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雪華散りゆき夜叉となりて…  作者: フランスパン
第四部 決戦編
74/74

あとがき

あとがき

 

 はじめましての方、はじめましてこんにちは。

 おひさしぶりの方、おひさしぶりですこんにちは。

 雪華散りゆき夜叉となりて…(以下雪華)の作者のフランスパンです。

 大変長い道のりでございましたが、今ここで、一つの男女の物語が完結居たしました――。

 ここまで来られたのは、この作品を読んで下さった読者の皆様のおかげで御座います。本当にありがとう御座います。

 龍久と雪の物語はここで完結となります。

 思えばこの二人の出会いなど、龍久が川でどんぶらこする事に始まり、いろんな事があったりなかったりしましたねぇ。

 登校中にパンを咥えてぶつかった時など、熱くたぎる物がございましたねぇ(笑)

 

 この作品は最後で分かりますが、龍久が書いた日記……自叙伝なのです。

 彼岸と志願の境で見た、二人の子供、あるいはその子孫に当てた手紙と龍久は言っておりますので、その様な物なのでしょう。

 この作品が龍久の手紙なのですから、作品内での誤字脱字だって龍久のせいになるはず! つまり全て龍久のせい(笑)


 ここまで来れば深くは語りますまい、この物語はもう終わったのですから。

 しかし終わったのはこのお話だけです。

 折角すそ野を広げたのですから、もちょっと書きたいですねぇ(笑)。

 葛葉やら玉藻やら妲己やらの陰陽師達のその後の話や、明治時代になってすっかり様変わりした藤田君や虎道君、江戸お留守番組のその後などなど……、作者の妄想は進むばかりで御座います。

 しかしこの物語はあくまでも雪華、この辺りで筆をおかせていただく所存でございます。

 繰り返しになりますが、この物語を最後まで読んでくださった読者の皆さま、本当にありがとうございました。

 この辺りで筆をおかせていただきます、またいつか別の作品でお会いしましょう。


 フランスパン

おわり

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― 新着の感想 ―
[良い点] ストーリーがしっかりしていて、また和風なのが私にとっては良かったです。歴史上の人物の性格もハッキリしていて、分かり安かったです。 [気になる点] 雪(主人公)ちゃんの、妹っていったい何者で…
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