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和装の皇さま ~Another Story   作者: 狼花
玖暁―――輝ける陽光の国
10/43

少年の日の思い出9 ~瑛士Side

再生暦5008年8月

鳳祠真澄――13歳

鳳祠知尋――13歳

 神谷桃偉騎士団長の弟子と言うことで、瑛士が騎士になるのは拍子抜けするくらい簡単だった。その実力から、最初から高い役職が用意されており、騎士団長である桃偉が自ら率いる神谷隊に配属された。新人が最初に騎士団長の直属に配属されることは珍しいことである。しかも瑛士は、桃偉の補佐的役割である。他の騎士には不満もあるだろうが、桃偉の一睨みはかなり効果がある。貴族としての威光ではなく、騎士団長としての迫力だ。神谷家の庭で見せていた彼の騎士としての指導は、まだまだ序の口だということを瑛士は思い知った。


 そして騎士叙任と同時に、瑛士は桃偉に連れられて皇城の別棟に向かった。その別棟の前の庭にいたのは、十三歳の少年ふたりだった。


 彼らがこの国の皇子、鳳祠真澄と鳳祠知尋であった。


 一卵性の双子と聞いていたが、それにしてはあまり似ていないような気が瑛士にはした。顔の部品はそっくりだが、まとう雰囲気的なものが正反対なのだ。兄の真澄は元気で溌剌な少年らしい少年で、弟の知尋はどこか儚さが目立つ。


 二人の姿を見たのは、瑛士はこれが初めてだ。瑛士に限らず、皇都に住む民の殆どがそうだろう。ふたりの皇子は、外に一切顔を出さないのだ。悪政皇という男の息子であることは、彼らを攻撃する材料となる。貴族たちと必要以上に接触しないために、人前に出るのを避けていたのだ。


 だが実際は――。


「瑛士、と言ったか。桃偉から話は聞いていたよ。私は真澄だ、よろしく頼む」

「私は知尋です。これからよろしくお願いしますね」


 なんだこの腰の低さは、と呆気にとられてしまうほど、『良い子』たちだった。


「どうなされた、御堂殿?」


 そう穏やかに尋ねたのは、真澄と知尋の教育係である老人、矢須だった。彼は前皇の御代、その右腕を務めたという大層偉い人だった。家柄でいえば、きっと早坂公爵の上を行くだろう。そんな彼が皇子たちの教育係に回されたのは、有能な矢須を皇である真崎が煙たがったのと、矢須が真崎を見限ったのと、双方の思惑があったからだろう。


「い、いや……失礼ながら、皇子というのはもっと高圧的なものだとばかり……」

「本当に失礼だな、おい」


 桃偉が呆れて、瑛士に拳骨を落とす。すると真澄が吹き出した。


「そうだな、矢須や桃偉には『もっと皇族らしい態度をとれ』と常々言われているけれど、これが私たちの素なのだから仕方がない。な、知尋?」

「ええ。偉ぶるのって、結構疲れるんですよ? 他の人間の目がないくらい、楽をさせてください」


 どうやらこのふたりは、この広い閉鎖された空間で、のびのびと育ってきたようだ。不自由さはあっただろうが、それを不満に思うでもなく、将来の玖暁を担うために勉強してきたのだ。頭脳的には、年齢を重ねている分だけ昴流の上を行っているのだろうか。


 この開放的で、どこか庶民的な親しみやすい皇子に、桃偉が心を砕くのは当然かもしれない。真澄と知尋は桃偉が嫌う「貴族」には当てはまらず、玖暁を良い方向へ導いてくれると期待できる。


