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~バイキソハウスにて~(2025年10月29日午前10時)

「カバ男 うう、モルヒネを打たれて元気が出ない…」

「バイキソマソ ふむ、これで実験が出来るな。カビルソルソ共、カバ男に例の装置を取り付け給へ」

「カビルソルソ イエッサー」

「カバ男 うう、変な装置が体を覆う…」

「バイキソマソ 良し、これで準備完了だ。最終確認の後、電源を入れ給へ」

「カビルソルソ イエッサー」

「カバ男 うう、へるぷみーえーりん、じゃなくてアソパソマソ…」

「バイキソマソ そんなに永琳に会いたいか!!!安心しろカバ男、きっと会えるゾイ!!!」

「カビルソルソ 最終確認OK、何時でも電源投入可能に御座います。」

「バイキソマソ 判った。カバ男、最後に言い残す事はあるか???」

「カバ男 最後に、上海紅茶館を…」

「バイキソマソ そうか、それも良いな!!!カビルソルソ、上海紅茶館を再生し給へ」

「カバ男 どうせなら、夢違のも流して…」

「カビルソルソ イエッサー」

「カバ男 上海紅茶館に看取られる人生も、悪くなかったな…あべし!!!」

「バイキソマソ これで準備は整った。カビルソルソ、電源を入れ給へ!!!」

「アソパソマソ そうはさせるかバイキソマソ!!!」

「バイキソマソ ダニィ!!!アソパソマソは崖の底へ突き落した筈だ!!!何故ここに居る!!!」

「ジャムジジイ ほっほっほ、バイキソマソや、私の力を見くびって貰っては困るなぁ」

「バイキソマソ くそっ!!!カビルソルソ、ここは一時撤退だ!!!拠点を発射し給へ!!!」

「カビルソルソ アイアイサー」

「アソパソマソ うわ、バイキソマソハウスが打ち上げられた!!!」

「ジャムジジイ ほっほっほ、この程度で逃げられると思っているのかな???バタ男や、秒速140kmでアソパソマソの頭をバイキソマソハウスへ投げ付けてくれ」

「バタ男 てやっ!!!」

「バイキソマソ まずい!!!バタ男がアソパソマソの頭を放った!!!」

(バイキソマソハウスがアソパソマソの頭によって撃滅される轟音)

「ジャムジジイ ほう、あの豪速球を受けて未だ五体満足とは。称賛に値する」

「バイキソマソ うう、カビルソルソが大勢犠牲に…何と言う破壊力…」

「アソパソマソ もう降参しろバイキソマソ!!!」

「バイキソマソ こうなったら、もうあれを使うしか…」

「ジャムジジイ さて、御遊びはここまでだ、止めを刺すよ。バタ男、鉄球アソパソマソ頭をバイキソマソへ贈ってくれ」

「バイキソマソ カビルソルソ共!!!ジャムジジイ一行にあの装置を使い給へ!!!」

「カビルソルソ しかし、あの装置は未完成で、暴発の恐れがあるので御座います!!!

「バイキソマソ そんな事を言っている場合か!!!さっさとしろ!!!」

「カビルソルソ イエッサー…」

「ジャムジジイ ふむ、大変諦めの悪い辞世の句だな」

「バタ男 てやっ!!!」

「バイキソマソ くらえジャムジジイ&バタ男!!!これが未完成のマスタースパークだ!!!」

(バイキソマソが硬く握ったミニ八卦炉に似た物体から、マスタースパークらしき弾幕が轟音轟かせ放たれる音)

「ジャムジジイ これは!!!バタ男、最大出力で投げ付けろ!!!」

「バイキソマソ ミニミニ八卦炉の出力、777%!!!」

(更に激烈なる大轟音を放ち、バタ男の投げた鉄球アソパソマソ頭と激しい勝負を繰り広げる音)

