教師たちとの乱闘が始まったんだが?
20人の男たちは、保健室に向かって走り出した。
あるやつはホウキを持ち、あるやつは謎に黒板消しを持っていた。
おそらく、僕が教師たちと戦闘になることを教えたからだ。
「お前ら、どうしてそんなに僕を中心として動こうとする?ましてや、あの時暴れた僕だぞ」
僕は1ヶ月前に教室で暴れた。
それで怪我をしたやつもいるはずだ。
今僕に協力してくれている中にも被害者はいるはずだ。
なのに、どうして――
「そんなの、過去のことじゃないですか!今を見ましょうぜ!今、あんたには夢がある。覗くというな!そんな姿に俺らは惚れたんすよ!」
ムキムキの男がそう言った。
後ろにいた連中も頷いて賛同する。
「お前ら…」
でも、僕はこいつらを利用しようとしている。
利用するということは間違いではない。
でも、何かか違う気がする…
なにかが…
「さあ、行きましょう!エデンが俺たちを待ってますよ!」
「あぁ!」
「おぉーーーーー!!」
ムキムキの男を中心に、周りの団結がさらに深まり出した。
僕らは階段を降り、先へ進んだ。
ここから先がAゾーン。
まずは、教師たちを突破することだな。
「なんだね、君たちは」
目の前には3人の教師がおり、一人のベテラン教師が前に出て言った。
「女子たちの着替えを覗きにきました!」
ムキムキ男が胸を張ってそう言った。
胸を張って言えることじゃないぞ、それ。
あぁ、わかった。
こいつも上条同様バカなのか。
「うおーーー!!けしからん!さっさと教室に戻れ!」
熱血教師っぽいやつがそう言った。
どこにでもいるんだよな、こういうやつ。
「申し訳ありませんが先生。僕はとある事情で見なければならないんです。そこをどいてくれませんか」
至って冷静に発言をする。
これでどいてれたら助かるんだがな。
「なに馬鹿なことを言っているんだ。さっさと戻りなさい」
真面目くさい教師も前に出てそう言った。
やっぱりこうなるか。
「断る!!」
断ると断言し、その言葉が引き金となり、始まった。
「全員、かかれーーー!!」
ムキムキ男が指揮をとり、男たちは教師たちに向かって走り出した。
「この際、正当防衛だ!君たち、殴ってでも奴らに世間の恐ろしさを教えてやれー!!」
教師たちもベテラン教師を中心にこちらに向かってくる。
こっちは20。
あっちは3。
数的にもこちらが有利だ。
「うおーーーーー!!」
僕も特攻をかけて走り出した。
ここは言うなれば、第一関門。
ここで止まるわけにはいかないんだ!!




