～不良救出大作戦???～(2025年10月31日午前9時)

「子供　ようやく救出出来る」

(足早に警視庁本部に向かう静音)

「尾崎　いいか市川、必ずバイキソマソの仲間が助けに来る。絶対に侵入を許すな!!!侵入させたら、お前は巡査だ」

「子供　警備が厳しいなぁ。暫く様子を見るか」

「捜査員A　たいへんだ～～～バイキソマソが居なくなってるよ～～～」

「尾崎　"""!!!うぎゃぎゃぎゃぎゃぎゃ!!!何時からだ!!!」

「捜査員A　わからないよ～～～」

「尾崎　もういい、市川と捜査員Aは、巡査だ!!!」

「石破　これはどういう事だね???」

「尾崎　元総理!!!何故ここに!!!」

「石破　全く、これで三度目の逃走だ。仏の顔も三度まで。後は判るな???元警部補」

「尾崎　うう…巡査に成ってしまった…」

「石破　巡査に失礼だよ。もう君は警官で無いからね。」

「尾崎　!!!」

「市川　私は???」

「石破　お前は巡査で許す」

「市川　わぁい!!!」

「尾崎　市川…このおれを出し抜きやがって…」

「捜査員A　私は～～～」

「石破　お前が最も取り逃がしている。まさか自分で放った網に絡まり取り逃がすとは。勿論晒し首だ。おいSP共、載せろ」

(捜査員Aが一周の内に梱包され積載され運搬される音)

「尾崎　何奴だ貴様!!!さては石破で無いな!!!監禁の現行犯で逮捕する!!!」

「石破　こいつも載せろ」

(尾崎が一周の内に梱包され積載され運搬される音)

「市川　うえ～～～ん、怖いよう～～～」

「石破　ここで見た事を口外したら、お前は押し花として総理官邸の額に飾られる」

「市川　何も見てないよう」

「石破　それで良し。では、処刑の時間だ。車を出せ」

「SP　御意」

(颯爽と走り去る石破の音)

「市川　尾崎…お前は、そんなに善くない奴だった…墓は作るよ…」

「子供　やぁ」

「市川　!?!?!!!何があった!!!また誘拐されたのか!!!どうやって逃げた!!!バイキソマソか!!!」

「子供　そんな事言っている場合？本当に何も見てないで通す気？」

「市川　でも…押し花になりたくない…」

「子供　それは私が何とかするから、不良の脱走を手助けしてくんない？このままじゃ、何時か押し花になって終わりだよ」

「市川　そうは言っても、ついさっき不良は保釈されたんだ。何とも親が数億もの金を払って示談したらしい」

「子供　そう。じゃあ先に尾崎一行だね」

「市川　まさか、尾崎を助けるつもりか???そんな事をしたら、お前も晒し首だぞ!!!」

「子供　そうなったらそう言う運命って事だからね、別に良いよ」

「市川　判った!!!お前のその覚悟、心に響いた!!!私も共に尾崎を助ける!!!」

「子供　これで準備完了」

「市川　おい、引っ張るな!!!痛いよう!!!」

(市川の手を引っ張り超高速移動する子供の静音)