「バタ男 うう、もう限界ンゴ」

「ジャムジジイ バタ男、ここで力尽きたら、どうなるか判るな???」

「バタ男 でも、もう肩が消し飛ぶ…」

「ジャムジジイ ふん、バタ男がその様な軟弱者であろうとは、夢にも思わなかったが、こうなった以上仕方あるまい。アソパソマソや、バタ男を始末してくれ」

「アソパソマソ でも、仲間を手にかけるなんて…」

「ジャムジジイ そうかアソパソマソ。なら二人諸共地獄へ落ちるか???」

「アソパソマソ うう、承知致しました…」

「バタ男 アソパソマソ…私を殺すと言うのなら、私はバイキソマソの仲間になる!!!」

「バイキソマソ そうか!!!それが懸命だな!!!うむ!!!ようこそバイキソ軍団へ、共にジャムジジイを撃滅しよう!!!」

「ジャムジジイ ほっほっほ、軟弱者が組んだとて、軟弱者に変わり無し。アソパソマソ、殺れ。」

「アソパソマソ うう、うう、うう」

「ジャムジジイ どうしたアソパソマソ、まさかお前も軟弱者か???」

「バイキソマソ バタ男、今だ!!!鉄球アソパソマソ頭をジャムジジイへ投げ付けろ!!!」

「バタ男 てりゃっ!!!」

「ジャムジジイ ふん、この様な球体、私の腕を以てすれば、意図も簡単に弾き返せる」

「バイキソマソ なんと!!!秒速300kmで放たれた鉄球アソパソマソ頭を、秒速10000kmにして弾き返した!!!標的は、バタ男だ!!!」

「バタ男 ブヒャァ!!!あべし!!!」

「アソパソマソ バタ男が…ただの潰れた肉片へと変貌してしまった…瞬きする間に…」

「バイキソマソ バタ男!!!バタ男!!!駄目だ…返事が無い…うう」

「ジャムジジイ ほっほっほ、少々の肉片のみを残して消え去ったバタ男に話しかけようとも、返事が返って来る筈が無い。そんな事も判らぬのか。つくづく馬鹿よのぉ」

「バイキソマソ ふっ、ふあっははっはははははははははははははははhぁぁぁっぁぁっぁぁっぁぁぁぁっぁぁぁ~~~」

「ジャムジジイ ふん、遂に正気を失ったか。実に馬鹿なり」

「バイキソマソ 馬鹿はお前だジャムジジイ!!!貴様は既に私の術中に在るのだ!!!」

「ジャムジジイ この期に及んで下らぬ妄言を。何と言う馬鹿」

「バイキソマソ ふっはっ!!!馬鹿と言った方が馬鹿なのだ!!!さあジャムジジイ、私に平伏すが良い!!!処刑の時間だ!!!」

「ジャムジジイ もう良い。死ねぃ」

(ジャムジジイが瞬時にバイキソマソの目前へと迫る音)

「バイキソマソ 死ぬのは貴様だジャムジジイ!!!『永夜四重結界』!!!」

(周囲が突如真夜中となり、ジャムジジイの周囲を四重の結界が取り囲む音)

「ジャムジジイ 何だと!!!バイキソマソは何時から紫の式となったのだ!!!」

「バイキソマソ ふっはっは、最早私は幻想郷をも超越した力を手に入れたのだ!!!ジャムジジイなど敵に値せず!!!」

「ジャムジジイ アソパソマソ!!!早く私を助けろ!!!死にてぇのか!!!」

「バイキソマソ 遂に余裕が無くなったか、ジャムジジイ。さあ、辞世の句を述べよ!!!」

「ジャムジジイ アソパソマソ!!!アソパソマソ!!!」

「アソパソマソ うう、うう、うう、うわぁあああ~~~」

(混乱の余り発狂したアソパソマソが敵前逃亡する音)

「バイキソマソ どうやら頼みの綱のアソパソマソは逃亡を選択した様だな!!!さぁ、辞世の句はまだか!!!」

「ジャムジジイ 私を殺しても無駄だ!!!私は何度死のうとも、必ずや貴様をぶち殺すゾイ!!!首を洗ってマッテオ家!!!」

「バイキソマソ 最高の辞世の句だ。さぁ結界よ、収縮せよ。ボーダーオブライフ!!!」

(ジャムジジイを取り囲む四重の結界がぎりぎりと収縮し、ジャムジジイの身体を締め上げる音)

「ジャムジジイ ぬわ~~~ピチューン」

「バイキソマソ 遂に、ジャムジジイを葬り去ったか…とは言え、ジャムジジイがこれでくたばる様には見えぬ、対策を進めねば。さあカビルソルソ共!!!破壊され尽くしたバイキソマソハウスを立て直さんと欲す!!!」

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