最初の挨拶 名探偵の先生と助手のハチ
私の名前は、ハチ。
名探偵、文月三十先生の助手をつとめています。
いつものように事務所へ行くと、先生の机に置手紙が残してありました。
ハチへ、この場所で待っていて
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これは、先生からの暗号メッセージ!
名探偵の助手の誇りに賭けて、必ずやご指示を遂行いたします。
ろくななぜっと・・・が、えすより大きい?
不等式であることには何かの意味が?
いや、それよりも、これって、なんかよく見かける、ポピュラーな暗号のような気がするのだけれど・・・
うわあああん、先生、私には無理です。
「どうした、ハチ泣いたりして。」
「先生!」
「すまないね、朝から行列の出来るお店に行っていたんだ。」
「わ、私こそ、すみません、先生のご指示を実行することが出来ませんでした。」
「何を言っているんだい、君は、私の指示通り、この場所で待っていただろう。」
「へ?」
「ほら戦利品、おやつはモモのタルトだよ。」
タイトルは、ホームズのパロディです。
次回は、『空き部屋の冒険 名探偵の先生と助手のハチ』です。
明日、更新します。
『犯人は二人 名探偵の先生と助手のハチ』も公開しています。
https://book1.adouzi.eu.org/n4278gf/7/




