閑話02 えっと、魔法勝負の結果って?(七月七日に☆番外編で投稿したお話です)
こちらのお話は
七月七日~主人公の三日月ちゃんのお誕生日(*´▽`*)
☆彡七夕当日に短編投稿した☆番外編です☆彡
もしも、すでにお読みくださっていましたら、
この後に投稿する次話へ飛んで! 飛んでぇ~!!
くださいまし~(/・ω・)/テヘッ♪
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お読みいただきありがとうございます(o_ _)o))
皆様が、素敵な日々が送れますよぉに
☆願い……☆彡 菜乃ひめ可
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七夕『三日月の願いごと☆彡』
♪こちらのお話は、読了時間:約4分です♪
(Wordcount2000)
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七月七日、雲ひとつない夜空に星はキラキラと瞬いて。
それに負けぬくらい、この日の月は潤んだ輝きを放つ。
そんな美しき三日月の煌く夜に、私は生まれたの――。
☆
「はぁ♪ 今日は皆から、たくさんのおめでとうの言葉と、素敵なプレゼントもらっちゃって」
――はぅ♡ 幸せだぁ
(まぁ、魔法勝負は大変だったけれど)
文化交流会の二日目、七月七日は三日月の誕生日である。前日からとんでもなく、様々な出来事が起こり、正直身体は疲れきっていた。しかし三日月の心は不思議と満たされ元気いっぱい!!
ただ唯一残念だったことが、ひとつだけある。それは今日のお昼過ぎのこと。
話はラフィールの部屋での美味しいお茶会に戻る。
☆
「月よ~、お前って本当はすごい力持ってんだな」
「う、えぇ? そんなことないない!」
「いーやッ! 観客席はもう驚いて……というより、ありゃ見惚れてたんだ、感動して。間違いない、だってよ~あの輝きは奇跡だぜ」
どうしても魔法アーチェリー大会のことを話したかった太陽は、落ち着いた三日月の様子に安心し、一気に話し始める。抑えられない感情が溢れ出し興奮気味にその思いを語っていた。
「あ、あは、ありがとう?」
「なぁんで疑問形なんだ?」
「ねぇねぇねぇ」「にゃにゃにゃ」
「「はやくお菓子たべよぉ~」」
太陽と三日月の話が終わりそうにないのを感じ取ったメルルとティルの可愛い双子ちゃんが、ぷぅ~っと頬を膨らまし二人の間に入った。
「おぉ! すまんな。そうだよな、せっかく! ラフィール先生から入れて頂いた高級のモカ珈琲が冷めちまうな」
(あぁ~実は私、本日二度目のこちらでのお茶会なのです)
そんな言葉を心の中で呟きながら、三日月も目の前に置かれた可愛らしいクマのカップに、あま~い香りのモカ珈琲にふにゃあ~っと力が抜けた。
「皆さん、喜んで下さって。良かった良かった~うっふふふ♪」
「ラフィール先生、本当にご迷惑おかけしました。ありがとうございます」
「いえいえ~♪」
その後ラフィールから三日月に、今回の魔法について質疑応答の時間。話が終わるとすこぉしだけふにゅん、反省点も多いなぁという三日月だった。
「さて、私はそろそろ」
そう、ラフィールが立ち上がろうとしたのと同時に、ふと三日月があるコトを言った……皆がとても答えづらい話である。
「あのぉ~。そういえば、大会の結果はどうなったのですか? きっと一番はユイリア様ですね! 私が横で拝見していても攻撃力もバランスも。とても素晴らしかったですし。――それで、私も少しは点数取れたのでしょうかぁ?」
それはそれはとても、にこやかな笑顔で楽しそうに頬を赤らめながら、三日月は言うのだ。しかしその言葉を聞きラフィールも太陽も双子ちゃんも固まった。
「あ~」
「…………ん?」
「えぅ」「おぅ」
四人は目を逸らし、それぞれにそっぽを向いたままはっきりとしない。
「え~……と? 皆さん、どうしたのですか?」
ユイリアを助けた後に気絶してしまった三日月は、大会がどのように収拾がつけられ、どのような形で最後どんな結果で終わったのか? 全く知る由もない。
「月さん。よぉ~く聞いて下さいね。先に言っておきますが、あなたの今回の人を助けるという働き、そして魔法の技術も。通常とても真似出来ることではありません。それを踏まえて、お伝えします」
「は、はい?」
あまりショックを受けないように、とラフィールは念を押しながら結果を三日月に伝えた。
「実はお伝えしづらいのですが……月さんは今回、矢の過剰使用により失格になってしまいまして」
「は、はぁうー?!」
(そぉーいうーことぉ!!!!)
「あの状況で、あの判断能力。そして自分の命を顧みず人を助けるということは素晴らしいと皆、称賛していました。そう、していたのですが」
「あ……だ、だいじょうぶでふ。らふぃるしぇんしぇうぅぅぅ」
三日月はさすがにショックを受けていた。順位はともかく、せっかく出場したのだから少しでも成績になるようあんなに頑張ったのにと、涙――。
「うぅ~ちょっぴりでも良いから点数ほじがっだぁ(ほしかった)……」
「あ~あ、つ、月さん! お気を確かにッ」
その姿を、なんとも声を掛けられぬという表情で太陽とメルルとティルは、優しい眼差しで見つめていたのだった。
☆
「まぁ、本当に残念だったけれど。元々は出るつもりなかったわけだし」
(皆が幸せで、笑顔だったら)
「それに出場しなかったら私、いつまでも過去の記憶と向き合えなかった気がする」
三日月は暗くしたままの自分の部屋で、窓から射し込む美しい今宵の月が放つ光を浴びる。目を瞑るとその温もりと力を感じられた。
そしてなんて素敵なお誕生日だったのだろうと想っていた。
「七夕だなぁ……お星様に願いごと、してみゆ?」
見上げた星はキラキラと瞬き、夜空に架かる白き光の帯は輝きを増し、心が躍る。
「この月世界で、平和と幸せがいつまでも続きますように」
三日月の願いごと――。
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