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日常日記  作者: 七宝しゃこ
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ニヤニヤしてしまうよ。

え?

はい、正直に賞を戴いて本当にうれしいです。

小さい頃からの夢で、その上、あの超長編をお金を貯めて自費出版しようかと思い詰めていたので……。

舞い上がるのはダメダメと言い聞かせてましたが、別の意味で舞い上がっているのです。


天狗になっているんじゃないんです。

ただ、この間、私が見た遺跡とか古墳とか出土した須恵器すえき、瓦とか目の前にあったらと想像して見てください。


特に、静かな山の中の獣道のような道をてくてく歩くと、あまり離れていない場所に古墳が幾つも作られているのを見て、心踊りませんか?

言い伝えがある石とかを見て触ってみたい‼

とか……。


あ、そうですか……それはない?

じゃぁ、古墳の写真を撮って、時々見てはにやついていたり、もって帰ったパンフレット類をクリアファイルに丁寧に収めて、見ながら小説のネタにしよう‼とか、今度は、自分が発掘したいな~とか。


え?ないんですか‼

世紀の発見かも知れないんですよ?道路建設中に掘り返すと遺跡や土器出土って、ロマンですよ‼

あぁ、ボランティアでいいので発掘作業のお手伝いがしたい。


それに、近くの建物で定期的に古文書の解読の講座があることを発見‼

何てこったい。

読めるようになれば、もっと知識が深くなるかもしれないのに、気がつかなかったなんて……。


何ておバカ、お間抜け……。

私は欲張りだから人よりももっと何かを知りたいし、やりたいし、出来るようになりたい。


昔は性別とか、年が上とか下とかって今にしてみれば、ただの向こうが優位にたちたいって言う、押さえ込み……ううん、差別だし拒否すると拳が出るんだから虐待だよね。

それにさいなまれてきた。

今も心の傷は血を流してるけど、傷は舐めても多分治らない。

私が囚われているから。

だけど、それだけ自分は苦しかった証拠。

無理に忘れようとしても仕方がない。

心の傷は簡単に開く。


だけど、そのまま心の傷を舐めてたって将来はない。

お先真っ暗。

それだったら残りの人生を思いっきり楽しむのだ。

今までしたかったこと、なんにでも挑戦するし、知りたいことは何でも調べてみる。

それが私の望みなら叶えるしかないでしょ?


だから、私は今も次は何をしよう?

そう思ってニヤニヤしてしまうよ?


チェシャ猫よりもチーキーのように、にやりって笑って借りてきた本や、再開した遺跡巡りに精を出すんだ。




ね?

これが、本当の私。

娘を探し彷徨う大地の女神デメテルじゃなく、空を飛び回る風の子供になりたい。

くるくると落ち葉を踊らせたり、そよそよとそよがせて楽しそうに笑うクローバーの葉の歌を聞いていたい。




ニヤニヤしてしまうよ?

これからの日が、私にとって楽しい日であることを信じてるから。

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