本当にそう思わないと言わないぞ」
「……本当、あなたって不思議な人」
カレンは少しだけ口元を緩ませ、自身の涙をしっかりと拭い取り、眼鏡を正確に位置調整した。
そして、右手をダイスケに掲げ、心からの尊敬を示すようにその手を胸元へと打ち付けた。それは打ち破った相手への敬意の表現、そして彼女にとって「新たなる主」への契りでもあった。
「これより、私はあなたに従うわ…」
彼女はそう言いながら、頭を深く下げる。その姿は新たなる主への敬意の証と場の全ての目に映った。しかし、その視線の一つであるダイスケの心情は戸惑いで満ち溢れていた。
「いや!まて」
思わずダイスケは手を振って彼女の言葉に反論した。
心の中で想像していたのは、仲間としての友情。しかしながら、カレンの解釈はダイスケの予想を越える斜め上の発想、主従関係という観念に到達していた。それに驚きつつ慌ててカレンの肩を掴み、頭を持ち上げさせた。
「俺、そういうつもりじゃないから!」
彼の声が場に響き渡り、カレンは無表情のままダイスケをただ黙って見つめた。
「私は影縫いで育った傭兵よ。アルケミスタのイサム博士に賛同し、彼に忠義を誓っていた…あなたは、私を彼の支配から解き放ちたかったのではないの?」
カレンの言う事は、その通りだった。しかしダイスケは思い悩むように頭を掻き、唸り、腕を組んで目を閉じ考えた。その様子を見て自分の解釈とは少し違うと理解したカレンもまた、少し考えた。
「では…どうしたらいいのかしら」
カレンの問いに対し、ダイスケは深いため息を吐き出した。全く表情を変えず、何も言わずにただ返答を待つカレン。
「えーっと、命令しろって事か?」
「…私があなたに何かを指図することはないわ。主はあなたなんだもの」
(どうすればいいんだ、この状況…)
ダイスケの視界に映ったのは、長い黒髪をポニーテールのように結び上げ、知的さを湛えた緑色の瞳の少女、カレンだった。彼女の身体はタイトな服装に包まれており、そのスタイルの良さが一段と引き立っていた。もし彼女が同年代の学生たちと共に学校に通っていたならば、それなりに男子たちの注目を浴びるだろうと、ダイスケは一瞬思った。
年相応の少年ならあれやこれやと想像するのが普通だろうなと考えつつ咳ばらいをし、カレンの方へ視線を戻した。
「よし、今度俺たちの弁当作ってくれよ。で、一緒に食おうぜ」
「へ?」
ダイスケの言葉に、カレンは呆気にとられ、一瞬間抜けた顔をした。
「言っておくけど、この間食ってた野菜ばかりのは駄目だからな。それを達成するまで次の命令はしない。いいな?」
お弁当作り――そのような使命はかつてもなく、そんな指令にカレンはしばらく表情を一切崩さずに深く思索した。
あの日、屋上でダイスケとアヤカと一緒に食事をした。その時の彼のお弁当は生姜焼きや卵焼きなど茶色一色に染まったお弁当に少しの野菜と、クマ型のおにぎりが添えられた可愛らしいものだ。カレンはアヤカが満面の笑みで差し出したおにぎりを、率直に可愛いと思った。
(ダイスケはあのお弁当が特別と言っていたわ。一体何が特別だったのかしら…)
彼女の思考は、まるでマインドマップを張り巡らせるかのように「お弁当」のあらゆる可能性に対する模索で埋め尽くされていった。そして、やがて彼女の頭の中での解析が終わったらしく、一つの結論が出たかのように一息つくとダイスケの方へ向いて自身なさげに言う。
「成長期の男子が好む肉料理について、不足したデータの調査が必要のようだわ」
「…いや、それよりも単純に料理の本を見た方がいいんじゃないか?」
カレンは考え込むように少し沈黙した後再度思いついたように言う。
「クマ型おにぎりは何故人の心を掴むのかについても調査する必要があるわ」
「クマ型おにぎりに心を掴まれたのはお前だろ…」
ダイスケは苦笑した。
「ダイスケ!」
アヤカが駆けてきてダイスケの左腕に触れた。
「傷…見せて」
アヤカは、内心でダイスケと過ごす日々を振り返った。朝食を共にする時の彼の表情、トレーニングに向かう前の顔、リュウの話を親身になって聞いてくれるその優しい表情…。
彼女の心が呼応し淡い光がダイスケの左腕を包み込むと、その傷跡は静かに、ゆっくりと消えていった。
「回復魔法は愛情、だったっけ」
ダイスケの言葉にアヤカは小さく頷いた。
「もう、痛くない…?」
傷は跡形もなく消え、痛みは感じない。
「俺にも愛情、感じてくれてるんだ…ありがとな」
「あたりまえでしょう!」
その愛情が自分と同じものではないとダイスケはわかっていた。しかし、心配そうに自分を見つめる彼女のその表情にダイスケは微笑んだ。
「なあ、カレン…もう一つ聞いてもいいか?」
「何かしら?」
「あの日、楽しかったか?」
あの日――屋上で一緒に食事を共有した日のことを、カレンは理解した。ダイスケの隣で心配そうに見つめているアヤカの視線に気づき、目を閉じて口元を僅かに緩めた。
