表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
日常日記  作者: 七宝しゃこ
97/180

ものすっごくムカつくこと

 突然タブレットが鳴った。

 登録しているネットフリマからメッセージである。


 いつもは買う側だったのだが、

 先日出品したものがポンポンっと3つ売れた。


 売れたお金は手芸の材料を購入したり、私には欠かせない天然石のクラスター……特に、水晶の集合体や、お清めのザラメ石を購入する。


 この間、小型の水晶のクラスターが粉砕した。

 小さい集合体だが、細く幾つも伸びた六角柱が美しく気に入っていたのに、そのどれもが折れてヒビが入ったのである。

 こう言った石は、砕けたと言うことは、元に戻すと言うことが必要で、それは接着剤ではなく、元々石が生きていた土に戻すと言うことである。

 そのため、我が家のプランターはもう幾つも砕けた、割れた石が埋められている。

 ザラメ石は一種のクズ石の寄せ集めで、よく小瓶に詰められて売られている。

 飾るのもいいが、それを小皿に出して、身に帯びているブレスレットなどを載せて浄化に使うこともある。

 でも、一番は水晶、もしくはアメシストのクラスターが、浄化にいい。

 普通のお店で買えば高いのだが、ネットフリマでは安いものもある。

 よく割れる私の体質か、それとも石が小さいせいか、買う回数は多い。


 それに、テディベアが大好きな私は、有名な会社のテディベアだけでなく個人作家さんのテディベアや、ぬいぐるみを定期的にチェックしている。

 可愛いなぁ。当然欲しいけど高いしなぁ。

 自分でこんな風に作れるかなぁ。

 型紙あるし、と疲れた時とかにみては癒されていた。


 すると、私の出品品にいいねがついた。

 コメントが入ったので購入かと思ったところ、チェックして絶句した。


『いつも私の出品物にいいねをつけていただきありがとうございます。

 即購入可能ですので、どうぞよろしくお願いします』


と入っていた。


 はぁぁ?

 いいねはいれたけど、買うか買わないかはやっぱり考えてから。

 それなのに、どうして私の出品物にこんなコメントを入れるんだ?


 少々嫌な気持ちになりながらも、一応、


「ありがとうございます。またその時にはよろしくお願いします」


とコメントした。

 すると、即メッセージが返り、


「よろしければ値下げもいたしますよ?」

「ありがとうございます。まだ検討していますので、その時にはよろしくお願いします」


と当たり障りなく返しておいた。

 だが、すでに、イライラと頭痛が来ていて、かなり切れかかっていた。

と言うのに、こんなメッセージが入って来た。


「ありがとうございます。

 どのご購入者様にもいつも誠実に対応させていただいております。

 安心してまたお声をかけてくださいね。

 よろしくお願いします」

「貴方様のご希望の値下げ価格はおいくら位でしょうか?」


 プッチーン!


キレた。

 押し売りかよ!

 人の商品のサイトに書き込みをして自分の商品を売りつける。

 私が質問してるわけじゃないのに、次々書きやがって、こちとら小説書いたり、テディベアを作ったり、ボランティアの冊子作りや忙しいってのに、手を止めるのは貴様かぁぁ!


 と、フリマサイトにそのまま、


「こう言う行為をしてくるのでやめさせてください」


 とメッセージに詳しく送りつけ、こちらはニコニコと、


「素敵な商品ばかりなので、どの額と言うのは言いにくいです。お気持ちだけ下げていただけると幸いです。またどうかよろしくお願いします」


と送った。

 すると、


「解りました。何度もごめんなさいでした。ありがとうございました」


と、送って来た。

 ごめんなさいと言うなら、解っているなら何故何度も送ってくるのだろう。

 それに、いいなぁとは思っても、それを買う時だって、千円少々なら何とかなるが、三万円はする日本の有名作家さんの二体のテディベアセットを即買いなんてできる余裕はない。

 それに、自分のものを買ってくれと、人の出品物のコメントに書き込みをして、買わないと言うのも酷い話ではないかと思う。


 人間にはマナーが必要である。

 そして、それは相対する、出会う人にだけでなく、ネット上であってもだ。

 現実のフリマにこの話を置き換えてみるといい。

 こちらの売り場にやって来て、


「あぁ、こんなのがあるんですね?」


と言った途端に、


「あ、そうでした。うちのブースで売っているものなんですよ〜?可愛いと思いません?ここであったのが縁ですから、お譲りします」

「えっと、他のお客様もいますし……後で……」

「お値下げしますよ?おいくらがいいですか〜?この子、本当はこれくらいはしますけど、お値下げします。いくらほど下げたら買われます〜?」

「あ、すみません。お客さん。あの……あぁぁ!お客さんが〜せっかく見に来たのに」

「あ、ごめんなさいでした。お客さんいたのですね。解りました。ありがとうございました」


と引っかき回して去っていくのと一緒である。


「絶対に、彼女のは買わない。ついでに、メッセージも消さない」


と心に誓ったのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