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68話:ルリさんとコラボ配信をしていく④

 ガーゴイルを倒し終えた僕はそのままルリさんが配信してるカメラに向かってこう言っていった。


「ふぅ……という事で今日はバフ魔法の仕様について実践を交えて解説してみました。このバフ魔法の仕様について知っておくと強いモンスターと戦う時に役立つと思うので、リスナーの皆さんも是非とも覚えていってくださいね」

「うん、私もバフ魔法の仕様についてはちょっと勘違いしてた所があったからこの講義をしてくれて凄く助かったよ! 本当にありがとうユウ君!」


―― atagi:私もバフ魔法の仕様は勘違いして覚えてたから助かった!

―― くろ:俺もちゃんと理解出来てなかったから助かった! ありがとうユウ君せんせー!

―― ゴリ:バフ魔法だけとっても魔法って凄く奥が深いんだなぁ……本当に凄く勉強になる配信だ!


「はは、ルリさんやリスナーの皆さんの役に立ったようなら良かったです。それと“バフ魔法”と対となる“デバフ魔法”にも色々と奥が深い仕様もあるんですけど……これ以上講義みたいな配信をしてもリスナーの皆さんが疲れちゃうと思うので、デバフ魔法についての話はまた別の機会にしましょうか」

「おっ、デバフ魔法! デバフ魔法って事は闇属性魔法の話だよね? 闇属性魔法って凄く難しそうなイメージが強いから、正直私は闇属性魔法に関しては未だによくわかってない事が多いんだよねぇ……あ、リスナーの皆はどうかな? 闇属性の魔法の知識はどんな感じかな?」


―― りゅぜ:ルリちゃんと同じで闇属性の魔法は全然理解出来てないよー……

―― 枢木:闇魔法って魔力消費ヤバイしピーキーな魔法が多いっていうイメージがあるせいで習得する気があんまり起きないんだよなぁ……

―― ぺこ:確かに闇魔法って使いこなすの大変そうだもんね……だから闇魔法について解説とかしてくれたら凄く嬉しい!!


「ふむふむ、なるほど。コメントを見た感じ闇魔法について知りたい人は多そうな感じですね。はい、わかりました! それじゃあ次回の配信では闇属性とかデバフ魔法についての話をしましょうか!」

「おぉ! 皆やったよ! 次回のコラボ配信ではユウ君せんせーが闇魔法とかデバフ魔法について解説してくれるってさ! これは今から凄く楽しみだねー! それじゃあユウ君せんせーには次回も魔法についての詳しい講師役をお願いしますね!」

「はい! あ、でも僕はデバフ魔法は一切使えないので今回みたいな実践形式での解説はちょっと無理なんですけど……って、あ、そうだ。そういえば僕には妹がいるんですけど、僕の妹は闇魔法がかなり得意なので、次回の先生役に妹も連れて来ても良いですかね?」

「え? って、えぇっ!? ユウ君の妹ちゃんって闇魔法が得意なの!?」


―― りゅぜ:ピーキーな闇魔法を使いこなす妹ちゃんだと!?

―― ぺこ:というかユウ君せんせーに妹ちゃんがいる事にビックリ!

―― atagi:ユウ君せんせーの妹ちゃんとか絶対に可愛いでしょ!

―― 枢木:妹ちゃん見てみたいー! ユウ君せんせーの妹ちゃんってどんな感じの子なんだろう?


「リスナーの皆もユウ君の妹ちゃんがすっごく気になってるみたいだねー! ちなみに実は私はユウ君の妹ちゃんには会った事があるんだけど、すっごく可愛くてオシャレな中学生の女の子だったよ! ふふ、そうだよねー、ユウ君?」

「え? あ、は、はい、そうですね! 妹は兄の僕から見ても凄く可愛いですし、それに凄く真面目で優しくて本当に自慢の妹なんです!」


―― くろ:めっちゃノロケてる!w

―― atagi:ユウ君せんせーは絶対に嘘言わないだろうから本心でそう思ってるってのが凄く伝わってくるよね!

―― ぺこ:うんうん、だからユウ君せんせーの妹ちゃんは本当に可愛くて優しい女の子なんだろうなー!

―― りゅぜ:それに今の口ぶりからして凄く仲の良い兄妹だってのも想像できるよね!

―― 枢木:兄妹仲良く一緒にダンジョン探索とかしてるって思うとめっちゃエモい!


「あはは、確かに確かに! 兄妹で仲良くダンジョン探索なんてすっごくエモいよね! ふふ、それじゃあ是非とも今度のコラボ配信ではユウ君の妹ちゃんに闇魔法についての解説役を打診してみてね!」

「はい、了解です! それじゃあ今日の配信が終わったらすぐに妹に打診してみます!」

「うん、よろしくね! よし、という事で次回の配信内容も無事に決まった事だし、それじゃあそろそろダンジョン探索の方に戻ろっか!」

「はい、わかりました!」


 という事で次回のコラボについての話で大いに盛り上がっていきながらも、それからも僕達は楽しくダンジョン配信を続けていったのであった。

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