槁木死灰の私から
ああ、日が昇ってきた。
300年生きた吸血鬼、岸根涼は、陽の光にそう嘆く。
彼は自らの死を求めていた。しかし、弱点への強い適応能力と死への恐怖によって現代まで生き延びてしまう。
ある日、涼を吸血鬼にした張本人である藍上央から、人を想い、後を追うように死んだ吸血鬼の話を聞かされる。
涼は、自らも人間を想うことが出来れば死ぬ事が出来るのではと考え、後を追うのに都合のいい、余命の短い人間を探し、余命1年の女性、月下槿と出会った。
彼女は、自らの死を受け入れていたが、独り病院で過ごす退屈に飽いていた。そして、2人はそれぞれの目的、自らの死、死ぬまでの退屈を埋める為に契約を結ぶ。
そして、ヴァンパイアハンターの一族の末裔である連花黎明が、姿を現す。数多の吸血鬼を屠った聖具『連なる聖十字架』をその手に。
死を求める吸血鬼が、人間に恋をして死ぬまでの物語。
※基本毎日19時50分に投稿します。
※誤字脱字の修正や、言い回し、文体の訂正で定期的に更新を行いますが、内容に変化はございませんのでご了承下さい。
※私が死ぬかエタった場合は、2月5日に最終話が更新されます。
300年生きた吸血鬼、岸根涼は、陽の光にそう嘆く。
彼は自らの死を求めていた。しかし、弱点への強い適応能力と死への恐怖によって現代まで生き延びてしまう。
ある日、涼を吸血鬼にした張本人である藍上央から、人を想い、後を追うように死んだ吸血鬼の話を聞かされる。
涼は、自らも人間を想うことが出来れば死ぬ事が出来るのではと考え、後を追うのに都合のいい、余命の短い人間を探し、余命1年の女性、月下槿と出会った。
彼女は、自らの死を受け入れていたが、独り病院で過ごす退屈に飽いていた。そして、2人はそれぞれの目的、自らの死、死ぬまでの退屈を埋める為に契約を結ぶ。
そして、ヴァンパイアハンターの一族の末裔である連花黎明が、姿を現す。数多の吸血鬼を屠った聖具『連なる聖十字架』をその手に。
死を求める吸血鬼が、人間に恋をして死ぬまでの物語。
※基本毎日19時50分に投稿します。
※誤字脱字の修正や、言い回し、文体の訂正で定期的に更新を行いますが、内容に変化はございませんのでご了承下さい。
※私が死ぬかエタった場合は、2月5日に最終話が更新されます。
第201話 p.s.そういえば、彼はこんな事を言っていた。
2025/12/03 19:52
第202話 飛花落葉の私から、あの時、ハロウィンパーティーをしたけれど。
2025/12/06 22:23
第203話 初めて会った時から、君は。
2025/12/07 20:59
(改)
第204話 暇だった私は、彼に。
2025/12/08 23:02
205話 きっと、意味はあったのだろう。
2025/12/09 23:03
第206話 確かに、これは。
2025/12/11 22:58
第207話 この日も、君は拗ねていたな。
2025/12/12 22:14
第208話 君に話したように、連花と買い物に行ったのだが。
2025/12/14 20:55
第209話 結局私が選んだのは。
2025/12/15 19:38
(改)
第210話 確か、結局40分は経っていたと思う。
2025/12/16 19:49
第211話 君がいなくなった後は、
2025/12/17 19:48
第212話 そういえば、この日も君は拗ねていたな。
2025/12/18 19:50