~尾崎達の新主君!!!~(2025年10月31日午後2時)
「尾崎 うう、1000万が…」
「市川 でも、逃げなかったら死んでいたかも…」
「捜査員A きっと他にも機会あるさ~~~」
「爺 お金、欲しいかえ???」
「尾崎 何だジジイ、警官に詐欺するなんて、何と言う阿保」
「爺 詐欺などではありますまい。ちょっとした求人ですよ」
「市川 闇バイト!!!」
「捜査員A わぁ、お金欲しい~~~」
「爺 今すぐ1億、御渡しする事も出来ますが、不要と言うなら儂は帰ります。どうでしょう???」
「尾崎 1億!!!とは言え、信用出来ない…おい市川、お前はどう思う???」
「市川 仮に1億が嘘でも、トクリュウへの潜入捜査と言う事にしてしまえば良いのです!!!仮に本当にくれたら、それで良し!!!」
「捜査員A そうしよう!!!」
「尾崎 うむ、全会一致だな。おいジジイ、早く1億寄越せ」
「爺 ここでは人目に付きます。我らのアジトへ御案内致しましょう」
「尾崎 戦闘準備は良いな???」
「市川 手書きの家宅捜索令状&逮捕状、完了!!!」
「捜査員A 対戦車水鉄砲Mk3・1億バージョン、完了!!!」
「爺 特別にリムジンを御用意致しました。」
「尾崎 これは凄い!!!本当に1億くれそうな気がして来た!!!」
「市川 コーヒーも飲める!!!苦げぇ!!!」
「捜査員A オレンジジュース無いの~~~」
「爺 アジトに付いたらありますよ」
「捜査員A わぁい!!!」
「尾崎 ところで、アジトはどこにあるのだ」
「爺 群馬都内です。」
「尾崎 何時から群馬は都になった???」
「爺 詳しい説明は後程皇帝よりありますが、我らは群馬を首都としているので、群馬都なのです」
「捜査員A つよそ~~~」
「市川 まさか、群馬人???」
「尾崎 うげ!!!刑事部長から電話だ、もしもしもし~~~」
「刑事部長 母親から聞いたよ。依頼を無視して逃げ出したそうだね。母親は大激怒し、私が貰う予定だった2000万を渡さないと。勿論、君たちに支払って貰うよ」
「市川 ふははははは!!!馬鹿間抜け刑事部長め!!!我々は既に1億を手にしたも同然!!!2000万で満足する低俗な脳味噌になど従って居られるか!!!ペェ!!!」
「刑事部長 遂に頭がポップコーンとなった様だな!!!もういい、君たちは首だ!!!退職金も出してやらんゾイ!!!ざまあみろ!!!ペェ!!!」
「尾崎 こんな刑事部長に従って居た私に反吐が出る!!!お前は、部下の命を2000万としか思っていない!!!」
「捜査員A そうだ~~~???」
「刑事部長 ペェ!!!それが資本主義だ!!!人は、金に頭を下げて生きる他に価値が無いのだ!!!全ては金の下に存在するのだ!!!金!!!金!!!金!!!金!!!」
「市川 ペェ!!!ペェ!!!」
「尾崎 次会った時には、お前を札束で殴り付けてやる!!!覚悟しろ!!!」
「刑事部長 それはこっちのせりふだ!!!札束パンチ!!!」
「捜査員A わぁ、仲直りしないまま切れちゃった~~~喧嘩は良くないよ~~~」
「市川 おい爺さん、これで1億貰えなかったら、どう責任取るつもりだ???」
「爺 その様な事が有ろう筈が御座いません」
「尾崎 信用ならない気が…」
「爺 着きました。ここが我らのアジト・都内85階建てのタワーマンションで御座います」
「尾崎 !?!?!?!?85階建て!!!そんな訳あるか!!!やはり嘘つきか!!!」
「爺 Suicaに10万円も入れております」
「市川 何と胡散臭い」
「捜査員A すご~~~い」
「爺 85階で皇帝が御待ちです。」
「尾崎 でも、本当に85階ありそうな程に高し!!!」
「市川 でも、畑と山しか見えねぇ」
「捜査員A たか~~~い」
「皇帝 こんにちは~~~」
(またも大驚愕した尾崎達が、驚きの余りその場をのたうち回り、だんごむしの様に丸まりうずくまり、パァとなって飛び跳ねる音)
「尾崎 その辺のJKよりも遥かに可愛いJKでは無いか!!!どこが皇帝だ!!!」
「市川 何でも良いから1憶くれ~~~」
「捜査員A わぁびっくり」
「皇帝 これは職務帰りだからね。制服の方が不審に思われないでしょ?本当はJでもKでも無いけど」
「尾崎 なんか頭良さそうだな…怖いよう」
「市川 1憶!!!何なら10億でも良いぞ!!!」
「皇帝 はい、約束の1憶。大事に使ってね」
「尾崎 うびゃびゃ~~~ふご~~~本当に1憶!!!札束!!!」
「市川 1憶だ~~~ふはははは、マッテオ刑事部長!!!必ずぶちのめして見せる!!!この1憶でな!!!おっっびゃ~~~」
「捜査員A オレンジジュースは~~~」
「皇帝 で、あなた達には、このグンマー帝国の職員として労働して頂きたいの。良い?」
「尾崎 ところで、Hなのとか好きでしょ???」
「市川 何と言うセクハラ」
「爺 次その様な発言をしたら、そこのカフェテラスから叩き落しますよ」
「尾崎 冗談だよ~~~許してクレメンス」
「市川 一度落とされないとわからない」
「捜査員A 衛星カフェテラス」
「皇帝 さっきあげた1憶は、入庁祝い金。断るなら、1憶は没収」
「尾崎 まあ、ついさっき警視庁は首になったしな!!!良し!!!」
「市川 金の為なら何でもする!!!」
「捜査員A わぁい???」
「皇帝 じゃあ、早速初任務。今頃、菅義偉と赤沢亮正が運命の子を追跡しているから、あんた達は逆に菅と赤沢の追跡をして」
「尾崎 そうだ、石破達がこぞって運命の子と言っていた。何なんだ運命の子とは」
「皇帝 運命に従って行動しているから運命の子。余裕が有ったら、運命の子に付いての情報も取集して来てね」
「市川 そもそも、あなた達は何者???」
「皇帝 私達グンマー帝国はね、群馬を独立させる事が目的なの。独立後には、各都道府県を服従させて、最終的には日本征服」
「尾崎 !?!?!?そんな事が出来得るか!!!余りに荒唐無稽だぞ!!!」
「市川 そんなの手伝っても良い事無いよ~~~」
「皇帝 じゃあ1憶没収ね。初任務が完了したら、更に1憶あげようと思ってたのにな~~~」
「尾崎&市川 絶対に任務を成功させます!!!グンマー帝国万歳!!!」
「皇帝 単純思考で助かった」
「捜査員A オレンジジュースは~~~」
「爺 ほら、御望みの品です。」
「捜査員A うえめぇ!!!」
「皇帝 それと、これも」
「尾崎 これは、スマートフォン!!!爆破予告を送る気か!!!」
「皇帝 そんな訳無いでしょ。連絡用」
「市川 Androidだ~~~」
「捜査員A けち!!!」
「皇帝 ほら、一億欲しかったら、さっさと動く」
「尾崎達 任務遂行して参ります!!!グンマー帝国万歳!!!」
(尾崎達がそそくさと任務へ向かうぽこぽこ音)
「爺 作戦成功ですね。婆にも伝えておきます。」
「皇帝 次は、不良の連行か。爺はここの守衛担当で」
「爺 グンマー!!!」