「ええ。悪くなかったわ」
それを聞いたダイスケとアヤカは笑顔になった。
「さて、そろそろいいかね」
澤谷の深みある声が一般研究エリアに響き渡った。
「カレン、君の現在の振る舞いをイサム博士と芹沢ユウジが見たら、何て言うかな」
イサム博士と芹沢ユウジの名前を聞き、カレンの顔が一瞬硬く凍り付いた。しかし、すぐにダイスケが彼女の前に立ち塞がる。
「それは違うだろ。カレンの主は今、ここにいる俺だ」
カレンのわずかに震える手をアヤカがそっと取り、温かく握りしめた。
「アヤカ…」
「お父さん、カレンちゃんは私たちの友達なんだから」
澤谷は左手をゆっくりと挙げると、一斉に子供たちが戦闘態勢に入った。ざっと見ても30人はいるだろう。彼らの体は全体に爛れ、露わになった瞳が訴えるように揺れ動いていた。
リュウが一歩踏み出し、三人の前に立ちはだかり、戦闘態勢を整えた。
「子供たちに石はない…彼が行動を操作しているの。澤谷を倒すか、彼らの体を消滅させるかしか方法はないわ」
その言葉と共に、カレンも自らのエネルギーで創り出した銃を手に取った。
子供たちの群れの足音が一般研究室内に響き渡り、一斉に突進してきた。薄暗い研究室に彼らの放つ僅かな眼光が光る。
カレンとダイスケは同時に銃を構え、撃つ。命中すると敵は大きく仰け反るが、体制を取り直し再び襲い掛かってくる。その数は多くとても撃ち切れるものではなかった。
リュウが前に出た。
(もしこの子供たちが、以前一緒に訓練を積んでいた仲間だとしたら...彼らの行動パターンはある程度予測できるはずだ)
自分が受けた訓練、そして組手の日々を頭の中で再現してみる。彼らとは同じ組織で育ったのだから、戦い方には共通する部分があるはずだ。一気に5人がリュウに襲い掛かる。戦闘姿勢から彼らの攻撃スタイルを予測した。
(右がクラヴマガ、左から2番目はムエタイ、あとは混合格闘技…)
右足に力を入れエネルギーを込め、一番右側の子を強く蹴り飛ばした。子供の左腕には大きな穴が開き、身体が後ろに大きく仰け反った。
(格闘技の3人は真ん中がおよそ0,5秒早い…)
頭の中で数式を組み立てるように、エネルギーを計算しながら攻撃を繰り出す。真ん中の一人の腹に強烈な一撃を当て、次いで両手に力を込め2人の顔面にそれぞれ強烈なフックとジャブを叩き込んだ。
残ったムエタイの子ども。リュウの戦闘スタイルと最も近いその子は、大きく身体を逸らし、肘打ちを振りかざしてきた。
身体を大きく逸らした子供が繰り出す肘打ちは、リュウがよく使う技の一つだった。リーチが短い一方で、小学生でも大人を一撃で昏倒させるほどの強力な技だった。
もちろん、自分の技の弱点も熟知している。
子供の攻撃を左手で下から受け止めると同時に、自身の右手を力強く振り上げ、アッパーカットを放った。
一瞬の出来事に、カレンは息を呑む。
「やはり、素晴らしいわ…リュウ」
銃を撃ちながら呟くカレンの言葉を聞き、ダイスケも同じように視線を送っていた。
「妖精の力ってのは、そんなに強いものなのか?」
「それも一因だけど…それ以上に彼自身のセンスが大きいとイサム博士は言っていたわ」
子供たちは次々と倒れるが、同じく次々と立ち上がり再び襲いかかってくる。澤谷は左手を掲げたまま、じっと子供たちを操作していた。そして、彼を守るように数人の子供たちが取り囲んでいる。
「カレン、どうすれば彼らを消滅させることができるんだ?」
リュウは急ぎ足で訊ねた。その疑問にカレンは一方で銃撃を続けつつ答えた。
「体が消滅するほどの強力なエネルギーを当てる事…あなたの力なら、彼らを葬ることができるかもしれない」
リュウは、肩にいるソフィーを一瞬見た。彼女はリュウの戦いを興味深げに見ている。
「私の砲弾では、とてもこの数を対応できないわ」
カレンの言葉を聞き、リュウは自身の内に秘めた能力を思い起こした。
リュウの力は3つ。
一つ目は自分自身や他人のエネルギーを一点に集中させる、または制御する「力の調和」。例えば、自身の拳にエネルギーを集中させて打撃力を増幅させたり、巨大な力を抑える事も可能だった。
二つ目は「時の矢」。対象の時間をほんの一瞬だけ操作することができる。しかしその反面、使用後の体への負担が大きい。
そして最後に、カレンが指摘していたそれこそが「一時的な妖精化」だ。
(もちろん、どの力を使うべきかはわかっている…)
しかし、妖精化を使ったその後の過酷な疲労感を思い出した。体中の細胞が悲鳴を上げ、体が熱を帯びていくあの感覚…そして、あれからしばらくの間、彼は意識を失い続けていた。それは単なる「時の矢」の疲労だけではなかったと認識している。
(軽はずみに使うわけにはいかない…)
しかし、今それを使うべきタイミングが来ているのだろうか?
