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日常日記  作者: 七宝しゃこ
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今日は手のマッサージをした

今日は本当に疲れ切っていた。


ボランティアも本当は休みたかったが、何とか行ってみると、オーナーが過労で寝込んでいた。

まぁ、この暑さに、オーナーは人を雇うことなく、ボランティアの私くらいで店を二つ切り盛りしている。

その上黒字なら万々歳だが、バイトも雇えない大赤字である。

オーガニックとフェアトレードにこだわったお店は、雑多な印象があるものの、中に入るとお宝の山だ。

百貨店でブランド品のオーガニックコットンの服と似たようなものがあっても、その三分の一で購入できる。

でも、人間というものはブランドのロゴに弱く、高くても買ってしまう。

ついでに言うと、アレッポの石鹸も大きさやランクに差があり、その上、お店によっても値段が違う。

そのお店では二つのフェアトレード店舗で購入しているが、同じ商品なのに一つは503円、もう一つは648円とかかれており、安い価格で販売できる方を購入している。

お客様のためでもある。


今日はお店の中でガタガタしていた。

ほうきを持って掃除する気力もなく、ただチクチクと縫い物をし、生もの……卵やパンやオーガニックのハーブティなどをチェック。


そして、時間が終わる頃に、今日初めてのお客様が来た。

オーナーとお話をしていたので、手伝い、帰っていいわよと言ってもらったので、帰っていった。


で、今日の目的は百円ショップ。昔ながらのお店で、消費税を取らない。

代わりに袋は有料。

買い物袋を常時持ち歩く私にはありがたい店である。

そこで買い物をし、帰りに、無料でハンドマッサージをしてくれるイベントをしていたので、行ってみた。

有名な○ーラのお店の出張コーナーで、市のイベントスペースの一角でしていた。

手というよりも全身が痛い。

でも、手をマッサージして貰えば少しはリラックスできるだろう。

それに、こういうイベントだと、次その店に行けば、マッサージを安くさせてもらえるかもという打算もあった。

本当に疲れていた。


で、すっぴんで来た私にスタッフさんは驚いていた。


「何か化粧品は?」


と言うので、一応、


「オリーブ石鹸を泡立てて洗ってから、化粧水とベビーローションだけです」


と答える。

実際は、化粧水も、ベビーローションも思い出した時しかしない。

でも、肌のきめは細かい方で、一番綺麗なきめは、手首の内側が整っているのだそうだ。

それを見せてもらった後では、頰も目の下も少しくすんでいるし、キメも乱れている。

マッサージをしてもらう。

すると、ハンドクリームだけなのにむくみ、動きに邪魔な感覚のあった手のひらや手の甲の部分や指と指の間の部分をマッサージしてもらい、ものすごく楽になった。

軽いし、マッサージしてもらった手はしていない手よりも指も細くなり、血行が良くなっている。


「気持ちいいし、楽です。すごい!」


そう言うと、スタッフさんが、


「かなり血行が悪くなっていて、老廃物がたまっていると言うか、疲れているようでしたね〜」

「やっぱりわかりますか」

「えぇ、お疲れのようです」


真顔で頷かれ、苦笑する。

最近は、家が片付かないのと実家が引っ越すので、小説のネタに書き溜めたルーズリーフ数十冊、テディベア用のボア生地が段ボールに数箱、きっと売ったら集め直すのに苦労しそうな、大好きな中山星香さんのコミックスに川原泉さん、遠藤淑子さん、ひかわきょうこさんのそれぞれの文庫を引き取りに行きたいのだが、家がますます荒れる。

妹の家と取り替えて欲しいと切に願う。


そして、いろいろな話をした上に、基礎化粧品のお試しサンプルを作るので、肌のサンプルを取らせて欲しいと言われ、頼むことにした。

その後、マッサージの終わりに50分や60分のマッサージがあり、初回だとかなり安くなると言う。


本当に疲れていたので、一応予約をし、お店の場所と予約時間を書いてもらったカードをわたして貰い、そして、美容液のサンプルを貰って帰った。


この歳で初めてこんな体験をした……嫌な思い出のニュー○キンは除く……のが楽しかったのと、手のマッサージだけでこんなにも気持ちがリラックスできるんだと思って、


「目から鱗。でも、猫に小判。豚に真珠。月とスッポンそれに……掃き溜めに鶴……段々意味がずれている」


と呟きながら帰った。

その後、家に帰り着いたらそのまま気絶というかぐぅぅ〜と珍しく昼寝をした。

リラックスしたらしい。


「今日はご褒美かな。まぁ、後日お金かかるけど、マッサージしたいのは本当だし、ちょうどよかったと思おう」


と思ったのだった。

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