特集3 サイトのお墓
「あぁ、えーさん。また小説投稿サイトが閉鎖されるというお知らせが来てしまいまして」
「ということで今回は、お亡くなりになられた小説投稿サイトを紹介していきます!」
「まぁ私たち以外にも過去に小説投稿サイトについてまとめていた人たちがおられるのでそのまとめや、過去の記事、口コミ、閉鎖情報を調べて集めました」
「まぁ、あるものを調べるのと違ってないものを調べないといけないのでなかなか難儀でした。
かなりぬけ漏れがあると思いますが、。とりあえず50個くらい見つけたので、ここで供養しておきます。なむなむ」
まぁ需要に対して供給が多いですから。淘汰されていくのです。
昔はそこまで頑張らなくても人は集まったんですが、現在だと本気でサイト作りしないとほぼ人は集まらないですからね。今だと有名企業が参入してもさっぱりですよ。あそことか、あそことか」
「閉鎖までどれくらいの期間生存しているかグラフ化してみました」
「多分大半はそうだと思いますよ。誰にも知られずオープンして、こっそり閉鎖されるものばかりじゃないですかね。よほどアンテナ張っていないと見つかりませんからね。特に個人運営。そういうのは記録にも記憶にも残らないですからね実際にはいっぱいあると思いますね」
ということで今回は閉鎖サイトを並べていきますよー
あ、もし読者様の中に利用者がおられましたら当時のことを語っていただけると嬉しいです。
また他にもお亡くなりになられた投稿サイトをご存知でしたらここに記録を残していってくださると嬉しいです。
ではお参りに行きましょう」
『Taskey』
生まれ年:2015年2月(β版開始)
没年:2018年12月
Taskey株式会社が運営していた小説投稿サイト。世界中のクリエイターが共に作品を創る場を提供するという目的で設立された。
現在Taskey株式会社は『peep』というチャット小説アプリに力を入れている。
『DigNovel』
生まれ年:2017年12月
没年:2018年6月
クラウドファンディングサービス『CAMPFIRE』で資金調達して作成された小説投稿サイト。
https://camp-fire.jp/projects/view/46759
経験値システムを導入していて、経験値が貯まるとマイページの木が成長する。経験値を貯める方法としては、『小説を投稿する』『書評・話評を投稿する』『コメントを書く』『いいねを送る』がある。また活動によりポイントも貯まり、サイト内の宣伝として使うことができた。
『にじファン』
生まれ年:2010年8月
没年:2012年7月
小説家になろうの運営『株式会社ヒナプロジェクト』が運営していた二次創作小説専門サイト。
もともと小説家になろうは二次創作が強いサイトだったが、著作権関係のクレームや申し立てなどが多かったのか、にじファン運営継続が難しくなったため閉鎖された。
また、その際に作家たちが移住できる場として、ハーメルン、暁などの二次創作投稿サイトが有志により多数作成された。
『アットノベルス』
生まれ年:不明(2010年ごろには存在)
没年:2014年~2015年ごろ
個人運営の二次創作小説メインの投稿サイト。いつの間にか管理人が失踪し消えていたサイト。お知らせなく消滅していたため、投稿データがなくなる作者も結構いたみたい。
『スキマノベル』
生まれ年:2016年9月
没年:2016年11月
読書量計測システムや読みやすい環境でファンも多かった。なお、閉鎖理由は開発担当者の体調不良。開発担当者が一人で、代替も見つからなかっため閉鎖された。
『プロジェクト・アマテラス』
生まれ年:2012年4月
没年:2015年1月
”『あらゆるタイプの才能を多角的に発掘する』という趣旨の元、小説・イラストの公募、新人アイドルの募集等、幅広い分野における才能発掘プロジェクトが行われていた”(wikiより)
小説の投稿、イラストの投稿、掲示板の作成・書込み、掲示板上での他投稿者・編集者・アイドルとの交流、EPUB形式による、投稿小説のダウンロードができたみたい。
『ノベルジム』
生まれ年:2014年5月
没年:2017年1月
アミューズメントメディア総合学院が運営していた、「楽しく鍛える」をコンセプトに、楽しみながら文章力の向上を目指せることが特長のサイト。
”「小説を書きたい!どうすれば書けるようになるの?」
「これまで自己流で書いてきたけど、評価はイマイチ……何が足りないんだろう?」
そんな声に対して、“プロを育てるプロ”である小説トレーナーたちがコーチングによってサポートしていきます。”
小説の書き方について学ぶことができるサイトだった。
『dNovels』
生まれ年:2008年ごろ(月は不明)
没年:2017年1月
株式会社GMWが運営していたdNovelsは小説投稿サイトとSNSの機能を兼ね備えたサイト。コミュニティを作って趣味の合う仲間を見つけることが出来た。