 何より、瑛士にとってはこれから唯一無二の忠誠を誓う相手である。


「……まあ、今このときだけはそれらしい態度をとったほうがいいかもしれないな」


 真澄のその言葉で、瑛士は腰の鞘から刀を引き抜いた。それを地面と水平に持ち、ゆっくりと真澄の前に跪く。


「これより御堂瑛士は、殿下の盾として、時には剣としてこの力を捧げ、一生の忠誠をお誓い申し上げます」

「――分かった。その剣、受けよう」


 真澄が厳かに言葉を発する。この威厳は、やはり生まれ持った資質だろうか。


 中庭のど真ん中で、雰囲気も何もありはしない宣誓の儀が無事終了し、真澄はさっさと堅苦しい表情を捨て去った。


「よし、と。じゃあ早速なんだけど瑛士、頼みがある」

「なんでしょうか?」


 真澄は瑛士の主君なのだから命じるだけでいいはずなのだが、ここで『頼みがある』と言うのは性格であろう。


「私と知尋に、剣術を教えてくれないか」

「え、ええっ!? なんで俺が!? ここに最高の騎士がいらっしゃいますよ!?」


 瑛士は仰天して、横に立つ桃偉を指差す。「指を差すな」と桃偉がその手をはたき落としたが、今はそれどころではない。真澄は苦笑する。


「うん、それがな。前に桃偉に頼んだとき、こいつは『おふたりの力量に合った剣術指南役を探すべきでしょう』と言ったんだ」

「……それって要するに、『俺は強すぎるから割に合わない』ということですか」


 瑛士が桃偉に尋ねると、桃偉が憮然とする。


「違う、むしろ逆だ。おふたりのような天賦の才を持つ方に教える技量が、俺にはない」

「団長に無理だったら俺にだって無理ですよ!」


 そう抗議すると、桃偉が瑛士の肩に腕を回した。そのままぐるっと向きを反転させられ、真澄と知尋から距離を取って密談の形になる。ひそひそと桃偉が囁く。


「最初に言っておくが、あのふたり、特に真澄さまは剣術の天才だ。今はどうあれ、五年も経てば確実に俺やお前を抜くだろう」

「もうそんなに完成された剣術を使いこなすんですか」

「ああ、しかもそれは誰かに師事して習得したものではないんだ」

「……と言いますと?」

「玖暁皇家に伝わる秘伝の剣術で、鳳飛(ほうひ)蒼天(そうてん)流というものがある。真澄さまはその秘伝の流派を、父親が戦場で振るっているのを目で見ただけで習得されたんだ」


 その事実に瑛士はぎょっとした。目で見ただけで技を習得するなど、聞いたことがない。それは多分、机を叩く音だけでそれがなんという音階の音色であるかを認識するより難しい。


「ほ、本当に天才なんですね……」

「だろう? で、そんな天才の相手をさせるのはやっぱり天才じゃなきゃならんのだ」

「天才って誰のことですか」

「お前だよ、阿呆」

「な、なんで?」

「お前は動物的な第六感で剣を振るっているだろう。だからこそ、刀の握り方さえ知らずともあれだけ戦えた。自覚しろ、頭はともかく剣の上ではお前はすごいんだ」


 頭はともかく、というところが引っかかった。そりゃあ田舎の学校で、殆ど勉強せずに刀を振り回してばかりいたからそう言われても仕方がないが、もう少し言い方があると思う。


「で、でも団長だってそうではないんですか……?」

「んなわけあるか。俺は元々刀を使う素質なんてなかった。努力に努力を重ねてここまで来たんだ。日々研鑚型の俺が、天才児の相手を務められるわけがない」

「は、はあ……」

「剣を教えると言ってもな、そもそも俺たちと真澄さまたちは流派が違うから教えられることなんて少ない。お前にやってもらいたいのは、ただ試合の相手をすることなんだ。真澄さまは剣の技を習得しているが、それを実際に使ったことはない。あの粗削りを、なんとか実戦的なものにまで昇華してやらなきゃならん。それができるのは、技量があって暇なお前だけだ」


 暇って。


「そういうわけだ、頼めるのはお前だけなんだ。引き受けてくれるな?」

「……つまり俺は、毎日殿下と手合せすればいいんですよね?」

「おお、そういうことだ。物分りが良くなったな」


 桃偉は嬉しそうに笑って、瑛士を解放した。そうしてふたりの密談を見守っていた真澄が苦笑いを浮かべる。


「……何を話していたのかは知らないが、解決したか?」

「ええ、問題ありません。真澄さまと知尋さまの剣術指南役を、この瑛士が引き受けるとのことです」


 桃偉が話を進めてしまったので、瑛士としては今更引き返せない。まだ他人に『剣とは何か』と教えることなどできないが、試合の相手くらいならば務まりそうだ。


「本当か? 良かった。それじゃあよろしく頼むよ、瑛士!」


 何より、この嬉しそうな笑みを見てしまっては、断れない。


 桃偉と矢須が仕事に戻り、中庭には双子の皇子と瑛士が取り残された。お互いに準備をしていなかったこともあるし、手合せは明日以降ということになった。いや、『以降』も何も、瑛士はこれから毎日真澄らの傍に控えているのだ。間違いなく『明日』からだろう。


