閑話01 ふわふわキュート
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私が、王国随一であるスカイスクールを受けると決めた理由。それはもちろん、今の自分の力をもっと知る事、自己啓発と潜在的な能力をもっと訓練したかった事が一番だ。
しかし、この学園を選んだ理由が、もう一つある。
それは……!
「この学園の可愛い制服が、気に入ったからです♡」
(いやいや、お恥ずかしい理由ですみません)
なぜそこまで、私が可愛い制服が着たかったのかというと。
◇
元騎士であった父、雷伊都の影響で、幼い頃から訓練の日々。剣術はもちろん、格闘・武術と、厳しく教え込まれた。そのためか、普段自然と身に着ける服装は、カジュアルで動きやすいパンツスタイルばかり。お洒落とは縁遠い生活だった。
その姿を見ていた母、望月が一言。
「少しでも女の子らしくしてあげたいわぁ」
そしてその言葉通り。私の髪は長く美しくツヤツヤに維持されている! お母様には、深くふか〜く感謝しています。
そんな私もスカイスクールへの進学、自分の将来を悩み始めた頃は十四歳。レベルアップへの向上心もさることながら、本当はずっと女の子らしい? 可愛い服装をしてみたかったのだ。
でも今さら、普段着でふわふわキュートな洋服を、というのには、ちょっと抵抗がある。
(でもでも! ふわふわ着たい!)
「そんな私のお悩み解決では?!」
と、進学先を決めかねていた私の心を一瞬で奪ったこの学園の制服。本当に可愛くて、まるでお姫様……にでもなれそうだった。
ふわっふわっのワンピースに、相性ピッタリのジャケット。
「そう! 一目惚れでしたぁ」
しかし、よくよく考えてみれば。
此処の学園は上流階級の方々がたくさん通っていらっしゃる学び舎。ふわふわキュートは当たり前なのねと、入学後に気付いた。
(それにしてもお嬢様たちは、皆様キラキラと輝いていますねぇ)
新しい友人もたくさん出来て。毎日、笑顔で楽しく過ごしている私。
そして今日も、念願ふわふわキュートな制服で!
「さぁ、今日も行ってきます♪」
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