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改史 大戦  作者: BT/H
38/83

第5章 第1次世界戦争編 C-0001 中立と圧力

C=北方方面への圧力→北海及びバルト海での海上戦闘を記述します。

1914年7月24日キール軍港 海軍司令部

「命令が来た。指定された封密命令を開封する。」

 司令長官が作戦計画の入った封印された封筒を開ける。

「司令長官いいのですかわが海軍は」

「言うな。我が国は陸軍国だ。」

「しかし…」

 ドイツは伝統的に陸軍国である。そのため海軍と陸軍は予算を取り合う関係にある。そのため多少の対立が存在している。

「艦隊をデンマーク方面に出撃させる。」

 作戦を今後の作戦を述べる。

「デンマーク方面確かに陸軍の一部もそちらに移動しているとの情報ですが一体…」

「攻撃命令はない。おそらくデンマークへの圧力。デンマークの中立、国際海峡であるスカゲラク海峡・エーレスンド海峡付近の封鎖を要請するものだろうな。」

「海峡の封鎖ですってなぜ‼」

「馬鹿者。わからんか。ロシア海軍とフランス海軍の合流を防ぐためだ。それにロシア方面への貿易を阻害するためだ。わが海軍はキール運河にてバルト海と北海を自由に行き来することができる。中立宣言はわれらに利するところ大だ。」

「出撃する艦の指定もされています。キールからデンマーク西海岸に対して圧力をかける艦隊は最新鋭のバイエルン級1隻、カイザー級4、ヘルゴラント級4あとは本国に残存する大型巡洋艦(装甲巡洋艦と巡洋戦艦のこと) デンマーク東海岸の圧力はケーニヒ級4、カイザー級1、ナッサウ級4、前ド級戦艦10隻。デンマークへの干渉が終わり次第、東側の艦隊だけでロシア艦隊を十分潰せますね。」

「いいやフランス艦隊も十分西側の艦隊だけで叩ける。イギリスが出てこなければな。」


 同日デンマーク首都 コペンハーゲン 王宮

「キール軍港からドイツの艦隊の出撃を確認。首都コペンハーゲンに向かっています。編成は…」

「編成を言う必要はない。わか海軍では勝てるわけがない。奴らの要求は?」

 デンマーク王のクリスチャン10世はすぐに内容を聞く。

「海峡の完全封鎖と中立宣言。中立保障のために一部工場施設のドイツへの売却。」

「我が国にドイツ帝国に抵抗する能力などもともとない。開戦させられればすぐに降伏・占領される。それが設備の売却だけで済んでいい。」

「売却する設備に問題があります。売却する設備の中にはマドセン軽機関銃の生産設備も含まれています。」

「それでは協商陣営から同盟陣営とみなされかねない。武器設備の輸出は‼」

「断っても戦、受け入れても戦もうどうすることもできない…。」

 王宮で行われる会議は絶望に近い空気に包まれる。

「馬鹿者。選択肢はその2つだけか?ほかの選択肢を探せ。」

 クリスチャン王は議場を一喝する。

 しかし、結果的に翌日その条件をのむことになる。だが、連合国からの反応はなかった。


 1914年7月26日 オランダ 近海 大英帝国 本国艦隊

「オランダへの砲艦外交などしてもよろしいのですか?」

 大英帝国はいまだ宣戦布告していない。しかし、2日前に海軍兵士の動員を開始。本国艦隊はその日中に出港した。

 編成(史実とは違う) は


総兵力 超々ド級戦艦 2

     超ド級戦艦15

      ド級戦艦13

準ド級戦艦10

前ド級戦艦 6

超ド級巡洋戦艦 4

 ド級巡洋戦艦 4

 そのほか多数。

以上未完成艦艇を除く



第1艦隊

第1戦隊 計6隻 (開戦に際し、応急編成)

