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続々・完全防備

 いつも、うっかりがすぎちゃう彼女。


「飲み物を用意して来たよ。」


 そう言って、公園で、プリンを差し出される。


 もはやこのくらいでは、僕は動じない。


 つまり、スプーンを忘れたんだね。


「ありがとう 。」


 笑顔で返す余裕の対応。


「はい、じゃあこれ、ストローね。」


「なっ!」


「ぷっ、くくーっ。」


 こらえきれないという感じで笑う彼女。


「あはは、なんか最近、私の事を生暖かい目で見守っている風だったから、懲らしめてあげたのよ。」


 笑顔にすいこまれる。


 実に嬉しそうだ。


 ご満悦で、自分の分のプリンを取り出す彼女に、かけるべき言葉はひとつしかない。


「君も頑張れ。」


 さし戻されたストローを見た彼女が、荷物を確かめ、顔を赤らめている。


 彼女は、無防備にもほどがある。

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『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
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