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使いたくて仕方ないんだろうなあ

 閉店間際のお総菜コーナーには、得物を狙うハンター達が、半額シールに群がります。


 おっ、今日はあたりの日です。


 お寿司、フライドポテト、からあげ、たくさん残ってます。


 心密かにガッツポーズをしていると、とててーっと男の子がかけてきました。


 ケースに身を乗り出して、並ぶお寿司を見渡してから、入口の方を振り返って声をあげます。


「おかーさん、お寿司は、どれでもいいの?」


 こちらの方に、カートを押して来ながら、お母さんは声をかけます。


「お寿司は、わさび抜きのだよ。」


 すると男の子がうれしそうに。


「うん、わかった。大人の事情ってやつで、そうなるんだね。」


 うわっ、楽しすぎ!

次回は、『二人称の小説に挑戦してみた』です。

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『みどりの竜』
 一話完結、ショートショートコメディです。


『月の音色』
 声優、大原さやかさんのネットラジオに投稿した400文字以下の物語


『いくとちゃんとおじいちゃん』
 子供に読み聞かせるとき、大人も一緒に楽しめる童話を目指しました。
― 新着の感想 ―
[一言] 子供の言葉の選び方は、 時に可笑しいというか、気持ちが温かくなります。 ちょっとローテンション気味でしたから助かりました。 ありがとうございます。
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