コミュニティでは共通の掲示板を作成して、様々な意見交流やコミュニケーションをとることができた。
また投稿された小説は、PDFにしてダウンロードが可能で、縦向き・横向き・サイズなど様々な書式で出力できた。
なお、株式会社GMWは現在、『腐女子の為のSNS - pictBLand』、『男女CP好きの為のSNS - pictMalFem』、『GL好きの為のSNS - pictGLand』を運営中。
『Yahoo!ジオシティーズ』
生まれ年:2000年
没年:2019年3月
Yahoo! JAPANが運営していた無料のウェブサイト提供スペース。
ブログなどに多く使われていたが、小説も載せる人も多かった。
2018年10月時点で約400万件のサイトを保有しており、このサービス終了の瞬間にこれらのサイトが消失したことになる。
一応、サーバ上のデータは2020年3月31日までダウンロード可能で、同日に全削除される予定。インターネットのデータは永続的に残ると思われがちだが、こうやってサービス終了により消えてしまうことも多い。
『ぱろしょ』
生まれ年:2005年ごろ
没年:2018年12月
まったり系の小説サイトだったらしい。
ただお喋りや馴れ合いが中心ではなく、率直な感想や厳しい意見も認められていた。
作家登録をしなくても小説の投稿は可能だったみたい。
『よむわん』
生まれ年:2012年12月
没年:2013年5月
不動産・介護事業などを手がける株式会社ゼロワンが運営していた、電子書籍投稿コミュニティサイト。
参入してすぐに閉鎖したところを見ると人が集まらなかったのかもしれない。
『メディバン(ラノベ機能)』
生まれ年:2014年6月
没年:2019年2月
株式会社MediBangが運営していたMediBangのラノベ機能が2019年2月に廃止された。もともとMediBangはマンガ、イラストメインのサイトなので人気があまりなかったのかもしれない。
またMediBangは小説投稿サイト『ストリエ』の運営を引き継いだため、2つも必要なくなったのかも。お知らせには”今後ラノベの投稿・閲覧に関しては「ストリエ」をご利用ください。”とある。
『ズバットノベル!』
生まれ年:不明(多分2013年ごろ)
没年:不明(多分2014年ごろ)
投稿者の小説力向上を目的とした投稿小説サイト。サイト名はズバッとした感想をもらえることからきている。
いつの間にか誕生し、いつの間にか閉鎖された。
『モバゲー(小説サービス)』
生まれ年:2006年2月
没年:2016年8月
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が運営していたモバゲーの小説サービスが2016年 8月に終了となった。
モバゲー小説コーナーはエブリスタの前身で、エブリスタはこのモバゲーから作品や会員を引き継いでいたため初期からかなり巨大なサイトとなった。
2010年6月のエブリスタ誕生から連携が始まり両方のサイトで閲覧することができたが、この時点をもってエブリスタ一本になった。
『トルタ』
生まれ年:2016年4月
没年:2018年11月ごろ
株式会社BookLiveが運営していた小説投稿サービス。女子高生向けのケータイ小説がメインで作品内のきゅんとしたフレーズにマーク、コメントできる業界初の新機能「きゅん機能」などがあった。
競合の魔法のiランドやスターツには勝てなかったようで、いつの間にかひっそりとサービス終了していた。
『CRUNCH MAGAZINE』
生まれ年:2013年8月
没年:2019年7月
CRUNCH MAGAZINEは作品を通じた書き手と読み手の素晴らしい出会いを引き起こすことを念頭に設計された、ソーシャルメディア・プラットフォーム。自分の作品を投稿し、読者からの反響を獲得するという目的で開始された。
第48回文藝賞を受賞した今村友紀氏が開発した投稿サイト。キャッチコピーは「研ぎ澄まされた言葉を、一行でも」。サイト開発者が文芸系なため、文芸系作品が多いサイトだった。
しかしながら個人開発であり、開発・サポートを継続するだけのリソースを確保できなくなり閉鎖された。
『大集合NEO』
生まれ年:2006年8月
没年:2015年3月
株式会社オープンドアが運営する携帯電話向けのゲームサイト兼ソーシャル・ネットワーキング・サービス。
モバゲータウンによく似た作りで小説を投稿する機能もあった。
携帯電話の利用者減少などにより終了した。
『ツイッテラー』
生まれ年:2010年9月
没年:2010年12月ごろ?(不明)
ワイズ特許サービス株式会社が運営していたTwitter連動の140文字小説投稿サービス。
ツイッテラーは、Twitterと同じ「140文字」の単位で詩や小説、散文などを投稿したり、他ユーザーの作品を閲覧できる無料サイト。なお、ツイッテラーのユーザー登録にはTwitter IDが必須。
『プリズム』
生まれ年:2012年
没年:2016年ごろ?
