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〜真実と邂逅〜④ スタンピード

 時は少し(さかのぼ)る、騎士団が西口に辿り着くと街の数百メートル先までビッグレグストの大群が押し寄せている

 先頭を走るラーダーには一人の女の子が乗っている

 黒髪にピンクのインナーカラーが入った気の強そうな女の子、「ミミ」だ


「なんで、あーしが誘導なんて役なのよ!あのバカ!ラーダー乗れないなんてホント、バカじゃない!」


 魔石の入った網袋(あみぶくろ)を片手で振り回してビッグレグストを誘導して興奮させ、スタンピードを起こしている


「来たよ〜自分の命は自分で守れよ〜行くぜ〜」

 先陣を切ったのはビオルク!


 そのビオルクに対してミミがラーダに乗ったまま土魔法を放つ!

「ゼタアースソーン!」

 土のイバラが地面を()うようにビオルクを襲う!


「はっ?どわっとと!」


間一髪ビオルクの反射神経で(かわ)す、すかさず持ち前の運動量で駆け回りイバラを避けてラーダーに乗っているミミに細剣(さいけん)の一撃を()り出す!


「おお〜可愛い子ちゃん!」

ビオルクの一撃を片手に持つ(つち)で防ぎ、弾く!


「アンタ、なかなかやるじゃん!」

 ミミはそのままビオルクをスルーしてビッグレグストを誘導することに(てっ)する


 ビッグレグストの大群が騎士団の陣に辿り着くと、大地を踏み鳴らし蹴散らして行く!

 三メートルにも及ぶ数十体の巨人が圧倒的な暴力で

騎士団の盾を打ち破る!


 しかし第八騎士団も四人編成に組み替えて確実に一体ずつ倒して行く


「ゼタアースソーン!」


 第八騎士団の戦力に押され始めたビッグレグスト大群のフォローをミミが行う


 騎士団達の陣が機能しないように土のイバラが張り巡らされ、再びビッグレグストが進行を開始する


 さらにスクワ森林からなだれ込むビッグレグストの大群、森中で魔石を振り回し続けたミミにより狂乱した魔獣が魔獣を呼び押し寄せる


「テラウィンド!」

ビッグレグストを無視してミミに直接攻撃を仕掛けるのはマイメロ!


「私がラーダーの子を抑えるので騎士団の皆さんは魔獣の殲滅(せんめつ)を!」


「へぇ、アンタ一人であーしを抑えれるの〜?」

「オレもいるよ〜可愛い子ちゃん!」

「面白いわね!相手してアゲル」


 ミミはラーダーを降りると、魔力が高まり空中に浮いている


「第八騎士団騎士長代理ビオルク!」


「ギルドマスター、マイメロ!」


「代理かぁ、まあいいわ!」

 

「魔将校七席、美々(みみ)・サンセット!」

  

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