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~いざゆかん、種子島へ~(2025年10月31日午後6時)

「不良 で、次は???」

「子供 種子島」

「不良 ???ロケットにでも乗るのか???」

「子供 そうで無いと、宇宙まで行けないでしょ」

「不良 ???宇宙???宇宙に行ってどうする???」

「子供 石破の基地は、周回軌道上に在るから」

「ジャムジジイ よくぞわかたっな、褒美に私の下腹部を好きにペロペロして良いぞ」

「不良 このセクハラジジイが!!!必ず北方領土へ島流しにしてやる!!!」

「ジャムジジイ はっはっは、この力士型SP強化版第1師団を前にして、それが言えるか!!!」

(突如現れた力士型SP強化版第1師団が不良を攻撃するどすこい音)

「不良 !!!」

「ジャムジジイ さあ、お前も力士の仲間入りだ!!!死ねぃ!!!」

「ミニフラン ねぇねぇ、私も混ぜて」

「ジャムジジイ ファ!!!何故お前がここに居る!!!早く石破の元へ行け!!!」

「ミニフラン ?」

「ジャムジジイ もういい、強制送還だ!!!力士型SP強化版第1師団、ミニフランを連行しろ!!!」

(力士型SP強化版第1師団がミニフランを攻撃しようとするどすこい音)

「ミニフラン きゅっとしてどかーん」

(力士型SP強化版第1師団及びジャムジジイが、時速32768kmで北方領土へ吹き飛ばされる音)

「不良 はっはっはっはっは、これが言霊だ!!!ありがとうミニフラン!!!」

(またも何処かへ消え去るミニフランのとことこ音)

「子供 早く行くよ」

「不良 ???種子島に行くのに、どうして北へ向かってるんだ???」

「子供 海を超えるには空を飛ばないと」

「不良 羽田は南だぞ???」

「子供 勝手に乗れる訳無いでしょ」

「不良 それを言うなら、ロケットの方が余程乗れないだろ???」

「子供 それは大丈夫な運命」

「不良 そうこう言っている内に、見知らぬ駅に着いたな。どこ???」

「子供 東武東上線、鶴瀬駅」

「不良 聞いた事無いな、電車に乗るのか???」

「子供 運転席にはね」

「不良 ???運転席には運転手が居るだろ???」

「子供 だね」

「駅のアナウンス 間も無く、二番線に、準急、池袋行が、10両編成で、参ります。」

「不良 これか???」

「子供 運転席を占拠してね」

「不良 何と言う往来危険罪」

「準急 遂に本領発揮の時だ!!!」

「不良 わぁ、緑の椅子の準急が、日本語を発した!!!」

「子供 それは良いから、発車前に占拠」

「不良 おい運転手、そこをどけ」

「運転手 ナンダ~~~殺さないでクレメンス~~~殺さないでクレメンスです男~~~」

「不良 出てけ」

「運転手 うわ~~~」

「子供 じゃ、ルナティック準急で」

「準急 ヌオ~~~!!!最早私はただの準急では無い!!!東武東上線・ルナティック準急だ!!!」

「不良 フォ!!!モーターがとんでもない回転数に!!!」

「準急 ブオ~~~博麗の巫女より授かりしこの超越神力、口を開けて御覧あれ!!!」

(車輪が水平方向に回転し、直径5mの円盤に膨れ上がり、9999京RPMで回転し、空を飛び始める準急のヌオオオオ&ブオオオオ音)

「不良 すげぇ!!!ドローンの様に空中浮遊しやがる!!!何と言う技術!!!」

「乗客 ナワワワワ、おい運転手、どうしたンゴ!!!空を飛んでいるゾイ!!!」

「準急 私がこの姿を見せる機会など滅多に無い!!!感動しろ!!!」

「子供 じゃ、種子島まで御願いね」

「準急 時速8192kmで種子島まで爆走だ!!!東武東上線ルナティック準急・種子島行!!!ブオッボボボボボボ!!!」

「不良 まさか電車が自由意思を持っていたなんて…」

「準急 8分で到着だん!!!」

「乗客 種子島に実家があるから、たまには寄るかぁ。にしても、やはりおかしい!!!何時から準急は旅客機になったンゴ!!!」

「準急 うるせぇ!!!私のモーターは、幻想郷クオリティだ!!!」

「不良 そうこう走行している内に、種子島が見えて来た!!!」

「乗客 まあ、いいか」

「準急 さて、私は元の任務に戻る、東武東上線準急・池袋行にな。でも、また用があったら何時でも呼べよ~~~夜中は森林公園で待ってるからな~~~」

「不良 で、ロケットに乗るんだっけ???」

「子供 あれ」

「不良 H3!!!」

「皇帝 運命の子、少しぶりだね」

「不良 お前は、山姥の親方!!!また鍋に詰める気か!!!」

「皇帝 いや、爆破」

(H3含め、種子島中のロケット全てが、一挙に爆発霧散するボッゴッゴ音)

「不良 爆破された!!!何と言う犯罪???」

「子供 行くよ」

(不良の腕を引っ張り、そそくさと退散する子供の静音)

「爺 敵前逃亡とは、愚かな」

「皇帝 ばれたね」

「爺 ???」

「不良 どこに行く、ロケットはもう煙と化した」

「子供 そんな訳無いでしょ」

(何時の間にか再出現しているH3及び全ロケットの音ぉ)

「不良 !!!ついさっき爆破された筈のロケットたちが、復活している!!!」

「子供 あれは幻影」

「不良 何と!!!じゃあこれで、石破に会える!!!で、石破に会ってどうするんだ???」

「子供 幻想堅持」

「不良 ???」

「子供 じゃあ行くよ。忘れ物無い?まあ、有っても取りに戻れないけど」

「不良 ナイフ太郎&次郎&三郎、準備良し!!!」

(大量のジェット噴射と共に、楽園ステーションForシゲルンへ向け発射される、H3のバナバナ音)

「皇帝 私も行くから、爺は待ってて」

「爺 承知致しました。グンマー帝国の警護を致します。御武運を」

(永夜の報いの様な速度で大気圏外へ飛び立ち、楽園ステーションForシゲルンへ旅立つ皇帝の静音)

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