縦書き表示に対応した小説投稿サイト。閲覧設定で色々といじれて、実際の本を読むように自然なかたちで読書を楽しめるように設計された。
2014年ごろにアップデートが停止し、そのごこっそりと閉鎖された模様。(2015年11月にはまだあったらしい)
『うぇぶどら!』
生まれ年:2014年10月
没年:2016年7月ごろ?(不明)
個人開発の小説投稿サイト。縦書きで分岐可能なリレー小説を作成できた。ストーリーの分岐もどの話の部分からでもでき、セリフ一つ書くだけの参加も可能。
あまり認知されなかったのか、いつの間にか消えていた。
『chocot』
生まれ年:2017年7月
没年:2018年3月ごろ?
株式会社MIWAKUが運営していたチャット小説投稿アプリ。チャット小説を読む/書くことができた。
流行のチャット小説アプリ。2017年7月に誕生し、2018年2月にアンドロイド版のアプリをリリースしたが特に話題にもならずいつの間にか終了していた。
『フォレストノベル』
生まれ年:2005年6月
没年:2014年1月
2005年に誕生した携帯小説投稿サイト。『書籍化』や『映画化』もされており、会員数、作品数もかなり多かったが、携帯小説ブームの衰退とともに閉鎖された模様。
フォレストノベルを運営していた株式会社ビジュアルワークスは現在、チャット小説などが入った新しい小説サービス『フォレストページプラス』や『POCH - 夢小説機能対応チャット小説』アプリなどを運営している。
なお多くの人の黒歴史を作った『フォレストページ』はまだ存在している。
『ぴよぶっく』
生まれ年:2014年6月
没年:2018年12月
2014年に誕生した小説投稿サイト。当初はぴよぴよという名前だったが2014年7月にぴよぶっくに改名された。
しおり機能、リレー小説、メール投稿機能、アンケートやリクエスト機能もあって結構機能が充実したサイトだった。
しかしながら知名度がなくユーザーがあまり増えず閉鎖された模様。
『TASUKI』
生まれ年:不明(2008年ごろにはあった?)
没年:不明(2014年はまだあった)
携帯リレー小説を投稿できるサイト。みんなでストーリーを考え、一つの作品を作り上げて行くことができる。
『KAKEBA リレー小説』
生まれ年:2015年3月
没年:不明(2017年ごろまではあったらしい)
『KAKEBA』は、起・承・転・結をそれぞれの作家が執筆し、4人で1つの小説を創りあげる文芸サイト。リレー小説を作ることができた。
人が集まらなくていつのまにか閉鎖された模様。
『創作楽市』
生まれ年:2006年8月ごろ
没年:2014年~2018年の間(詳細不明)
2006年に誕生した小説投稿サイト。ポプラ社の『作品市場』の後継サイトらしい。
自分が作家先生になったつもりで『マイ書斎』をもったり、執筆中の作品を管理することもできた。投稿した作品の『表紙イメージ』『タイトル』や『オビ』を自由に入れられる機能もあった。
投稿者ばかりで、読者が集まらずひっそりと閉鎖されたのかも。
『KAKUZE』
生まれ年:2018年3月
没年:2018年の年末ごろ?
仮想通貨INZEIを通してクリエイターを支援することを目的にした創作投稿サイト。将来的には小説以外にも漫画やイラスト、音楽など幅広い創作物が投稿できるようにしたかったらしい。
仮想通貨が色々と有名になり始めた時に開始され、9月ごろに開発がストップし、いつの間にか閉鎖されていた。
『Novelvia』
生まれ年:2013年4月
没年:2013年12月
2013年に誕生した小説投稿サイト。
大学の研究で製作された実験的なサイト。そのためサイト内で色々なデータを取得し、最後にポスターにまとめられた。Twitterにその結果が貼ってある。
53人がユーザー登録し、20作品が投稿され訪問者は637回。累計PVは1.4万だった。
データ取得が終わった時点でサイトは閉鎖された。
『ebookers』
生まれ年:2011年5月ごろ?
