～バイキソマソ&不良を襲撃す、余りに激烈過酷な運命!!!～(2025年10月31日午前6時)

「尾崎　はて、全て吐いてもらおうか」

「バイキソマソ　また自白の強要か…」

「尾崎　先ず、品川区役所及び総理官邸に対し爆破予告を送った事による、威力業務妨害は、認めるね???」

「バイキソマソ　だから、やっていないと言っているだろう!!!」

「尾崎　でも、君のスマートフォンから送られているんだ。じゃあ、そう言う事だよね???」

「バイキソマソ　私が何時スマートフォンを持ったと言うのだ!!!私のスマートフォンなど、存在しない!!!」

「尾崎　でも、君のスマートフォンから、スターリンの顔写真やソビエト軍歌が発見されているんだ。じゃあ、そう言う事だよね???」

「バイキソマソ　駄目だ、意思の疎通が出来ない…スターリンとソビエト軍歌が、どう爆破予告に関連しているのだ…」

「尾崎　関係はしていないけど、そう言う事だよね???」

「バイキソマソ　意味がわからないよ、何がそう言う事なんだ～～～へるぷみーえーりん、じゃなくてアソパソマソ～～～」

「尾崎　威力業務妨害は否認と。では、渋谷区での通行人殺害は、認めるね???」

「バイキソマソ　私は嘘をつかないからな。認む」

「尾崎　では、渋谷警察署から逃走した事も、認めるね???」

「バイキソマソ　否!!!あれは、石破が錠を開けたのだ!!!私の自由意思で逃亡したのでは無い!!!」

「尾崎　石破って、前総理大臣の???」

「バイキソマソ　他に誰がいる。そもそも、石破がOKしたのだから、罪で無い!!!」

「尾崎　もしかして、石破茂を騙ってバイキソマソを誘拐した趣旨の置き手紙を残したのも、君???」

「バイキソマソ　私で無いな。そもそも紙もペンも無かったでは無いか」

「尾崎　じゃあ、あの不良がやったのかな???」

「バイキソマソ　何故そうなる。石破が錠を開けたのだから、石破がやったのだろう」

「尾崎　実はね、あの置き手紙も、偽計業務妨害で捜査しているんだ」

「バイキソマソ　そうか。石破も晴れて犯罪者か」

「尾崎　では、逃走と偽計業務妨害の双方を完全に否認するんだね???前総理に罪を着せても、それを信じる裁判官は、誰一人いないよ???」

「バイキソマソ　事実を言って何が悪い!!!嘘をついて、石破は無実ですとでも言えば良いのか!!!」

「尾崎　では、品川警察署に対し爆破予告を送った事による、威力業務妨害は、認めるね???」

「バイキソマソ　やっていない!!!私は、一切の爆破予告及び爆破は、やっていない!!!」

「尾崎　では、品川区役所及び品川警察署の爆破は、認めるね???」

「バイキソマソ　だから、やっていないと言っている!!!」

「尾崎　でも、これは爆発物取締罰則違反と言う、物凄く重い罪なのだよ???今回は、運よく死傷者はいなかったけど、それでも7年の投獄は確実さ!!!」

「バイキソマソ　何故そうも私を犯人にする!!!証拠を見せろ!!!」

「尾崎　じゃあ資料を見せるね」

「バイキソマソ　またスターリンとソビエト軍歌だ!!!意味がわからねぇ!!!」

「尾崎　これもあるよ」

「バイキソマソ　これは、爆破予告の文書か。警視庁なら当然把握している物が、証拠か???」

「尾崎　資料を見て、どう???」

「バイキソマソ　そもそも何だ資料とは!!!証拠では無いのか!!!」

「尾崎　資料だよ。何かわからない事ある???」

「バイキソマソ　もういい、次だ!!!」

「尾崎　では、新宿区での資産家に対する強盗致傷は、認めるね???」

「バイキソマソ　私は嘘をつかないと言ったろう。認む」

「尾崎　では、走行中の湘南新宿ラインから東北新幹線へ飛び乗った事による、往来危険罪及び威力業務妨害に付いても、認めるね???」

「バイキソマソ　上に同じく、認む」

「尾崎　では、6歳の子供を連れ去った、未成年者略取も、認めるね???」

「バイキソマソ　認めん!!!あの子供が勝手に付いて来たのだ!!!」

「尾崎　でも連れ去ったよね???」

「バイキソマソ　だから、子供が勝手に付いて来たのだ!!!帰る気があれば何時でも帰れた!!!」

「尾崎　でも、脅したでしょ???」

「バイキソマソ　証拠も無いのに何を言う!!!自白の強要尾崎が!!!」

「尾崎　じゃあ資料を見せるね」

「バイキソマソ　もうスターリンとソビエト軍歌は要らぬわ!!!同じ事を何度やろうとも、虚偽の自白は出来ぬ!!!」

「尾崎　でも、罪重くなるよ???」

「バイキソマソ　うるさい!!!何と言おうと事実は事実だ!!!」

「尾崎　じゃあ、やったんだね???」

「バイキソマソ　やっていない!!!勝手に付いて来ただけだ!!!連れ去ってなどいない!!!」

「尾崎　以上が、君の犯した罪だ。反省してる???」

「バイキソマソ　私の正義を貫いたまでだ!!!」

「尾崎　では、今日の取り調べは、ここまでだ。独房で抜いてろ!!!」

(独房に叩き込まれるバイキソマソのぎゃぁぎゃぁ音)

「市川　どうしてあんな大罪人に協力したのかな???」

「不良　そう言う運命だから???」

「市川　まだ16歳なのに強盗なんて、駄目だよぉ」

「不良　年齢に関係無く駄目だろ」

「市川　そう言えば、君はもう512件も強盗をしているんだね???」

「不良　しばらくは逃げられてたんだけどな」

「市川　もう2年も逃げてたんだねぇ、これじゃあ少年院だよぉ???」

「不良　入って堪るか」

「市川　でも、512件の強盗じゃあ、少年院だよぉ」

「不良　でも殺人はしてないぞ」

「市川　そう言う問題じゃあ無いよぉ???」

「不良　で、何時釈放されるんだ???」

「市川　512件もの強盗を起こした奴を釈放する訳無いでしょぉ???」

「不良　はっはっは」

「市川　あの偽バイキソマソは、なぁに???」

「不良　さあな。おれの知る所じゃ無いな」

「市川　容疑を否認するの???強盗は認めてるのに???」

「不良　容疑???どういう事だ???」

「市川　偽のバイキソマソを送り込んで、逃げようとしたんでしょ???偽計業務妨害だよぉ」

「不良　認めはしないが、この際何でも良いからな。自由に送検してくれ」

「市川　張り合いが無いねぇ、資料を見ても同じかな???」

「不良　ソビエト史の資料かな???」

「市川　顔写真と軍歌だよぉ」

「不良　これがどうした」

「市川　これらが、君のスマートフォンから出て来たんだ。じゃあそう言う事だよねぇ???」

「不良　おれはスマホなんて持った事無いが???」

「市川　でもこれは君のスマートフォンから出て来たんだ。じゃあそう言う事だよね???」

「不良　そうかい。もう疲れたから、黙秘するわ」

「市川　そんな事したら、少年院だよぉ」

「不良　そうかい」

「市川　そうかいじゃ無いよぉ～～～」

「不良　………」

「市川　黙らないでよぉ～～～」

「不良　………」

「市川　じゃあ、今日の取り調べは、これで終わりにするよぉ」

(独房で待機する不良のふりょふりょ音)