「我が儘に付き合ってもらって、すみませんね」


 知尋が優しく笑みを浮かべた。瑛士は「滅相もない」と首を振る。


「殿下に剣をお教えするなんて大役を任されたこと、名誉に思います」

「そんな堅苦しい呼び名はよしてくれ」


 真澄がうんざりといった様子で首を振るので、瑛士は慌てて言い直した。


「で、では、真澄さまとお呼びします。よろしいですか?」

「……呼び捨てでいいぞ?」

「いや、それは無理です」


 きっぱりと瑛士が拒否し、知尋が腕を組んだ。


「へえ、案外堅苦しいんですね」

「うーん……じゃあ最低限、これだけ約束してくれ」

「なんですか?」

「私たちに対して遠慮はいらない。言いたいことははっきり言って良いし、稽古でも本気で構わない」

「……分かりました、お約束します」


 頷くと、真澄はほっとしたように微笑んだ。


「よし。そうだ、城の中を案内するよ。中は広いからな、ちゃんと道を覚えないと迷うぞ」


 軽い足取りで真澄は踵を返し、城内へ向かう。どうやら、兄のような存在ができて嬉しいらしい。苦笑しつつそのあとを追おうとすると、知尋がそっと近寄ってきた。耳を貸せと言うので、少し屈んでやると、知尋が囁く。


「真澄には脱走癖があるから、目を離さないでやってね」

「だ、脱走?」

「うん。勉強をさぼったりはしないんだけど、暇なときにふらっと出かけちゃうんだ。でもそれも真澄の趣味の一つだから、出くわしたら引き留めるよりもついて行ってあげて」

「はい、そうします」


 無理に連れ戻そうとして逃げられるよりも、最初から同行を申し出たほうが確かに良さそうだ、と瑛士も思う。しかし脱走する癖がある皇子さまとは、なんともお約束である。


 早く来いと、少し離れた場所から真澄が呼ぶ。今度こそ瑛士は知尋とともに、真澄の後を追った。



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 そうして瑛士と双子の皇子との生活が始まった。


 真澄の剣技は、とても目で見て覚えたものとは思えないほど卓越しており、初めて見る鳳飛蒼天流という剣術に、最初こそ瑛士は翻弄されてしまった。だがすぐに彼は「動物的な第六感」で真澄の攻撃を見切ると、真澄の攻撃をすべて受け止めてしまうのだ。やはり双方ともに、刀を扱う人間として非凡な才能を持っている。


 知尋はというと、彼は護身のために刀を習っていたため、真澄ほどの技のキレはない。それでもさすがと言うべきか、知尋の剣術にも光るものがある。桃偉は五年後といったが、五年も待たずしてふたりとも瑛士を抜いてしまうのではないかと、内心でひやひやしてしまう。


 勿論瑛士は、騎士としての任務もそつなくこなした。頭を使うことは苦手だが、身体を動かすことなら誰よりも要領よく立ち回れるのだ。与えられた課題もさっさと終えてしまい、桃偉に呆れられたほどだ。


「瑛士は皇都の生まれではないんだよな?」

「はい。俺は静頼(せいらい)って街の生まれですよ」

「静頼というと、皇都の南にある港街だったな。魚が有名なんだろう?」

「良くご存じで。真澄さまは魚が好きですか?」

「干物は割と好きだ」

「干物もいいですが、やはり静頼では刺身を食べなきゃ損ですよ」

「刺身か……食べたことがないな」

「今度、さばいて差し上げましょうか?」

「そんなことができるのか?」

「うちは両親ともに漁師だったので、魚料理だけは得意ですよ。きっと真澄さまも気に入ります」


 そんなことを話した数日後に、市場で静頼産の魚が出回っていたので、試しにそれをさばいて真澄に振る舞った。瑛士が自分で言った通り見事な包丁さばきで文句の言いようがなかったのだが、真澄は初めて食べる生魚におっかなびっくりだった。そして刺身を口に放り込んだのだが、真澄はみるみる青褪めてしまった。どうやら彼の口には合わなかったらしい。


 好き嫌いがなかった真澄の、嫌いな食べ物の欄に『刺身』を付け加えたのは、皮肉にも瑛士ということになってしまったのだった。


 また別の日、瑛士が騎士の仕事を終えていつも真澄らがいる中庭に足を運ぶと、そこには知尋だけがいた。知尋は中庭の中央に、ひとりでぼんやりと佇んでいる。


「知尋さま……」


 声をかけた瞬間、知尋の右腕が持ち上がった。何をするのかと見守っていると、知尋の右手の上に眩い光が現れた。同じように持ち上げた左手の上には赤い炎。両腕を振ると、それらの光はふっと消えた。代わりに知尋の頭上に水球が生み出され、それがぱんと弾ける。霧のような雨が降り注ぎ、日の光が反射してうっすらと虹が見えた。


 ほう、と瑛士が声を上げる。芸術精神の欠片もない瑛士が見惚れるほど、美しいものだったのだ。


 知尋が大きく息を吸い込んだ。まるで心を落ち着かせているかのような動作だ。知尋の手に、大きな光で作られた槍が握られている。知尋はそれを、斜め上に向けて投じた。知尋の膂力的にはあり得ない速さと飛距離で、その槍は上昇を続ける。だが、知尋が指を鳴らした瞬間に、その槍はくるりと向きを変えた。そして上空から、知尋めがけて急降下してきたのだ。


