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日常日記  作者: 七宝しゃこ
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激怒した

今日、私が着拒にしている兄から妹の元に電話がかかってきた。

今日は、ちょうど妹のテレビの調子が悪いと見に行っていた時だった。

電話が鳴り、取った普段無表情の妹が、スマホをじっくり見つめ、


「えぇぇ?にいちゃん?」


その声に、血の気が引いて後ろに倒れた。

座っていたことと、後ろに後で妹がたたむつもりだったタオルケットがクッションになった。

しばらくして目を開けると電話は終わっていた。


そこで、薬を飲んで妹から聞く。

すると、18年使い続けた携帯会社を変えることにした兄が、元々は携帯の親となっていたのだが、別の会社に乗り換えるのだという。

しかし親の兄が辞めるので、子の一人である妹が親に繰り上がることにしたらしいが、妹や私、両親の携帯の支払い方法を知らず、勝手に支払い方法を変更してしまったのだという。

実は、母の携帯と妹のタブレットを含め4台を私が払っており、父と妹の分も一緒に払っている。

のだが、妹のスマホ代、父の携帯代は別々に払うことになるのだという。

その手続きを妹から姉である私にも連絡も無く、勝手にしたのだった。


「じゃぁ、私のタブレットと母さんの携帯代は?」


と妹が聞くと、


「お前と父さんが払うんやろが」


と答えた。


「姉ちゃんの名前で入っとるけど?」

「それは玻璃に手続きさせぇや」


妹は突然の……ここ数年連絡してこなかった兄の説明というよりも事後報告にブチ切れ……ついでに説明の意味が全く解らず、又姉である刹那に余計な仕事を押し付けるのに、余計にイライラし、


「意味わからん。父ちゃんに掛け直してや」


とガチャ切りしたらしい。

いつもなら機械系に強い弟か、一応私に連絡すればいいのだろうが、兄と兄嫁はそれぞれ私と弟を激怒させており、いまだにその理由を理解していないらしく、切る前に兄は妹に、


「なぁ、玻璃は元気か?最近会ってないけど」

「姉ちゃんの話より、説明の意味がわからん。ちゃんと説明してや。うちは聖地にいくんやけん!」


とバッサリしたらしい。


ちなみに聖地は、妹と刹那の好きなゲームのアニメやイベントDVDである。


「ほやけん……」

「面倒。父ちゃんに言うとって、それに、姉ちゃんにかけんといてや、しばくで」


妹も私がパニックを起こすと理解していたらしい。


で、妹が鬱陶しいと電話を切った後、父に電話をかけたらしく、私が、今日懸賞でジャガイモを二キロ当てたので一人では食べきれないと父に電話をかけた。

すると、妹には命令形で、説明が曖昧だったのに、父には、簡潔にこれだけして欲しいんだけどと伝えたらしく、妹から聞いた内容と全く違うことに唖然としたのだった。


うちの兄弟は、はっきり言って1対3兄妹で、兄が命令するだけ、私が噛み砕いて説明して弟妹と動く感じだと妹が言う。


「命令ばかりするにいちゃん嫌い。ついでに兄嫁も嫌い。ウザっ!もう面倒だから意味わからん連絡いらん!」


と妹は今日の父から聞いた説明を妹に伝えると、キレた。


「もっと丁寧に説明せぇやぁぁ、オラァァ!しばく!いや、ぶん殴るぞ!」


いい年をした姉妹だが、一応シスコンの刹那は、関西弁バリバリで罵詈雑言を吐く可愛い妹が本気で悲しくなり、


「クソ兄貴!うちのヒナになんて言葉を使わすんや!回すぞ!オラァァ!」

「姉ちゃん、落ち着いて!薬の時間だよ!さっき電話がかかったって聞いて気絶したじゃん!」

「姉ちゃん、ヒナがひどい言葉使うから……」

「落ち着いて……薬薬!」


薬を飲み、もう一度寝かせられて、落ち着いてから帰ったのだった。




兄妹間でギクシャクしたくなかった……でも、片方ばかり我慢させられて、キレてしまった糸はもう結ぶのも辛いだけだと思った……。

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