没年:2018年3月
ebookers は株式会社存在社万寿パブリケーションが運営していたサイト。
ebookersは、エンターテインメント(娯楽)でインタラクティブ(双方向)なテキストコンテンツを盛り上げ、発展させていく事を目的としたコミュニティサイト。
インターネットに適した双方向性と参加型の娯楽性に富んだ読み物コンテンツを『エンターラクティブ(TM)ブック』と提唱し、そうした作品を誰でも気軽に創作し、遊び合える場の提供することを目指した。
まぁユーザーが集まらなくて閉鎖された感じ。
『Gocco』
生まれ年:2006年12月
没年:2015年8月
サイトクリエイトが運営していたケータイ小説投稿サイト。
投稿された作品を無断で電子書籍化する、という問題を起こして炎上。そして閉鎖された。
『ノベランタン』
生まれ年:2010年1月ごろ
没年:不明
多分個人運営の縦書き風に読める小説投稿サイト。
感想、評価点をつけられる機能などがあった。
人気が出なくていつの間にか終了していた。
『小説YoQii』
生まれ年:2011年11月ごろ
没年:2015年5月ごろ?
個人運営のネット小説投稿サイト。たぶん2次創作系が多かった感じ。
あんまり人気もなくて人も集められなくて、いつの間にかひっそり終了した。
『みんなのノベル』
生まれ年:2009年6月
没年:不明
2009年に開始された携帯電話でノベルゲームや小説を作れる、ユーザー投稿型サービス。選択肢による物語の分岐を加え、背景画像やキャラクター画像の設定ができるゲーム作品を作ることができた。
β版のまま正式に開始されたのかされなかったのかは不明。
『WordBag』
生まれ年:2019年1月
没年:2019年6月
2019年1月にできた個人が運営していた小説投稿サイト。
結局、投稿者が最後まで一人だったために2019年6月30日をもって閉鎖された。
『NEWVEL-LIBRARY』
生まれ年:2001年
没年:不明(2015年まではまだあった)
小説投稿や投稿された小説を読むことができるサイト。個人サイトの小説登録と併用して使うこともできたらしい。
NEWVELはネット小説検索サイトとして有名だったらしい。
『すぴばる小説部』
生まれ年:2011年12月
没年:2016年4月
web拍手で有名な株式会社web拍手が運営していた、表情付きのつぶやきが投稿できるサービス。イラスト、小説の投稿もできた。 ドリーム小説が人気だった模様。
『L-boom』
生まれ年:2017年11月
没年:2019年8月
2017年11月にできた小説投稿サイト。漫画やイラスト、小説が投稿できた。
公式とユーザー投稿に分かれていた。あまり利用ユーザーがいなかったので閉鎖された模様。
『なないろノベル』
生まれ年:2008年11月
没年:不明(たぶん2012年ごろ)
2008年11月にできたケータイ小説投稿サイト。ケータイ小説ブームに誕生したサイト。Flashで読めたらしい。
ただ、ブームに乗り遅れたのか、あまり話題にならずいつの間にか終了した。
『携帯小説ファントリー』
生まれ年:不明(2008年にはあった)
没年:不明(2012年ごろにはまだあった)
ケータイ小説が読めるサイト、ブームに始まりブームとともに終了したと思われる。
『NightTalker』
生まれ年:2007年ごろ?
没年:2018年10月
二次創作メインの小説投稿サイト。椎名高志系列の二次創作でGS美神作品多めだった。
『しぐうぃん』
生まれ年:2006年3月
没年:2016年ごろ?
小説を書きたいと思ってもあと一歩が踏み出せない、面白いストーリーを考えたけど文章にする自信がない。そんな人のための投稿サイト。いつの間にか閉鎖。
『ラノベジェネレーション』
生まれ年:2010年
没年:2015年3月ごろ?