「ッ! 知尋さまっ!」


 瑛士が駆けだしたが、間に合わない。知尋は自分で創り出した槍に貫かれる――


 わけがない。


 知尋の正面に、透明な壁が創り出された。結界壁(けっかいへき)と呼ばれる神核術の一種だった。その壁が光の槍を受け止め、そして霧散させたのだ。その衝撃で、視力を失うほどの光がその場を照らした。


 光から目を背けていた瑛士がそっと目を開けると、さっきまでと同じ場所に平然と知尋が佇んでいた。瑛士を見て、面白そうに笑っている。


「ふふ、何を一人で騒いでいるの?」

「ちっ……知尋さま……」


 瑛士は腰が抜けそうになるほどの脱力感を覚えた。


「今のは神核術、ですよね?」

「そうだよ。今のは手品じみたことだったけどね。準備運動ってところかな……」

「もう、白昼堂々何をやっているんですか」

「そんなにおかしかった? 真澄や瑛士だって、剣の稽古はかかさず毎日やっているでしょ。それと同じだよ。神核術士も、稽古はかかせないからね。それに稽古する相手もいないから、結界壁の訓練をするには自分で自分を攻撃しなきゃいけないし」


 そう言われてしまうと返す言葉がない。知尋は神核術の使い手としてずば抜けた才能を持っており、確認されている範囲では、治癒術を扱えるのは知尋だけだった。


「それより瑛士、腕を怪我しているみたいだけど……?」


 そう言われて、瑛士は自分の左腕を見た。そこには確かに切り傷がある。


「さっきの訓練で、少し切ってしまいまして」

「診せて」


 黙って瑛士は左腕を差し出す。知尋は傷に手をかざした。温かい光がその手から溢れ、光が消えたときには傷は跡形もなくなっていた。


「あ、有難う御座います」

「どういたしまして」


 知尋はにっこりと笑う。一癖も二癖もある知尋だが、とても優しい少年であるということは間違いない。


 さらにまた別の日――。


 皇城内の廊下を歩いていた時、前方から人影が飛び出してきた。慌てて避けた瑛士だったが、「おや?」と疑問を覚えて咄嗟に手を伸ばし、相手の腕を掴んだ。


「っ……面倒な相手に捕まったものだな」


 それは真澄だった。瑛士が苦く笑う。


「真澄さま、何も言わなきゃ別に怪しまないんですけどね。今の言葉ではっきりばれましたよ」

「ああ、しまった、心の声が……」


 真澄は空いている手で頭を掻き、瑛士を見上げた。


「すまんが瑛士、見逃してくれないか」

「それは無理ですね。さあ、どこに何をしに行くところだったのかを教えてもらいましょうか」


 こうなった瑛士を振りほどくのは不可能である。そう悟って諦めた真澄は、溜息とともに抵抗を諦めた。逃げる意志がなくなったのを感じて、瑛士も真澄を解放する。


「今日は朝から知尋さまが熱を出して倒れたと聞きましたよ。お傍にいてあげなくていいんですか?」


 そう、身体の弱い知尋は体調を崩しやすい。今朝も熱が出て、今は薬を飲んで休んでいるはずだ。真澄は憮然とする。


「傍にいても、私には何もできない。だったら、知尋が喜ぶものを持って行ってやろうと思って……」

「知尋さまが喜ぶもの?」

「ああ。……誰にも言うなよ? あいつは、皇都の下町で売っている、おばさんのプリンが大好物なんだ」

「は? プリン……?」

「クリームとか果物とか、余計なものが何一つ乗っていないあの質素なプリンが、知尋は昔から好きなんだよ。熱を出したときには必ず買ってやっているんだ」


 なんとも庶民的な知尋を、「可愛いな」と思ってしまったのは瑛士だけの秘密である。瑛士は笑いをこらえつつ尋ねる。


「で、今からそれを買いに行こうとしていたんですか?」

「そうだよ」

「……分かりました。じゃ、一緒に行きましょう」

「え? 行って良いのか!?」


 すっかり諦めていた真澄が顔を上げる。瑛士が頷いた。


「知尋さまが心配なのは俺も同じですからね」

「そうか! よし、ならすぐに行こう! あそこのプリンは人気だから、午前中の内じゃないと売り切れちゃうんだ」

「あっ、ちょっと待ってくださいって!」


 さっさと廊下を駆けだした真澄のあとを、瑛士は慌てて追いかけた。


 ――そんな風に、時は流れて行った――。

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