「アヤカさん」
リュウ達の戦いを見守るアヤカにナオキが話しかけた。
「ナオキ、私は何もできないの?」
その問いに彼女の肩は、僅かに震えていた。
「アヤカさん、先程の感情を思い出せますか?」
「え?」
その"さっきの感情"とは、この戦闘エリアに入る前の廊下での一件を指しているのだと、アヤカは理解した。リュウがアヤカにキスをして、その驚きと戸惑い、そしてアヤカの淡い恋心が引き金となり、火の精霊が巨大な炎を生み出したのだ。
それを思い出すと、再び彼女の頬が熱を帯び始め、アヤカは恥ずかしそうに顔を下げた。
「覚えてる、けど」
「昔、君は人魚姫を演じた。とても素晴らしかった…女優というのは、過去の感情を引き出しにし、自身の演技に反映させるそうです」
彼の言葉を聞いて、アヤカは自分が絵を描く時のことを思い出した。
「感情を…演技にするって、それって絵を描くことにも似てるのかな?」
大学受験の頃アヤカは様々な学問に励んだが、特に芸術に魅了されていた。絵画は彼女自身の心を映し出すものだった。それは、憧れや美への彼女自身の思い。色彩はその心情を鮮やかに描き出し、まるで精霊と語らうときのように、心を穏やかに落ち着けてくれた。それが形となって目の前に現れるその瞬間がアヤカは何より好きだった。
「そうですね、さっき廊下でアヤカさんが炎を発生させた時の気持ちを白いキャンパスの上に描くように、思い出してみてはどうでしょうか」
「キャンパスに…描くように…」
彼女は研究エリア前での出来事を思い出した。その感情を思い返すと、心が熱くなり、同時に心地よい、愛おしい感情が湧き上がってきた。
「私の…感情」
リュウへの淡い恋心を思い起こしながら、目の前の真っ白なキャンパスにその情景を描き出すようにイメージする。アヤカの周囲にいる火の精霊が徐々に温度を上げ始め、そして彼女の足元から炎が舞い上がった。
目の前にいる子供たちを見つめた。その瞳は深い悲しみに満ちていた。そしてカレンが彼らに銃口を向けているのを見て、アヤカの心は揺れ動いた。
「彼らを助けたい!力を貸して」
アヤカの声に呼応して、彼女を包み込むような巨大な炎が現れた。
その炎の力に圧倒されたナオキが一歩後退する中、アヤカは祈るように両手を合わせ、炎の力に抗った。
「アヤカ…?」
リュウは唖然とアヤカが炎に包まれている光景を見つめた。
(あれは…廊下でアヤカが放った、精霊が作り出す炎)
視界を埋め尽くすエネルギーの絶壁。それはアヤカの内なる感情が醸し出したもので、火の精霊がそれに反応して巨大な炎を発生させ、その激しい響きが爆音となり空間を揺るがせていた。
その轟音が子供たちの急襲を断ち切る。アヤカの炎が光と音を爆発させ、子供たちは後方へと吹き飛ばされた。
「あれなら、彼らの存在を消滅させることができるかもしれないわ」
カレンが声を弾ませ、手に持った銃を光の鞭に変化させる。彼女はリュウの前に立ち、子供たちの群れを一挙に退けるために鞭を振り回す。
「カレン、頼む」
リュウの声がこぼれると、彼は一瞬でアヤカの元へ駆けつけた。後ろっから襲い掛かろうとする子供たちにダイスケが蹴りを繰り出す。
「アヤカを援護するぞ」
ダイスケの声にカレンは頷いた。
アヤカは、自分の感情が生み出した炎のエネルギーに圧倒されそうになり、必死で精霊たちとの対話を試みた。しかし、彼らの反応は強い光を放つばかりで、一向に炎の力を制御することはできなかった。
(こんなの、初めてだからだよね…精霊たちは私の心が荒れているのに戸惑っているのだから、落ち着かせる方法を見つけないと…)
火の精霊の心を鎮める方法を考えていたその時、アヤカの肩をリュウが掴んだ。炎に一瞬亀裂が入り、リュウが呼吸を合わせるように右手をアヤカの手に添える。
