表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

ココロの性とカラダの性

 私、ライカは性自認が二つある

 心の性別が、男性と女性の二つに分かれている


 このことは未だ誰にも話したことはない

 友達はもちろん、家族にもだ


 私を簡単に言葉で表すのならば、「バイジェンダー」か、「ジェンダーフルイド」という言葉が最も近しいのだろう



 私の性自認に初めて気づいたのは小学5年生の頃だった


 私は昔から、かっこいいものと可愛いものの両方が好きだった


 男性諸君なら小さい頃見ていたであろう、戦隊もの

 女性諸君なら小さい頃見ていたであろう、魔法少女


 私は、そのどちらもをよく見ていた


 男性諸君なら一度は夢見たであろう、メカやファンタジー

 女性諸君なら一度は夢見たであろう、ラブロマンス


 私は、そのどちらもを夢見ていた



 私が小学5年生になった頃、私は周りの人とどこかズレているように感じた


 「ライカって、同じ性別のはずなのに何か話が合わないっていうか、異性と話してるみたいだよね」


 そう言われた時は、心の中にモヤがかかったようだった


 しかし、同時にどこか納得したようでもあった


 少し前から、自分に違和感を感じていたのだ



 それからというもの、私はとにかく調べに調べた


 そして初めて知ったことが、世の中には、カラダの性別と、ココロの性別が異なる人や、ココロの性別が2つ、あるいは3つ以上ある人などがいるということ


 私はそれ以降、自分のココロの中で2つの性別と生きている

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