作家とイラストレーターで作り上げる新しいライトノベル投稿サイト。2015年ごろにひっそり閉鎖。
『STORIA』
生まれ年:2007年8月
没年:不明
2007年に誕生したオンライン小説SNS。どんなサイトだったかは不明。現在もTopページは存在するものの投稿された小説は読むことはできない。
『NovelMark』
生まれ年:2005年5月
没年:不明
会員登録制の小説投稿サイト。かなり前のサイトだが、テキストを縦書きで表示することができたらしい。いつ終了したかは不明。
『Caravel』
生まれ年:2016年8月
没年:2019年8月
株式会社ビジュアライズが運営している、見せたい人だけに見せられる小説投稿サイト。
投稿する時に公開範囲を選択でき、『許可した人だけが読める小説』を作ることができる。
『ルートノベル』
生まれ年:2015年6月
没年:2017年4月ごろ
選択肢のある小説投稿サイト。小説を読んでいる読者が選択肢を選ぶことによって、その後の展開を変えることができた。普通の小説と違い、一つの物語のルートを辿るのではなく自分でルートを選ぶことができた。
『ノベつく』
生まれ年:2008年5月
没年:不明(2014年には終了していた感じ)
ユーザーが参加して、シナリオを書き込んだりプレイしたりできる携帯電話向けノベルゲームサイト。携帯電話からノベルゲームを作成したり、プレイしたりできるサイト。作成機能に加えて、他のユーザーが投稿したゲームを遊ぶこともでき、プレイ後に3段階で評価したり、コメントを投稿したりできた。
フィーチャーフォンの衰退とともに終了したと思われる。
『ふみふみ - 物読み・物書きのための投稿サイト -』
生まれ年:不明(2008年ごろにはあったみたい)
没年:不明(2014年ごろまではあったみたい)
「ふみふみ(文々)」はオリジナル小説などの文章作品を投稿したり、読んだりするサイト。感想を投稿したり、作品を評価することもできた。
いつの間にか誕生し、いつの間にか閉鎖された模様。
『小説投稿#238』
生まれ年:2003年
没年:不明(2013年ごろ?)
2003年に誕生した、Anthologysを用いた小説投稿サイト。
古くから存在していたがいつの間にか閉鎖されていた。
『こだぬき書店』
生まれ年:2019年9月
没年:2019年10月
できて一か月で閉鎖。
『Alight』
生まれ年:2018年12月
没年:2019年10月ごろ
2018年に誕生した小説投稿サイト。縦組で読めるサイトだった。個人運営ながらそこそこ利用者を集めていた。
ただ、5月ごろを境に管理人が失踪。たびたびサイトにつながらない事態が発生。
9月ごろまではそのたびに復旧していたが、10月ごろから復旧しないので、もう閉鎖されたのかもしれない。
『Denkinovel』
生まれ年:2012年11月
没年:2019年11月
2012年11月にできた、個人が運営する『動く』小説投稿サイト。
ノベルゲームのように音楽 + 映像で小説を演出することができた。
画面内をクリックして画面をすすめていく。画面ごとに背景とテキスト、音声、画面の切り替わりが設定できた。
2019年7月ごろからサイトにつながらなくなり、11月に運営から正式に活動休止宣言が発表された。
『iのべる』
生まれ年:2008年6月ごろ
没年:2019年8月ごろ
2008年から存在したケータイ小説投稿サイト。
ケータイ小説ブームの影響もあり一時期は賑わっていたよう。しかしながらケータイ小説の衰退に伴い、新規投稿される小説も少なくなってきていた。そして2018年5月から運営からのお知らせも途絶え、2019年8月からサイトにつながらなくなった。
『めぐるほん』
生まれ年:2009年9月
没年:不明(2013年ごろにはまだ存在)
本格的に小説家を目指す人のための小説投稿サイト。小説投稿、日記を書いたり、読書記録をつけたり、あなたの小説ライフをサポートしていたらしい。
『時空モノガタリ』
生まれ年:2012年2月
没年:2019年12月
賞金付きの短編小説・掌編小説の小説コンテストサイト。コンテストでは都度、テーマ(お題)が提示される。コンテストは定期的(最近は1か月に1度)に開催されていて短編作家がよく利用していた。
『メクる』
生まれ年:2014年4月
没年:2020年5月予定
2014年に誕生した、小説、コミック、イラストが投稿できる投稿サイト。つぶやき機能やサークル機能、イベント機能など交流機能が多数用意されていた。
安定したサイト運営を続けられなくなったため閉鎖される予定。
「色々とありましたね。インターネットは情報が残ると思われがちですが、結構あっけなく消えていくんですよね」
「まぁ超大手の小説家になろうが未来永劫あるとも限らないので、見つけた作品は今読めるうちに読んどくのがいいですね」
お墓イラスト:いらすとや




