早三年
三年前の8月28日に、なろうに初投稿しました。
でも登録したのは、多分それより数か月前。
はっきりとした日付は、覚えていません。
嫌になったらいつでもやめようと思っていた割には、良く持ったなと思います。
もう書けないなとか、書くの向いていないな、とか思ったことは数あれど、
何だかんだ言いつつ、この三年間、書いてて楽しかったです。
ですがさすがに、初期の頃のような情熱はなくなりました。
物語を紡ぐ、という行為自体に情熱を持っていた一年目。
もっともっと書かなければ、という謎のあせりを持っていた二年目。
情熱もほどよく冷め、あせりも和らぎ始めた三年目。
とにかくこの三年間は、特に理想もなく、目的もなく書き続けてきました。
もちろん、書きたいものを書いてきましたので、先にも書いた通り、楽しかったです。
でも、楽しいだけでは、すでにモチベーションを保てなくなってきたのかもしれません。
結局は趣味なのだから、そんなに構えて考えなくても良いのかもしれません。
書きたかったら書き続ければいいし、やめたくなったら、やめればいい。
やめる程でないなら、ちょっと書くことを休めばいい。
そうは思うのですが、何故か、ここでやめちゃいけない、やめたら勿体ない。
と、思ってしまう。
けれど、勿体ないと思うのは、これまでかけてきた、時間や労力ではありません。
所謂、サンクコスト効果やコンコルド効果とは、ちょっと違う気がするのです。
この三年で身に付いた、「書く」という習慣を途切れさせるのは、勿体ない。
多分、そう思っているのです。
よく、本を「読む」人は意外と少ないと言いますが、「書く」人は、おそらくもっと少ないのでしょう。
せっかく足を踏み入れた、創作の世界。
簡単に手放してしまうのは、勿体ない。
そこで、ここは一つ、執筆活動を続ける上での目的と目標を持つことにしました。
これ、今書きながら考えついたことです。
事実、目的や目標があるって、モチベーションアップに効果があるなあと実感していたところだったので。
私、実を言うと数か月前までは、丸三年経ったらちょっと休もうかな、とか思っていたんです。
ですが、執筆応援フェアが始まり、Amazonのギフトカードを当てるために「四か月連続投稿するよ」とこの連載で宣言しちゃったので、休めないじゃん! という事態に、今なってます。
いやあ、目的・目標があるって大事ですね。
執筆応援フェアがなければ、多分長期の休みに入っていたかも。
そうそう。それでその目標ですが……。
……まだ思いつきません。
締りが悪すぎる。
一瞬、商業化を目指す、とか頭に浮かびましたが。
そうなると、商業化を見据えた作品を書かなければならなくなる。
ですが、今のライトノベルの商業化傾向にある作品を、私は書ける気がしません。
けれど、書きたいものだけを書いて、それを企業に商業化したいと思わせるだけの実力と才能を、私は持っていないのです。
……今のところ。
あえて、今のところと言っておきましょう。
なぜなら、私は言霊の力を信じているから。
ないと断言してしまったら、あるものもなくなってしまうのです。
ほら。才能は後付けできなくても、実力は文章力と技術を磨けば何とかなるかもですし?
まあ、そんなわけで。
良い目的と目標を思いついたら、またご報告します(多分)。
とにかく今日中に書かなきゃ! と思ったらぐだぐだに……。