「アヤカ、この炎を子供たちに向けられるか?」
アヤカはリュウの特殊能力、「力の調和」により、制御できなかったエネルギーが束ねられていくのを感じ、精霊を落ち着かせようと混乱しそうになっていた思考を目の前の炎に集中させた。
「リュウ、そのまま支えててくれる?」
「大丈夫、俺に任せて炎に集中して」
リュウの能力で制御された炎は、再びアヤカの前に集結し、子供たちへと向けられた。
「お願い…あの子たちを、安らかに眠らせて…」
その言葉と共に炎が空間を満たし、アヤカの全身を焦がすような熱が襲うが、リュウが自身を支えていることを信じて炎に集中する。その炎の光は部屋全体を包み込み、子供たちの形を押し流し、彼らの叫びが響き渡る。
次第に、炎は子供たちを静かな音と共に包み込んでいた。
アヤカは息を切らしながら再び手を合わせ、祈りを捧げた。
まだ幼い子供たちが戦わなくてはいけない事。
見るからに違和感を覚えるその姿。
心のどこかで家族に会いたいと願っていることを想像し、その痛みを炎に託した。
「辛かったよね…痛かったよね…」
次第に、子ども達の叫びが消えてく。
炎は小さな光の粒を纏い、ゆっくりと消え、それと共に子供たちも徐々に倒れていく。その光の粒は、アヤカが傷を癒す時の癒しの光によく似ていた。
苦痛に歪んでいた子供たちの表情がゆっくりと穏やかに変化していくのを感じながら、カレンは呆然と、その炎を眺めた。
自分だけが生き残り、彼らの悲痛な声や顔を見るたびに、自身を奮い立たせていた。血のつながりは無いものの、彼らは一緒に苦しみを共有し、乗り越えてきた仲間のような存在。
目の前で焼かれている元仲間…大きな炎と共に、美しい光の粒に包まれ、それは彼らに向けられた鎮魂の儀式のように思えた。
燃え盛る炎の中1人の子供の口が動いた。
その子供は、カレンに向けて一歩歩き、左手を掲げ、何かを訴えている。
カレンは耳を傾けたが、炎の轟音で何を言っているのか聞き取ることはできなかった。それでも彼女は唇の動きから、その言葉を読み取る。
”ありがとう”
それは彼女の心に響いた。その子供は、恐らくカレンが最もよく知る仲間だった。
彼は、ダイスケのように生命に溢れた少年だった。
そして少年は自身の胸に手を当てると、一塵になって崩れ落ちていった。
「私も…ありがとう」
彼らは苦しんでいた。
親に捨てられ、組織に人形のように扱われ、彷徨う存在となり、安らぎすら与えられなかった。
その彼らがやっと与えられた安らぎ、それが死。
心が落ち着いていくような気もしたが、同時に再び自分一人だけこの世に取り残されていったような気持にもなる。
カレンはどんな顔をしたら良いか、わからなかった。
今まで傭兵という人生を送ってきたからだろうか。常に自身の命が危険に晒され、目の前で誰かが死ぬことも何度も直面していた。そんなことを繰り返すうち、心はだんだんと動かなくなっていった。
しかし、その時、カレンの右手を温かいものが包んだ。
「ちゃんと見送ってやろうぜ」
隣を見るとダイスケが微笑み、静かに目を閉じた。
彼の存在は初めて出会ったときから変わらず、カレンの心を常に揺さぶっていた。ダイスケの言葉が自身を照らす一つの光のように感じながら、ゆっくり炎の方へ視線を戻す。
「そうね…こういう時は、見送るものなのよね」
カレンは彼らに敬意を表すように、拳を胸に当て、ダイスケと共に黙祷を捧げた。
その瞬間の彼女の顔は、孤独と強さを持つ戦士とは違い、一瞬の間だけ暖かな表情に包まれていた。
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