~流石にやばい、尾崎の首~(2025年10月30日午後6時)
「尾崎 これより、品川区役所・警察署爆破事件の首謀者、バイキソマソの捕獲に向けた作戦会議を開始する」
「市川 警部補~~~」
「捜査員D これまで幾度と無く確保の機会があったにも関わらず、全て取り逃がした責任は誰が取るのでしょうか???」
「尾崎 お前だ。おい市川、こいつを投獄しろ」
「捜査員D ぬわ~~~」
「尾崎 バイキソマソは現在、群馬県内に逃走しちぇいる。これよりバイキソマソ捕獲隊を結成し、群馬県警と共にバイキソマソ捕獲へ乗り出す」
「捜査員A 石破より電話です!!!」
「石破 バイキソマソが総理官邸へ向かっているそうだ。至急総理官邸を保護してくれ」
「尾崎 ダニィ!!!判りました、至急総理官邸に急行致します!!!」
「石破 必ずここで、バイキソマソを仕留めろ。さもなくば、お前の首は総理官邸の玄関に飾られる事となる」
「尾崎 怖いよう、じゃなくて、捕獲致します!!!」
「石破 楽しみにマッテオる」
「尾崎 計画変更だぁ!!!総員、総理官邸へ急行せよ!!!今度こそ必ずバイキソマソを捕獲せよ!!!で無けりゃ、全員巡査だ!!!」
「捜査員たち 行くぞ~~~」
(総理官邸の音)
「尾崎 良く見張って桶!!!バイキソマソを見逃すな!!!」
「捜査員A バイキソマソ、発見!!!」
「尾崎 いた!!!あっちだ~~~国会の裏だぁ!!!」
「市川 対戦車砲、発射!!!」
「バイキソマソ 痛い~~~」
「尾崎 バイキソマソが負傷した!!!確保だ~~~」
「捜査員A 粘着砲、発射!!!」
「尾崎 珍しく捜査員Aが上手く撃ったぞ!!!バイキソマソは地面にくっ付いた!!!じたばたして動かない!!」
「バイキソマソ 動けない~~~」
「尾崎 爆発物取締罰則違反で通常逮捕する!!!」
「バイキソマソ わわわ~~~」
「市川 しかし、余りに呆気無い最後だ…前回の様に、助けも来ない…これは一体…」
「尾崎 気にしても仕方無い!!!市川、お前は今から巡査部長だ!!!捜査員Aも巡査部長だ!!!」
(品川警察署の代替として警視庁本部に連行されるバイキソマソの大人しい音)
「尾崎 何故品川区役所と品川警察署を爆破した???」
「バイキソマソ 捕まらない自信があったんだ…」
「市川 それで、調子に乗っちゃったの???」
「バイキソマソ 大丈夫だと思った…」
「市川 爆破予告だけならまだしも、本当に爆破しちゃあ駄目だよ~~~」
「バイキソマソ 反省している…」
「尾崎 本当にバイキソマソがやったの???」
「バイキソマソ 私が単独で全て爆破した…」
「市川 全て正直に言ってねぇ~~~」
「バイキソマソ 品川区役所と品川警察署を、私が爆破した…」
「尾崎 そうかい。取り敢えず、今日の取り調べは終わりだ」
「市川 あのバイキソマソ、様子がおかしい」
「尾崎 お前も気付いたか。何故以前は頑なに自白しなかったのに、今になってああも素直に…」
「市川 まさか、偽物!?!?」
「尾崎 逮捕時も、やけに大人しかった。妙な弾幕も使わず、仲間も来ず。もう一度捜査だ!!!やはり群馬へ急行せねば!!!」
「市川 とは言え、バイキソマソらしき人物は逮捕した事ですし、一旦報道には逮捕したと言って、秘密裏に捜査を続けるのはどうでしょう」
「尾崎 それで池!!!市川、報道任せたぞ!!!」
「市川 やりたくないよぅ」
「捜査員A 石破から電話です!!!」
「石破 バイキソマソを逮捕した様で、何より。徹底的に余罪を追及し、完膚なきまでに叩きのめせ。さもなくば、お前は巡査だ」
「尾崎 はい~~~自白の強要します~~~」
「石破 頼んだぞ」
「尾崎 石破…あやつも偽物なのだろうか…」