クイーン・エリザベス級  クイーン・エリザベス、ウォースパイト

  同未編入・編入予定  ヴァリアント、バーラム

35.6㎝-8門級超ド級戦艦 (史実に存在しない 希向け・日本製) ハンニバル、ジュピター

同型艦なし        エリン(土向け)、カナダ(アルゼンチン向け未完成・編入予定)

第2戦隊 計8隻 (史実第1戦隊相当) 

アイアン・デューク級  アイアン・デューク、マルバーラ、ベンボウ、

            エンペラー・オブ・インディア

ネプチューン級     ネプチューン、コロッサス、ハーキュリーズ

ベレロフォン級     シュパーブ

 巡洋戦艦隊 6隻

ライオン級        ライオン、プリンセス・ロイヤル、クイーン・メリー、タイガー

インヴィンシブル級    インヴィンシブル

インディファティガブル級 ニュージーランド

  第2艦隊

第3戦隊 8隻 (史実第2戦隊相当)

キングジョージ5世級 キングジョージ5世、エイジャックス、センチュリオン、

           オーディシャス

オライオン級     オライオン、モナーク、サンダラー、コンカラー

第4戦隊 8隻 (史実第3戦隊相当)

キング・エドワード7世級 キング・エドワード7世、ドミニオン、コモンウェルス、

             ヒンドゥスタン、ジーランディア、アフリカ、ブリタニア、

ハイバーニア

 第3艦隊

第5戦隊 8隻 (史実第4戦隊相当だが関係ない船も多数所属)

西 エフスターフィー級 (史実に存在しない 土向け) 1隻 マジェステック、

同型艦なし       ロンドン(史実土向けエジンコート)、ドレッドノート

ベレロフォン級     ベレロフォン、テメレーア

セント・ヴィンセント級 セント・ヴィンセント、コリンクウッド、ヴァンガード


第6戦隊8隻 (史実第5-8戦隊所属艦の多くが売却されているため売れ残りの船が配属されている)

ダンカン級1、カノー パス級2、レナウン(2等戦艦)、バーフラワー級(2等戦艦) 2 

ロード・ネルソン級   ロード・ネルソン、アガメムノン


土向け=トルコ向け輸出艦 希向け=ギリシャ向け輸出艦


 目標はオランダ近海。

「あいつらは海兵隊ですね。」

 たる士官が旧式化した複数の大型防護巡洋艦を見る。この大型防護巡洋艦はパワフル級及びダイアデム級と呼ばれる船である。前者は排水量14000t、後者は11000t建造当時の戦艦に準ずる大きさの大型艦である。その一方武装は少なく、非難されるほどのものであるがその大きな船体と商船と比較し高速である事を利用しての輸送任務を得意としている。

 史実では第1次世界大戦中、輸送任務へのさらなる特化のために武装を撤去した船すら存在する。改史ではこの両級すべての船が開戦以前から武装を撤去、輸送任務への特化を果たしている。

「圧力をかけるのならば艦隊だけでも十分。沿岸都市に対して脅しをかければいい。では本国はオランダに何を求めているのだろうか。」


 同日 オランダ首都 アムステルダム 

「英国の主力艦隊が近海に集結しています。」

「…ドイツ帝国がベルギーに通行権を請求した。当然ベルギーは否定するだろう。それを口実に英国は参戦するだろうが英国。この条件は人のことを言えないのではないでしょうか。」

 オランダ女王ウィルヘルミナは英国大使から送られた外交文書を机において会議に参加しているメンバーに声をかける。

「しかし、沖合には英国の艦隊が控えています。しかも英国海兵隊の上陸準備も整っているようです。」

「現時点では英国に抵抗はできますか?」

「海の上では不可能です。奴らが陸に上がってくればドイツに援軍を求めることができます。むろん、国境沿いにドイツ軍がいればできますが。」

「情報をドイツに流してください。少なくとも2個軍は配属してほしいですね。」


 史実では中立を守った国はどうなるのでしょうか?


 しばらくC=バルト海、北海をどんどん投稿する予定。

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